あぁるぴぃJRPSちば会報119号


■ 活動報告
★本部会報誌発送作業のご報告
市原市 鈴木 てい子
 1月26日(土)本部発送作業お手伝いにJRPSちばから、ボランティアさん、ヘルパーさんを含め7名で参加しました。品川駅で、京浜東北線ホームにホームドアが設置されていることを教えてもらいました。大森駅で3人と合流して本部に向かいました。途中、神奈川のグループとも一緒になりました。
 テーブルには、インフルエンザ予防でしょうか飴が用意されていました。今回は、会報誌と1枚の用紙を封入しました。一枚追加するだけでいつもより、作業時間がかかり11時半ころに終了しました。
 事務局より、参加者は16名と伝えられ、初めに本部監事の小林氏より「ピアサポート電話相談を始めます!」というお知らせがありました。
 JRPSでは、病気のことでお悩みを抱えていらっしゃる会員のために、ピアサポート電話相談を始めました。相談員はJRPSが主催するピアサポーター研修の修了者です。同じ病気の仲間が、お話を伺います。下記専用ダイヤルへどうぞ。
【ピア電話相談専用ダイヤル】050−3646−1617
【受付曜日と時間帯】
・毎週木曜日の13時〜16時(電話受付は15時半まで)
・毎週金曜日の10時〜13時(電話受付は12時半まで)
 こんなこと話したら恥ずかしいかな? 今さらこんなこと聞きにくいな、などと思われる方も、一人で悩まずに一度お電話してみてください。何かのヒントが見つかるはずです。
*このことは、本部会報誌1月発行「RP」138号に掲載されています。
 引き続きひと言づつのマイクが回ってきました。テーマは、今年の目標、昨年の反省、近況報告ということでしたが「どうでもよいことですが」と言う話題が続くと笑いが出ました。
 12時過ぎ解散になり、前回見つけた中華のお店でランチにしました。私は、初めて食べる「サンマーメンと半チャーハンセット」に、肉団子の野菜あんかけ一皿を4人で分けあいました。ランチセットは、値段は安く量が多いです。肉団子は柔らかくおいしかったです。サンマーメンは、薄くとろみがありスープも美味しいです。
 帰りは、有楽町駅近くの鹿児島県アンテナショップに立寄ることにしていたので、大森から田町で山手線に乗り換え、有楽町で下車。スマホの案内で到着しました。かごしま遊楽館で、さつま揚げなどを買い、お茶の試飲もごちそうになりました。途中、喫茶店を捜しながら東京駅まで歩き、総武線快速で座席を譲っていただき帰宅しました。
 ご協力いただきました方、ありがとうございました。お疲れさまでした。

★「アクリルたわし」編み方講習会のご報告
担当 大野 真知子
 2月8日(金)に講師のIさん、手ほどきをしてくださるボランティアさん2名、生徒4名、ヘルパーさん2名の計9名が集まりました。用意していただいたお茶をいただいた後、寒さで固くなった指をやわらげる体操をし、講習会の開始です。
 前の続きを編みだす人、見本の中から編みたいたわしを選んでチャレンジする人と、講習会も3回目となって、皆さまだいぶ余裕が出てきたようで、スムーズにことが運びました。編みながら皆さまの近況や、参加している趣味や運動のサークルの話などを交えての楽しい時間となりました。
 お弁当の昼食の休憩をはさみ、後半の講習で今回はお二人の方が、帽子、赤いイチゴ、白いイチゴのかわいいたわしを完成されました。次回からは、たわしだけでなく棒針の編み物もご指導いただけるかもしれませんので、ご興味のある方は次回のお知らせを楽しみにお待ちください。
 今回も講師のIさん、お二人のボランティアさんには丁寧な手ほどきをしていただきました。この場をお借りしてお礼申し上げます。

