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●第12回 世界会議開催によせて

アイヤ会代表 小泉 貴


 みなさん、こんにちは。アイヤ会の代表をしております小泉です。いよいよ第12回国際網膜世界会議の日がやってまいりました。

 この日が来るのを待ちわびていた私をはじめ、皆さんもさぞかし感慨深いものと思います。この日がこれこそ本当に待ち望む日、治療法の確立の日に向けての大きな一歩となることを願ってやみません。

アイヤ会はJRPS(日本網膜色素変性症協会)の会員の中で、視覚だけでなく聴覚にも障害のある会員の部会で、1996年JRPSの理事会において国立身体障害者リハビリテーションセンター病院眼科の簗島謙次先生の提案によりスタートいたしました。

そして当時、患者理事でありました小泉自身も難聴を伴っていることもあり、代表を務めることになりました。ちなみにアイヤ会という名前は目の(アイ)と耳の(イヤー)を合成したものです。

 現在、アイヤ会のメンバーは各支部を超えて約30名ほどです。各支部にまたがっているため、いままでアイヤ会だけで企画、行事を行うのはなかなか難しい面もありましたが、今回の世界会議がアイヤ会にすばらしい舞台を用意してくれました。

 今回は、浜松医科大学医学部附属病院耳鼻咽喉科の岩崎聡先生とNPO法人視聴覚二重障害者福祉センター「すまいる」の門川紳一郎先生、そして特別ゲストに浜松医科大学医学部附属病院眼科の堀田喜裕先生をお迎えして視聴覚障害についてのパネルディスカッションを企画しました。

これを機会にもっと視聴覚障害に関しての情報交換などが出来ればと思っております。

 当然、この会場もPC通訳という方法を用い、聞こえにくい人への情報保障をしております。すべての人が同じ情報を得られるように努力しております。ぜひ、有意義な時間をお過ごしください。


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