「福祉機器体験会」開催のお知らせ



 本年は、新型コロナウイルス感染症の収束が見通せないことから、昨年に引き続きJRPSちば主催の「アイフェスタinちば」は中止といたしましたが、規模を縮小して出展企業4社による「福祉機器体験会」を開催することといたしましたので概要をお知らせいたします。
 当日は「ミニミニ交流サロン千葉」も別会場で行いますので、皆さまのご来場をお待ちしています。

 以下、開催概要です。
名称 福祉機器体験会
日時 2021年5月1日(土) 10時〜15時
会場 千葉市民会館3階 特別会議室2(JR千葉駅より徒歩7分)
   住所 千葉市中央区要町1−1/電話 043−224−2431
※入場無料
※新型コロナウイルス感染防止のため、入室は1時間20人までと制限させていただきます。
 開催日の前日までの申し込み制とし、入室時間はご希望をお伺いしたうえで調整させていただきます。
 総入場者数は100人までとなりますのでご了承ください。
≪出展企業≫
■アイネットワーク有限会社
■株式会社アサクラメガネ 四谷本店
■HOYA株式会社 メディカル事業部
■有限会社ライフタイムズ

【問合せ】 江澤 Eメール:masa-ezawa@carrot.ocn.ne.jp
         TEL:090−8800−4181

≪ミニミニ交流サロン千葉≫
時間 10時〜12時(4階 第1会議室)/定員 15名
【申込み】 大野 Eメール:o-tourumachi@jewel.ocn.ne.jp
         TEL:090−7014−2241
主催 千葉県網膜色素変性症協会(JRPSちば)

 詳細につきましては、4月3日発行予定の会報129号に掲載しますが、新型コロナウイルス感染状況により中止とする場合も同会報でお知らせいたします。


≪出展企業紹介≫
■アイネットワーク有限会社
住所 〒191−0055 東京都日野市西平山5−23−12
電話 042−583−7450
E-mail aivision@js7.so-net.ne.jp
【企業紹介】
 アイネットワークは交流会などに参加し、見えにくい、見えない、というかたがたの、ご意見、ご要望をお聞きし、他社に無いもので、新しいモデルを開発し、用具を選ぶとき選択の幅が拡がることを目指しています。全て、日常生活用具の、活字文書読上げ装置、拡大読書器の項目で、全国のどの自治体にお住まいのかたも給付を受けられます。1998年に、ライフワークとしてスタートし、関係の皆様のご支援をいただき続けています。
【展示品紹介】
 アイネットワークは、次の5つのモデルを出展させていただきます。アイネットワークのモデルは、手帳を交付されているかたが、日常生活用具で給付申請し、全国どこの自治体でも給付を受けられるものです。

(1)日常生活用具の、活字文書読上げ装置の項目で給付を受けられるもの
   アイビジョンスピーチオ 99,800円(非課税)

(2)日常生活用具の、拡大読書器で給付をうけられるものとして、次の各種
(2)−1、アイビジョンデジタル見る・書く・動く 198,000円
(2)−2、アイビジョンデジタル小型液晶式ルーペKARUI 
(2)−3、アイビジョンデジタルノート型 208,000円
(2)−4、アイビジョンデジタル通帳読み上げ 198,000円