★「あなたの街で交流会in館山」開催のご報告
担当 鈴木 てい子
 3月10日(日)「あなたの街で交流会in館山」を、館山市菜の花ホールにおいて開催しました。参加者は、視覚障害者(数種の病名患者を含む)11名、広報紙などを音声のボランティアをしてくださっている方、障害者に寄り添ってスポーツのサポートをしてくださる方、患者からの希望を一緒に考え探して次につなげてくれる方、ご家族、ヘルパーさん、ボランティアとして自主的に参加された方など11名の計22名でした。
 館山市からの参加者に会場まで誘導をお願いして、また、その方のご友人にも電車の上りと下りの時間に合わせて会場に誘導していただきとても助かりました。館山の会員とボランティアさんに会場設営をお願いしていましたが、現地集合の方は、すでに9時半に到着されていると連絡がありました。開催する直前、館山市社会福祉課の職員さんがご挨拶に立寄られました。
 予定の10時を少し過ぎてから開催を告げ、自己紹介を兼ねて渡辺会長にご挨拶をお願いしました。会長、副会長からJRPSちばのこれからの行事の紹介とお誘い、チラシの配布、続いて順に自己紹介をしていただきました。
 その中から「遮光メガネ」のことを、眼科医から「サングラス」と紹介されたと言うお話。遮光メガネは、助成金の申請ができることや、どこで購入できるのかということをお知らせできました。
 ひとり暮らしを希望しているが、視覚障害者がお部屋を借りるのには貸したがらないという問題があると言うことに対し、支援してくれる不動産屋さんがあるので検索できると言う紹介や、申込みの際、相手が聞きにくそうな事柄を自分から先に伝えた方がよいというアドバイスがありました。
 点字を覚えたいという方には、すでに習得された方から対応していただくことができました。地域で支援していただいている方からは、活動報告がありました。話題は尽きませんが、定刻の12時になりましたので終了にしました。
 館山市には、視覚障害者の交流がなかったので、つながりを作りたいと初めてこのような会を行いました。会員のAさんがぜひにと立ち上がり、この開催までになりました。ご尽力に感謝いたします。早速、交流の「輪」ができたようです。年に数回開催したいと発表しておりました。
 引き続き、会場を2時間延長してお借りしていたので、希望者に配達していただいたお弁当を食べながら、同時にライフタイムズさんのご厚意により福祉機器展を行いました。午後からは、自由参加でしたので福祉機器の説明を受ける方、連絡先を交換している方、個人的にお話されている方などで会場はにぎやかです。次第にそれぞれ解散になりました。参加者からは初めてこのような場所に参加したが、お話しができて、また、聞いてもらえてよかったという声が聞こえていました。
 帰りは、ボランティアさんの車に乗せていただき、高速「館山道」に乗り、途中「道の駅」に立ち寄っておみやげを買い、車窓から見えるという咲き揃った一面の菜の花に、「わぁーきれい」と言う声からイメージして春を感じました。この辺りでは「頼朝桜」という河津桜も咲いています。おしゃべりしているうちに、自宅に到着していました。
 ご参加いただきました方、ご協力ありがとうございました。お疲れさまでした。
 当日参加された館山市の栗原さんより、感想をいただきましたので本人のご了解をいただき、ご紹介させていただきます。

 初めて視覚障害のある方々と、お話ができる機会に巡り会えたことが嬉しく思えました。Sさんが一人で生活しているとのお話は、今の私が期待している内容でしたので、とても興味深く聞かせていただきました。同行援護を利用して生活している方が、自分以外にもいらっしゃることを嬉しく思いました。
 館山のAさんがお話しされた「視覚障害者の会」は、南房総地域ではできないことではないかと思ってました。それを始めていくことを、思いついたAさんのパワーを嬉しく感じました。次回も館山の交流会に参加していこうと思います。本日はありがとうございました。

★ミニミニ交流サロンのご報告
◆「南柏サロン」2月のご報告
南柏サロン担当 中野 美保
 2月9日のサロンは、降雪のため中止としました。

◆「南柏サロン」3月のご報告
 3月9日の参加者は、当事者11名、ガイドさん3名の計14名でした。
 JRPSちばとチーム柏から、今後の活動予定の案内がありました。以前より話題になっていた「幸せの黄色いたすき」ですが、「トライアングル西千葉」さまから分けていただくことができました。まだ白杖を利用していない方も、避難リュックの中に入れておくとおっしゃっていました。
 外出の話題では、障害者への合理的配慮についての講演や、再生医療のシンポジウムに参加された方、海外旅行へ行かれた方などのお話がありました。また、障害者手帳が健康保険証のようなカードになる予定の話や、交通機関のICカードに障害者対応のものが導入される予定という話題もありました。
 通院でアダプチノールが処方されなくなったという話から、「サプリメントか何かを飲んでいる人はいませんか?」という問いかけがあり、ちょうど京都大学の池田先生が始める治験のお薬に、含有量は違うけれど同じ成分のサプリメントがあるという情報がありました。ほかには、最新の拡大読書器を購入された方の感想を聞いて、コンパクトで新しい機能のものが次々に開発されていることを知りました。
 病気の治療法、進行を止める方法はまだ先になりそうですが好奇心を失わず、仲間と情報交換をして、便利な道具を使いながら元気で暮らすことが大事だと改めて思いました。

