各種催し


◎生活相談コーナー
 社会福祉法人愛光の高梨憲司がさまざまの生活相談に応じます。


◎進路相談コーナー
 千葉盲学校の平松喜久子、社会福祉士の佐々木貞子、小出佳子支部長、その他経験 豊かな人たちがさまざまの進路相談に応じます。


◎メイクアップ相談コーナー 浅野明美
 1986年より国産、外資化粧品メーカーにてビューティアドバイザーとして活 動。後にフリーとして独立しメーカー教育、メイクアップコンテストの審査員、海外 メイクショー、サロンにおいてのコンサルティングメイクなどを主業務とする。松嶋 菜々子、仁科亜季子、萬田久子などのメイクも手懸ける。カラーアナリストとしても 活動中。


◎美容講座「基礎化粧品の選び方」 国井大子(くにいおおこ)
 10年間ファッションモデルをした後、心理カウンセラー認定書取得、カラーリス トを習得しエステティックサロンでスキンケアカウンセラ―を経て現在はサビーナ自 然化粧品所属ビューティカウンセラーとしてアトピーや障害を持つ方や病気、薬の副 作用での肌ダメージの相談にのっている。またNTT提供インターネットTVのレ ギュラー出演中、講談社等の雑誌でのスキンケア対談やミニモニ、松浦綾等のコン サート用月刊誌連載、結婚相談所のビューティアップ講座や講演会も行っています。
連絡先:サビーナ自然化粧品
TEL:0120−101−309  FAX:0120−101−936
URL: http://www.sabina.jp/


◎視覚障害者地域生活イベント開催のご案内
 視覚障害者総合支援センターちばでは、在宅視覚障害者へ対して図書館事業に代表 される情報提供サービスと生活訓練・用具販売などの生活支援サービスを提供してい ます。
 このたび共催2社のご協力をいただき表記のイベントを開催することとなりまし た。開催期間も長めに設定しましたので、ご都合のよい時間にじっくり体験をしてい ただきたくご案内申し上げます。
主催:視覚障害者総合支援センターちば
共催:株式会社大活字・株式会社ラビット
日時:6月4日(金)および6月6日(日) 10時00分〜16時00分
会場:視覚障害者総合支援センターちば 5F
内容(6月4日、6月6日とも同内容)
(1)基調講演「音声配信はじまる」 11時00分〜12時00分
(2)情報機器・便利グッズ展示会および体験会
   出展企業 株式会社大活字・株式会社ラビット
(3)生活相談会 13時00分〜16時00分(要予約)
なお、展示会・体験会は6月7日(月)、8日(火)も引き続き行ないますので皆様 のご都合にあわせてお越し下さい。
問い合わせ先 視覚障害者総合支援センターちば
       電話:043−424−2582


◎医学講演会「視覚障害と生活習慣病」 千葉大学眼科 水野谷 智先生
【講演要旨】
 日常生活において視覚から得られる情報は全ての情報の80〜90%を占めると言 われています。超高齢化社会の中で生活の質を考えた場合、視力や視野といった視機 能をいかに健康に保ち続けられるかは重要なことです。一方、肥満や糖尿病、高脂血 症、動脈硬化症、高血圧症、がんなど以前に成人病と呼ばれていた病気は、長年の生 活習慣と関わりが深いので最近では生活習慣病と呼ばれるようになっています。これ らの病気は食事を中心とした毎日の生活の中で不適切な習慣を積み重ねることによっ て起こるものと考えられ、中年になってから注意するのではなく、若い頃からの生活 習慣に目を向けなければならないと言われています。これら生活習慣病のなかで糖尿 病、高脂血症、動脈硬化症、高血圧症などは眼にも病気を起こしてきます。糖尿病網 膜症、網膜静脈閉塞症、網膜動脈閉塞症、高血圧網膜症などが代表的な例です。網膜 とは眼底にあって光を感じる、カメラでいえばフィルムに相当するものです。
 平成14年の厚生労働省の調査では国内の推定糖尿病患者数は740万人、糖尿病予 備群880万人、合計1620万人となっており年々増加しています。以前の調査で は、糖尿病患者さんのうち医療機関に継続して通院している糖尿病患者さんは約32 %で残りは通院していないというデータもあり、多くの人が自分の健康状態を知らず に生活しているのが実態です。糖尿病による合併症に腎症、網膜症、神経障害があげ られますが、糖尿病網膜症は進行すると失明する可能性があり、日本人の中途失明の 原因疾患の第一位となっています。その予防、治療は社会的にも大変重要なことだと 考えられます。欧米では既に20年以上前に糖尿病網膜症が失明原因の第一位になっ て、失明者の保護のための様々な社会保障や援助が必要で社会復帰のためのリハビリ テーションに膨大な予算が必要となり、社会問題となりました。糖尿病網膜症が出て くるには、糖尿病になってから数年から10年くらいかかることが判っています。糖 尿病にかかってすぐに眼にくるわけではなく、血糖コントロールをしっかりとすれば 糖尿病網膜症が出てくるのを予防することもできます。重症な糖尿病網膜症になって 失明したり、失明の危機に迫っている患者さんは全糖尿病患者のうちの20%くらい と推定されています。こうした事態を避けるために糖尿病の患者さんは定期的に眼科 を受診し、眼底検査を受けることが必要です。
 高血圧や動脈硬化が原因とされている眼の病気に網膜静脈閉塞症や網膜動脈閉塞症が あります。ある日突然、網膜の血管が詰まって視力が下がってしまう病気です。頭の 中の病気でいえば脳出血や脳梗塞に相当するものです。これらは病状により治療方法 が分かれてきますので眼科医に早めに御相談下さい。
 目は心の窓とよく言われますが、人体の中で血管を直接見ることができるのは眼底以 外には無いので「眼底検査」は全身の病気の状態を推測できる非常に重要な検査なの です。ひとりひとりが眼の病気に関心を持ち、よりよい生活が送れるよう眼の健康に 注意していくことが重要であると思います。

1989年 金沢大学医学部卒業
同年 千葉大学眼科学教室入局、千葉大学医学部附属病院眼科勤務
1997年 厚生連下都賀総合病院眼科医長
1999年 米国ハーバード大学眼科研究員
2000年 千葉大学助手(医学部附属病院眼科)
2001年 国立千葉病院眼科医長
2004年 千葉大学講師(大学院医学研究院視覚病態学)

千葉県眼科医会常任理事
専門分野は網膜硝子体疾患、白内障手術


日本網膜色素変性症協会(JRPS)
 〒140−0013 東京都品川区南大井2−7−9 アミューズKビル4F
 TEL:03−5753−5156  FAX:03−5753−5176
 URL: http://www.jrps.org
 E-mail: info@jrps.org


各種問い合わせ
 JRPS千葉県支部事務局(JRPSちば) 太田浩二
 〒261−0011 千葉市美浜区真砂2−23−5−104
 TEL/FAX:043−270−7300  携帯:080−1173−1252
 E-mail: koji-ohta@h3.dion.ne.jp
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