あぁるぴぃ千葉県支部だより19号


■行楽イベント(梨狩り)の感想■

 9月7日の梨狩りには29名も参加しました。これは地域ネットを通じて呼び掛けたのが功を奏したといえます。地域ネットは、近くに住む会員同士が連絡網を作って、支部行事に助け合って参加したり、普段コミュニケーションが取れるようにしようとするもので、これまでに、八千代・鎌ヶ谷、松戸・流山・柏、市原・木更津の3方面で参加者調査をしました。
 初参加の人たちが主となって次のような感想を寄せてくださいました。


★梨狩りに初参加して

八千代市 E.A
 今回、始めて行楽行事に参加したのですが、地域ネットからも初参加の方が何人もいたため、気楽に楽しめました。前日の大雨にもかかわらず梨園はぬかるんでおらず、大きく実った梨は手を梨棚にのばすと産毛のような感触だったり、ちょっとザラザラしてるような手触りで、どれを選ぶか迷いながらも、美味しそうなものを教えてもらい、上に持ち上げながら傾けると簡単にもぎれるから、おもしろくて自分で食べられるぶんなんてすっかり忘れて、甘くてみずみずしい梨を3個も食べてお腹はパンクすんぜんでした。
 29名全員の自己紹介で、「一人で参加するのに躊躇しても横の連絡でさそいあわせれば、出かけられる」、「出て見たいけど不安が先にたってなかなか重い腰が上がらなかったけど参加してみようという気持ちになった」という声がありましたが、私もその中の一人です。
 天候にも恵まれ私達には最適な曇り。永谷園の昼食は美味しかったし、アイメイトのエララちゃんにも会えて、楽しく過ごせて、ほとんど見えなくなった私が勇気と喜びを得た一日でした。
 この企画に骨を折ってくださった方々に大変感謝しております。ありがとう御座いました。


★梨狩りに参加して

佐倉市 F.K
 こんにちは、私は佐倉市に住んでいます「F.K」と申します。「JRPS」に入会して1年が過ぎました。9月7日に「梨狩り」を兼ねた交流会があるとのお誘いがありましたので、盲導犬(アイメイト)の「エララ」と友人の3人(?)で参加させて頂きました。当日は、9月上旬というのに比較的涼しく歩くには気持ちの良い1日でした。
 「永谷園」ではおいしいお昼を、「小川園」ではもぎたての梨を、お土産にブドウまで頂き、ありがとうございました。自己紹介の席では、当然ですが私の周りに「色変」の方が多いのにびっくりしました。しかし、お互いに連絡を取り合い目の悩みを理解しあえると思うと肩の力がぬける気がしました。
 ここで「エララ」(3歳、メス)の当日の様子を少し紹介させて頂きます。参加者は29名だったのですが、歩く時は、皆の先頭に立ちたくて仕方がなかったようです。最前列を歩いて時々振り向いては皆が歩いてくるかを確認し、駅の階段の途中でも見渡していました。また、「永谷園」ではテーブルの下にじっと丸くダウンし、「小川園」では私の傍らに寝そべって土の感触を味わっていました。ちょっと土だらけになりましたが、おとなしく伏せっています。翌日はバテていましたが真面目で仕事好きの「エララ」です。大げさに言えば、私の良き「人生のパートナー」です。まだまだエピソードはありますがこの辺にしておきます。
 楽しく気持ちの良い1日でした。幹事さん、どうもありがとうございます。これからもよろしくお願い致します。拙劣な文で失礼致しました。

 F.Kさんがアイメイト協会の注意書きを送ってくださったので、以下に転載します。
【皆様への御願い】
 アイメイト(盲導犬)は、視覚障害者の目の代わりをして、視覚障害者の歩行の安全を助ける犬です。
アイメイトに対して、
 @ 犬には触らないでください。
 A 犬には声をかけないでください。
 B 食べ物を与えないでください。
ハーネス(胴輪)を着けている時は仕事中です。
 1.方向を教える時は、アイメイト使用者の右後から方向を指示してください。誘導が必要な時は、右側に立ち、あなたの左腕を持たせてあげてください。
 2.アイメイトは道路交通法で左側通行を認められていますのでご協力ください。
 3.使用者がアイメイトを叱っている時があっても、「しつけ」のためで、いじめているのではありません。
 4.咬んだりすることは絶対にありませんから、犬嫌いな方も怖がらないでください。
    特定公益増進法人
    財団法人 アイメイト協会
    練馬区関町北5−8−7
    TEL(03)3920−6162


★行楽イベント(梨狩り)に参加して

市原市 H.F
 前日の大雨で心配していたお天気は、雨もふらず、梨園に吹き抜ける風は4、5日前の熱風とは違い、とても気持ちよい風でした。私は今年の春に入会したばかりで、初めてこのようなイベントに参加させていただきました。そのため、初めてお会いする人が多かったのですが、同じRP患者という気安さなのでしょうか、くぬぎ山駅に向かう電車の中からすぐに打ち解ける事が出来ました。
 8月に開かれた世界大会の写真を見せていただいたり、永谷園での昼食時でも、いろんな方々とお話をする事ができました。特に、支部長の小出さんのお母様のお話にとても胸を打たれました。
 小川園のもぎたての梨、とてもおいしかったです。帰りに4キロも梨を買っちゃいました。ご近所に配ったり、娘に持たせたり、主人や息子にも大変好評でした。お土産にいただいたぶどうも、とてもあまくおいしかったです。目が悪くなってくると、外出することにとても臆病になってきましたが、勇気をもって、これからいろんなイベントに参加したいと思う1日になりました。
 最後に、こんなに楽しい梨狩りのイベントを企画してくださった方々にとても感謝しております。ありがとうございました。