以下は、モデルごとの内容です。
(1)アイビジョンスピーチオ 99,800円(非課税)
 日常生活用具の項目に、拡大読書器とは別に、活字文書読上げ装置という項目があります。給付の要件は、項目名からは分かりにくいSPコードという音声コードを解読して読み上げ出来る事です。このモデルは、給付の要件であるSPコードを、ワンタッチで解読して読上げできます。それだけではなく、SPコードの印刷の無い通常の活字印刷物である、新聞、雑誌、本、郵便物の差し出し人欄などを、操作面の穴、取り込み、自動回転、読上げ開始、と並んでいる穴に、音声ガイドを聞きながら、指先で順にタッチしていくという簡単操作で、音声で読上げします。見えていないというかたも使える簡単操作です。
 拡大読書器とは別の給付項目なので、手帳1級、2級のかたは、既に拡大読書器を給付されているかたも給付申請できます。読み上げの特長として、行のそろった本などを読上げできるだけでなく、新聞など、縦書き、横書き、見出し、説明文、段組みというようにレイアウトされ、印刷されているものも読上げできることです。
 また、罫線で囲まれた表(ひょう)は、自動で認識し、ひょう読みで読上げます。例えば住所録で、1段目の項目を左から右へ、番号、お名前、郵便番号、住所、電話、ファックス、と読み進め、次に、2段目の左から、1段目と同じように、番号、お名前、郵便番号、住所、電話、ファックス、というように読み進めます。通常のOCRの方式では、お名前欄を縦に読上げていってしまうという事がありますが、このモデルは、自動でひょう読みで読上げます。このほか、読上げ速度や声の選択、進んだ使い方として、記録、保存、再生や、俳句をされる方からご要望のあった、いちぎょう読みが使えます。
 現在出荷しているモデルの形状は、横36センチ、奥行き40センチ、高さ24センチです。給付限度額99,800円と同額ですから超過負担はありません。所得のあるかたは、原則1割負担で、9,980円の負担です。地方税が非課税のかたは、免除されますので無料です。2012年に出荷開始後、クチコミで拡がり、北海道から沖縄迄、多くの方々が給付を受けて、ご使用されているモデルです。

(2)−1、アイビジョンデジタル見る・書く・動く 198,000円
 高性能ズーム式カメラ付き液晶モニタ。 画面サイズ約10インチ。約500グラム。
 使い方としては、手持ちで使う。浮かせ台に乗せて使う。前後動30センチ・左右動20センチの専用台に乗せて、見たい所へ軽く動かして使う。という3つの使い方ができます。少し見えるという方はルーペを使用されていますが、ルーペでは少し見えにくくなったというかたに、このモデルで10インチ画面で見ていただくと見えやすくなって使えるというかたがおられます。形状の大きい、据え置きの拡大読書器は、まだ使いたくないというかたにお試しいただきたいモデルです。使用場所を固定して使うのではなく、携行していって、別の場所で使用することもできます。高性能ズーム式カメラ付き液晶モニタは、充電式で、フル充電で約8時間使えます。
 給付限度額198,000円と同額ですから超過負担はありません。所得のあるかたは、原則1割負担で、19,800円の負担です。地方税が非課税のかたは、免除されますので無料です。

(2)−2、アイビジョンデジタル小型液晶式ルーペKARUI
  非課税申請前なので、参考出品です。
 光学式ルーペは固定倍率のものが多く使用されていますが、このモデルは高性能ズーム式で、文字の大きさ、本人の見え方に合わせ倍率を変えられます。画面サイズ約4インチ。約100グラム。光学式ルーペと同じ位軽量、薄型だと感じていただけます。使い方としては、手持ちで使う。浮かせ台に乗せて使う。を選べます。充電式です。非課税申請前なので、参考出品ですが、給付限度額内で納品できる見込みです。

