あぁるぴぃ千葉県支部だより45号


■活動報告■

★「秋のバラ観賞会」のご報告

千葉市 佐々木 貞子
 支部の10月行事として15日(日)に谷津バラ園見学に行って来ました。
バラは五分咲きでしたが、天候にも恵まれさわやかな風の中、楽しいひと時を過ごしまし た。
 参加者は32名、男性5名、女性27名。内ボランティアさん5名、通訳介助者2名、 ガイドヘルパーさん1名、そして8月の交流会に初参加した二葉看護学院の学生さん3名 が来てくれました。他に太田支部長のお孫ちゃまも加わり、少し早めのお弁当の後、バラ 園に入りました。
 色とりどりのバラに触れたり、鼻を近づけて香りをかいだり等々・・・。バラのアイス クリームを味わった人も多かったようです。お味はいかがでしたか?
 今回、初めての人や、久しぶりの参加者もあり、「出会いと分ち合いの輪が、少し広が ったかな」という感想を持ちました。参加された皆さん、お疲れ様でした。そして、また お会いしましょう。
 支部行事は月1回開催されています。まだお目にかかっていない方々、ご参加をお待ち しています。


★二葉看護学院の学生さんにガイドされて

市原市 阿部 万千子
 10月15日秋のバラ観賞会に参加しました。津田沼駅からは、二葉看護学院の生徒さ んからヘルパーをしていただき、谷津バラ園までバスに乗りました。
入園する前にお弁当を食べ、それから自己紹介、たくさんの人が参加していました。
 園に入ると、「わぁー!」と言う皆の歓声が響き渡り、私も学生さんの手伝いを受け、 バラに触ったり匂いをかいだりしました。いろいろ説明を受けながら散策していたら、甘 いバラの香りが漂ってきました。バラの花は見えなくとも、香りで楽しむことが出来まし た。


★「草津温泉1泊交流会」のご報告

流山市 石垣 勝儀
 1泊交流会ご報告します。参加人数25名、各集合場所に、時間どうり集まり出発しま した。関越道、嵐山サービスエリヤで休息して草津へ行く途中、車窓から左側に見事な富 士山を見ながら伊香保草津インター出ました。JR吾妻線に沿って山道に入ると、左右の 紅葉か見え初め、田吾作食堂にて休息。標高750メートルほどの山道を走行していたら、 小雪が降り始めました。紅葉を見ながら雪見見物です。車内では初雪と紅葉で、皆さん拍 手喝采で感動していました♪。民家の屋根や周りは雪景色一色でした。ホテルに着いたと きは吹雪です。12時20分チェックイン後、昼食。21名で吹雪の中、湯畑側の湯揉み 会館へ入り、KYさん・HMさん・TMさん・石垣で湯揉み体験しました。初めての体験 です。賞状&記念品(タオル)をもらいました。会館を出ても吹雪で寒く、湯畑の前は湯 煙が出て霞んで見える(私だけかな?)だけでした。
 16時に全員ホテルに戻り、温泉に入りました(暖かい)♪。17時半より宴会が始ま り、自己紹介後、♪カラオケで皆さんの素敵な歌声を聞き、20時解散。その後、私達の 部屋に23名が集い、二次会。皆さまにいろいろ差入れして頂いたり、KYさんが差入れ てくれた日本酒(越しの寒梅)を美味しく頂きました。ごちそうさま。
 13日は、昨日の吹雪が嘘みたいに好天でした。部屋からは、草津天狗山スキー場に積 もった雪や、山々の頂上が素晴らしい雪景色でした。白根山のお釜見物は残雪の為中止に なり、各自フロント近くに荷物を置いて温泉街まで散策に行く人、または館内の芝居見物 をする人など、思い思いの時間を過ごしました。
 ホテルを12時50分に出発、田吾作で食事。西船橋駅前18時に着きました。