★なし狩りに初参加させていただいて

野田市 O.H
 9月7日(土)にくぬぎ山にて、なし狩りに参加いたしました。新しい方も加わり総勢29人の和気あいあいのなし狩りとなりました。
 今回、私は始めて一歩前進できた旅(おおげさですが)となりました。一人歩きするのは今回初めてです。今までいつも主人がそばにいて付き添ってくれましたが、今年1月に心筋梗塞のため帰らぬ人となり、これからは私が自ら積極的に外に目を向けて歩いていかなければ、何もできずに終わってしまいそうでした。
 石垣さんから8月始めにお電話をいただき、いい機会を与えられましたこと感謝しております。
 新松戸まで出向き、あとは石垣さんに連れて行っていただきました。途中何人かの方と連れ添い、くぬぎ山で皆さん全員と合流し、そこで思わぬ方とお会いし、又楽しさが倍増しました。駅からレストランまでそれぞれ腕を組みながら、10分位歩いたようです。皆さんとお話しながらの食事。初めてお会いしお話する人。とてもにぎやかでした。
 食事が終わり又5分位歩き、いよいよメインのなし狩り開始です。タナが低いため、かがんでの動作でしたので、見えない方、背の高い方には少々大変だったかもしれません。でも梨にぶつかる手ごたえは?頭ごたえは? 皆さんはどう感じられたことでしょう。当たって痛いと思う人、ここに梨があってラッキーと思う人、それぞれな思いで梨をもいだことでしょう。私も大きいのを一つとって、ナイフで皮をむき、ほおばると、何とみずみずしさと、甘さとで、やはりとってすぐ食べるにかぎると満足しました。とても美味しかったですよ。
 皆さんも、あちこちで歓声を上げていました。食事のあとで食べられないと言うわりにはずいぶん食べていました。この美味しさを家族に食べさせたいと思いながら、ブドウのお土産があったため買うのをあきらめざるを得ませんでした。
 たくさん食べたあとその場所で一人ひとり自己紹介をし、これからも同じ病気を持つ者どうし、なぐさめあったり励まし合えたら、よいのではないかとあらためて感じました。
 このような企画をたてていただいた、役員の皆様には大変なご苦労とご足労(石垣さんは5回現場まで足を運ばれたそうです)をおかけしましたこと、本当に感謝しております。ありがとうございました。また次回も楽しい計画を立てていただき参加させていただけたらと思っております。今後また皆様と元気でお会いできますこと念じながら、お別れしました。これからも頑張りましょう。楽しい一日をありがとうございました。


★千葉県支部行楽イベントに参加して

流山市 Y.T
 当日、くぬぎ山の駅で会員の皆様とお会いするまで、私は何となく不安で車中も落ち着いておられませんでした。それと言うのも私自身がRPだと診断されながらRPに対する充分な知識もなく、また病状や会員の皆様の日常について全く知らなかったために、今日ご一緒される方々はどんなご様子なんだろうか、私程度の方もおられるのだろうかなどとあれこれ想像を巡らしていたからに外ありません。
 しかし、三々五々集まられた方々を拝見して最初に想像した通りRPといえど症状にいろんな程度のあることを知り、またお元気で明るく声を掛け合っておられるのを垣間見てひと安堵いたしました。外見だけで申し上げるのも失礼かと思いますが、健常者と変わらなく行動される方から介助者を必要とされる方までその発症程度、あるいは病状に大きな個人差をみましたが、同じ仲間として温かい交わりをもたれている様子には感動いたしました。
 その事は昼食をご一緒させて頂いた方々からのお話からも伺い知ることができました。幼少の頃からご不自由だった方、齢と共に不自由を感じられるようになった方、親からの遺伝がはっきりしておられる方など。また視野の広さや視力にも千差万別と言ってよいほどの個人差のあることなど、現在私自身がその世界にいながら知らない多くのことを聞かせていただくことができました。
 私は3,4年前から薄暗がりで段差を踏み外したり、ゴルフボ−ルの行方が追えなくなったり、テ−ブルの手前のグラスをひっくり返したりすることがしばしば起こるようになりました。当時シンガポ−ルに住んでいましたので熱帯の強い光線で眼を傷めたのかあるいは白内障がでてきたのか程度に思っておりましたが、昨年帰国して診察、検査を受けた結果はRPと断定されました。はじめて聞く病名でもあり、失明の可能性もなしとしないことや子供達に遺伝されるやも知れないこと、現在の医学では的確な治療法がないことなど聞かされた時はまさに目の前が真っ暗になったことを覚えております。
 しかし、あれから約一年さしたる進行もなく健常者と同じように生活させていただけていることに感謝せざるを得ません。
 先頃の会からの道すがら、ご不自由ではありながら遠くまで出かけてこられた方の勇気と決断、明るく親切にお世話される介助者の方々のご努力、会を設営された方々のご苦労を想いながら、来月から取り組む新しい仕事への決意を再確認した次第です。


目次へ戻る次のページへ

All Rights Reserved Copyright (C) JRPS-Chiba-2003