(2)−3、アイビジョンデジタルノート型 208,000円
 このモデルは2006年の出荷開始から現在まで、その時に可能なレベルに本体性能を向上させてきましたので、最新の性能で納品させていただいております。このモデルは、画面を見て使えるだけでなく、活字文書を音声で読上げもできるモデルです。簡単操作アクリル板の穴にタッチして使う簡単操作で、見えないというかたも使えます。このモデルは、行のそろった活字文書だけでなく、新聞、雑誌など横書き、縦書き、見出し、説明文、段組というように、レイアウトされた活字文書もスムーズに読み上げできる特長があります。
 また、罫線で囲まれた表(ひょう)は、自動認識し、ひょう読みで読み上げます。住所録で氏名欄を縦に読んでいって困るというような事がありません。記録、保存、再生の機能もあります。
 構成は、ノート型15.6インチ本体、簡単操作アクリル板、カメラ、スキャナーですが、画面が見えないというかたは、スキャナーで読み上げを使い、カメラは使わないので、カメラ無しの構成とし、198,000円としています。画面を見て使う時は、カラー、白黒、白黒反転表示、拡大、縮小表示、画面を移動するスクロール、画面を覚えさせておき、行の終わりから元へ戻るブックマーク、ジャンプなどを使えます。ノート型本体性能はカスタマイズで高性能にして出荷していますので、現在のモデルはサクサクと動きます。
Core i5-8265U、8GB、128GBSSD+500GBHDDなど。
 カメラ付きの場合、給付限度額である198,000円から超過している1万円はどなたも自己負担となります。カメラ無しの構成のかたの場合は、給付限度額198,000円と同額ですから、超過負担はありません。所得のあるかたは、原則1割負担で、19,800円の負担です。地方税が非課税のかたは、免除されますので無料です。

(2)−4、アイビジョンデジタル通帳読み上げ 198,000円
 拡大読書器も読み上げ装置も使いたいと思わないが、通帳だけは、自分で確認したいというかたがおられます。従来からの、スキャナーで取り込む方式では数字が続いてしまい、うまくいっていませんでしたが、今回はカメラを使う方式で、穴に指でタッチするという簡単操作で、見えないというかたも使える方式にし、しかも小型・軽量にしました。約2キログラム。残高と日付を、簡単操作で、音声で読み上げします。自分だけが分かるように、イヤホーンも使えます。
 給付限度額198,000円と同額ですから超過負担はありません。所得のあるかたは、原則1割負担で、19,800円の負担です。地方税が非課税のかたは、免除されますので無料です。


■株式会社アサクラメガネ 四谷本店
住所 〒160−0004 東京都新宿区四谷1−8
電話 03−3357−2251
E-mail lowvision@asakuramegane.com
URL http://www.asakuramegane.com
【企業紹介】
 大学病院眼科を始めとする病院・眼科指定店として、責任ある眼鏡の作製に従事しています。また、四谷本店6Fにロービジョンルームを設置し、ロービジョンの取り組みを多角的に行っています。
【展示品紹介】
@暗所視支援眼鏡 Aルーペ B遮光眼鏡 C単眼鏡 D弱視眼鏡など


■HOYA株式会社 メディカル事業部
住所 〒164−8545 東京都中野区中野4−10−2
             中野セントラルパークサウス6F
連絡先 0570−003−487 (コールセンター) 
資料請求 https://hmwpj.com/contact/form3/
ホームページURL https://hmwpj.com/
【展示品紹介】
「暗所視支援眼鏡 HOYA MW10 HiKARI」は、HOYA独自開発の低照度高感度カメラで捉えた像を、目の前のディスプレイに投射する、眼鏡タイプのウェアラブルデバイスです。既に千葉市をはじめ全国31地域で日常生活用具として認定されています(2021年2月現在)。ホームページにお近くのMW取次店をご紹介しております。ぜひご体験ください。


■有限会社ライフタイムズ
住所 〒286−0018 千葉県成田市吾妻3−47−25
電話 0476−27−4841
E-mail nrt13226@gmail.com
URL http://www.ne.jp/asahi/lifetimes/nichigu/
【企業紹介】
 千葉県内にある視覚障害者用日常生活用具の全般、光学ルーペ、電子ルーペを販売している会社です。日常生活用具の申請に関しては千葉県内市区町の福祉窓口に精通しておりますので、ご相談ください。
【展示品紹介】
@拡大読書器 A音声拡大読書器 B音声時計 Cプレクストーク
D音声色彩識別装置 E音声紙幣判別器 F電子ルーペなど





JRPSちばトップへ

All Rights Reserved Copyright (C) JRPS-Chiba 2003-2020