★1泊交流会に初めて参加して

香取市 額賀 孝子
 12日、13日の1泊交流会に初めて参加させていただきました。
このところ、私は、日帰りでの外出はしていますが、宿泊の旅行はあまりしていませんで した。でも、会員の友人から誘われて、みんな同じ病気の人たちの旅行ということもあり、 参加しました。
 事前に、1泊交流会に申し込んだメンバーでのメーリングリストで、日程や、参加者の 名前、部屋割りなどを頭に入れておくことができて、とても安心して参加することができ ました。
 西船橋での待ち合わせ時間は、少し朝早かったのですが、皆さん、時間を守って予定通 り出発することができました。バスに乗ると、他のグループの方たちともご一緒でした。 幹事さんから、「時間を守るということと、絶対に単独で行動しないということが、この 旅行の大事な約束です」とお話がありました。その後は、みなさん自由におしゃべりを楽 しみながら、一路草津へ向かいました。
 草津が近づくと、バスはひたすら坂道を上っていきます。「耳、痛くない?」などとお 互いに気遣いながら、自分の見える範囲で、景色を説明しあったりしました。
坂を上り初めてすぐは、色づいた木々に歓声を上げていましたが、さらに進むと、葉を落 とした白樺が続き、宿に着いたときには、白い雪と、冬の風がお出迎えしてくれました。
 基本的に、夜のご飯までは自由行動でしたが、あいにくのお天気のため予定していた西 の河原、湯もみ会館までお出かけした人は、少なくなってしまったようです。
 私たちは、同じお部屋のメンバーで、大浴場に繰り出し、ついでに、寒いとは思いまし たが、露天風呂も入りました。屋根は付いているのに風が強かったので、露天風呂に入り ながら雪をつかむことができました。
 晩ご飯は、畳の部屋にお膳が並び、シッカリ食べてからカラオケタイムとなりました。 女性のYさんが、最初にしっとりと演歌を歌って下さったのを皮切りに、途切れることな く楽しむことができました。その後、幹事さんの部屋にみんなで集まり2次会です。3次 会、4次会もあったらしいのですが・・・
 一夜明けると、まぶしいばかりのすばらしいお天気です。9時30分から、2時間ほど 自由時間でした。散歩を楽しむ人、ホテル内でのお芝居を観る人、ひたすらおしゃべり交 流に励む人、それぞれの時間を楽しんでお昼ご飯を食べる「田吾作」へ向かいました。1 時を過ぎて、少し静かになったドライブインで昼食。売店には、薄皮まんじゅうや豆菓子 などおいしそうなおみやげがありました。
 トンネルを越え、平野部に戻ってきた頃には、気の早い夕焼けで、西船橋には5時50 分ごろ着きました。もう暗かったので皆さん同じ方向の人たちとグループになって解散し ました。
 企画、下見、支払いなど、私たちが楽しめるように準備して下さった役員の皆さま、食 事や移動など、私たちを安全に楽しませて下さったボランティアさんたち、そしてご一緒 だった会員の皆さんに、心から感謝いたします。ありがとうございました。


★宿泊交流会in草津温泉(初体験レポート)

市原市 吉井 憲造
 まずは、宿泊交流会お疲れ様でした。そして、お世話になりました。
雪の降る寒い中をホテルから湯揉み会館へと歩いていきました。ここでは、湯揉みの実演 と踊りを見学させてもらいました。
 これからが、私の初体験です。
石垣さんと二人、記念品がもらえるという言葉にも惹かれて湯揉みを体験することにしま した。普段は、人の体を揉んでるんですけど、なんせ湯揉みなんてのは初めてなのでどう なるかと思っていました。目が悪いということを伝えるとやり方を説明していただき、な んだこれなら簡単じゃないか?なんてひそかに思ってました。
いよいよ、始まりです。
 ♪草津よいとこ1度はおいで あ どっこいしょう♪
と歌が始まり、この歌にあわせてリズムよくやれるはずだったんですけど・・これがなか なかリズミカルには行かないものでした。でも、やってるうちに慣れてきてうまくリズム に乗ることができ満足して体験は終わりました。
 ここで、湯揉みの簡単な紹介を書いておきます。
草津には、江戸時代から伝わる独特な入浴法「時間湯」があります。
草津温泉の源泉は51度から熱いところでは94度もあり、しかも刺激の強い酸性泉です。 この高温を生かし、温泉療法として利用したものが時間湯です。しかし、そのままでは熱 くて入浴することができないので、水を使わず自然に温度を下げる方法として、「湯も み」が考え出されました。
 時間湯は1日4回行われ、入浴法を指導する湯長の号令の下、時間を3分に区切って入 浴。幅30センチ、長さ180センチの板で湯をもみ、温度を下げ、湯を柔らかくします。 この作業を20分〜30分かけて、高温浴の苦行に耐えうる体力を量りながら湯をかき混 ぜますが、これが「湯もみ」なのです。そしてこの時に調子を取るため歌われるのが「草 津湯もみ唄」で、特に草津節が有名です。
以下のホームページからの抜粋です。
http://www.kusatsu-onsen.ne.jp/netsunoyu/index.html
 見えなくても、体験することでやれることは多いと思います。実際に体験することでも しかしたら勇気も出てくるものだと思います。このような感動を一人でも多くの人に経験 してもらいたいなって感じています。
 また、多くの人との出会いで勇気と元気を貰うこともできます。
 また、このような機会があれば参加していきたいと考えています。
 まだ、参加されていない方も1歩踏み出してみませんか?


★草津一泊交流会に参加して

松戸市 石井 紗智
 寒い日が続いておりますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。先日は、草津1泊交流 会に参加させて頂きありがとうございました。今回、私は初めてガイドボランティアとし て交流会に参加させていただきました。すべてが初めての経験ということもあり、ガイド ボランティアとしての役が果たせるのだろうかという不安と、どんな方達とお会い出来る のだろうと期待を抱きながらの参加でした。
 実際には、皆さまにお会いした瞬間に、不安よりも二日間楽しく過ごせそうだという期 待の方が強く感じられました。日程の関係上、すべての方と満足にお話することは出来ま せんでしたが、皆さまが障害を物ともせずたくましく生活されている姿を拝見し、私自身 考えさせられることも数多く、とても充実した時間を過ごさせて頂きました。
 何事においても未熟な私ですが、二日間の中で何か一つでもお役に立てたとしたら幸い です。そして、これから先も皆さまにお会い出来る機会を与えて頂けたら嬉しいです。
 二日間、皆さまの貴重なお時間にお付き合いさせて頂き、本当にありがとうございまし た。これからますます寒さも増しますが、皆さまが体調を崩すことの無いよう祈っており ます。


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