◆「千葉サロン」2月のご報告と「福祉機器相談会」のご報告
千葉サロン担当 大野 真知子
 2月22日(金)は男性3名、女性7名、ヘルパーさん5名が参加してくださいました。
 今回は初めての方がお一人いらっしゃいましたので、自己紹介をしていただきました。20年前に網膜色素変性症と診断されたものの、自覚症状もなく進行も遅かったことから、お仕事を続けていらしたそうです。ただ、徐々に仕事の上でミスが多くなり、それが色変という病気が原因だということもわからないままに精神的に追い込まれて、お仕事をやめてしまったそうです。今は少しでもパソコンのスキルアップを目指して、また何か仕事に結び付けたらと頑張っていらっしゃるとのことでした。それを聞き「もう少し早くに相談できる所があればよかったのに」というのが参加者一同の気持ちだったのではないでしょうか。
 その後、お一人の方が日経新聞の記事を紹介してくださいました。内容は、池田華子(いけだ はなこ)京都大学医学部附属病院准教授らが、眼の難病「網膜色素変性に対する医師主導治験を開始します。(2019年2月21日)」というものです。そこからいろいろな最新治療の話に広がりました。心から治療法が少しでも早く確立することを願っています。 
 その後はダブルレインボー音楽会、パソコン操作の話などで、三々五々話の輪ができたようです。昼食の時間には、お弁当の中に入っていた「クスクス:モロッコのパスタ」の話で皆さん盛り上がりました。1時を迎え解散となりました。
 その後の『福祉機器相談会』では「Rivo2(リボツー:アイフォンのためのキーボード)」、「ブレイズET」、「オーカム マイアイ2」のそれぞれの使い方の紹介と体験をさせて頂きました。

◆「千葉サロン」3月のご報告と「福祉機器相談会」のご報告
会長 渡辺 友資枝
 3月22日、関東地方で今年初めて20度を超え、東京と横浜で桜の開花宣言が出た日、いつものお部屋には男性2名、女性5名、ガイドヘルパーさん3名、歩行訓練士の方1名が集まりました。
 参加者の自己紹介のあと、初めて参加された2名の方を中心に話が進みました。白杖や歩行訓練のこと、遮光眼鏡のこと、今後の仕事のこと、病院のこと、白内障の手術のこと・・・。
 お二人は、それぞれにネットを通じていろいろ情報を集めていらっしゃいました。今回、参加者のみなさんのお話を聞くことにより、断片的であった情報がつながり、今後の生活に向けて「どのようにしていったらよいか」という具体的な方向が見えてきたようです。お二人とも、前向きに病気と向き合っておられる様子、今後のがんばりに期待します。
 また、視覚障害者にも役立ちそうな音声で色を教えてくれるおもちゃを持ってきてくださった方がいましたので、それをみんなで体験してみました。いつものお弁当には、小さめのキンメダイの煮つけが丸ごと1匹。これは視覚障害者にとってはなかなかの難敵です。が、みなさん、おいしく平らげたようです。
 昼食後の福祉機器相談会では、福祉機器販売・サポート会社の方に、音声パソコン、拡大読書器、デイジー再生・録音機の使い方や購入の相談、Windows7からWindows10への切り替えの相談などに対応していただきました。
 帰宅してパソコンを開けると、今日はじめて参加された方からうれしいメールが届いていました。ご本人の許可をいただいて、下記にご紹介します。
 『今日は初めての参加で、お世話になりありがとうございました。知らない事ばかりでしたが、とても参考になり良い刺激をいただいて帰宅しました。また、今後も参加したいと思います』
 1年以上も参加を迷われて、思い切って1歩を踏み出したのだそうです。参加を迷っていらっしゃる方、1歩踏み出してみませんか?

★カラオケde交流会2月、3月のご報告
船橋市 中込 孝一
◆第110回カラオケde交流会のご報告
 2月15日のカラオケは、10名(男性6名、女性4名で、うち3人がガイドさん)の参加で、1名の新人男性が遠く君津から参加されました。森進一の曲を中心に、素敵な歌声を披露してくれました。カラオケが始まる前から、雪が降り始め、歌いながら窓の外を眺めると、大粒の雪が降っていました。詩的な光景にも関わらず、積もらなければ良いがと念じていましたが、帰るころにはすっかり止んでいました。記念すべき思い出深いカラオケの一日でした。

◆第111回カラオケde交流会のご報告
 3月15日の参加者は男性4人、女性4人(内2名はガイドさん)の8名でした。今回は、常連(元レギュラー1名を含む)ばかりの集まりで、卒業をテーマにした歌など、それぞれの持ち歌を和気あいあいに熱唱し、桜の開花を早めたのではと自負していました。
 なお、4月は行事が重なる人が多く、参加者が少ないことから中止とし、5月以降は、従来どおり毎月第3金曜日にカラオケ同好会として、再開いたしますのでお楽しみに!



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