あぁるぴぃ千葉県支部だより89号


■投稿■

★「愛の灯台基金」とは?

視覚障害者総合支援センターちば 高橋 恵子
 「愛の灯台基金」は、地域社会の福祉文化向上を推進することを目的に、平成15年より活動しています。「愛の灯台」とは、福祉社会の行く手を照らす「灯台(光)」を意味します。多くの皆さまのご賛同を心よりお願い申し上げます。
『活動紹介』
  「あいとひかりのコンサート」。障害のある人もない人も誰もが楽しめるコンサートとして開催。ハンディキャップの有無にかかわらず夢や希望を持つ様々なアーティストをお迎えしています。
  「音声ガイド・字幕付きDVD映画会」。音声によるガイドと字幕の付いた映画の上映会。視覚や聴覚に障害のある方を中心に一般の方にもお楽しみいただいております。年2回愛光施設内にて開催しています。
  「ほっとタイム」。愛光と近隣地域の交流を目的とした地域密着型イベント。愛光施設内のホールにてミニコンサートなどを開催しています。
  「募金活動」。災害被災地支援のための義捐金募金活動を行っています。(募金の実施例:東日本大震災、新潟中越地震、他)
  「ギャラリー愛光」。愛光本館の玄関ホールを地域の皆さまに無料でお使いいただけるギャラリーとして開放しています。写真展・絵画展ほか近隣小学校の書初め展も行っています。
  「助成活動」。近隣地域の様々なイベントや福祉活動、また愛光施設内各種ボランティア活動等への助成を行っています。
『ご入会について』
  「年会費」。個人会員=一口1千円。団体会員=一口1万円。
  「受付」
    @愛の灯台基金事務局にお出でいただく場合。事務局(愛光本部=千葉県佐倉市山王2−37−9)にて直接お手続きいたします。
    A郵便局でお振込みいただく場合。所定の振込用紙にご記入のうえ郵便局にてお振込みください。振込手数料は当基金にて負担いたします。


★こころの豆知識
船橋市 垣田 悦子
 皆さま、お元気ですか? 目がかゆかったり、鼻水が出たりと、もうすでに花粉症で悩んでいる方はいませんか?
 2013年の夏が猛暑で、雨が少なかったので、今年の花粉飛散量は、凄いことになりそうです。少しでも快適に過ごすには早めの対策が大切です。ということで、今回は目にもよく、花粉症対策にもなる、簡単お手軽レシピを紹介します。
【かつおのたたき】(4人分)
(材料)
 かつお たたき用 1さく、大根 10cm、にんにく 1かけ、
 しょうが 少々、玉ねぎ 1個、水菜 1束、しそ 1束、ポン酢 適量

(作り方)
  @玉ねぎはスライスして、水にさらしておく。
  Aかつおは5mm巾位に切る。
  B水菜は3cm巾位にざく切りにし、しそは細切りにする。
  C大根、にんにく、しょうがはおろし器ですり、混ぜ合わせる。
  D皿に水菜をしき、@の玉ねぎを軽くしぼってのせ、その上にかつおを並べる。
  EDの上にCをのせ、ポン酢をかける。

(効能)
  かつおには、DHA、EPAが多く含まれます。
  DHAは、目の網膜細胞に豊富な成分で、細胞膜を柔軟にし、情報伝達を高めてくれるため、
  ・視力の改善や維持
  ・ドライアイのリスクを低下する
  ・花粉症などのアレルギー原因物質の産生を抑える
  ・アレルギー症状の緩和
  などがあります。

  しそは、ポリフェノールやΒ―カロテンが豊富に含まれるため、
  ・疲れ目の改善
  ・夜間の視力維持
  ・角膜を保護する働きがあり、ドライアイの予防に役立つ。
  ・抗アレルギー作用があり、花粉症の症状を和らげる
  などがあります。
  また、甜茶、ルイボスティー、ハトムギ茶などには、抗アレルギー作用があるので、食後に飲むとよいでしょう。
  さらに、乳酸菌は、免疫系の細胞バランスを整え、免疫力や抵抗力を高めてくれるため、花粉によるアレルギー反応の初期段階に働き、症状の発生を抑える効果もあります。デザートには、手軽に食べれるヨーグルトがおすすめです。
(まとめ)
  食事だけでなく、外出時にはマスクやメガネ、帽子を活用し、花粉のつきやすい毛織物などの素材の衣服は避け、ナイロンや綿の素材を選ぶようにしましょう。
  また、帰宅時は、衣類や髪についた花粉をよく払ってから家に入り、すぐに洗顔、うがい、鼻をかむ習慣をつけることを心掛けて下さい。これらの早目の対策で、辛い花粉症を乗り切って行きましょう!!
  では、次回もお楽しみに!


★「香取地区患者&家族の集い」参加報告
東金市 早川 源造
 3月8日、香取健康福祉センター主催「患者&家族の集い」にご招待いただき、支部長以下総勢7名で、会場の香取市佐原へ行ってきました。
 佐原まで電車で行く機会があまりないので、成田駅から佐原駅までが、やけに遠く感じます。12時を少しすぎて、佐原駅に到着し、駅前の食堂で昼食を済ませ、健康福祉センターの方に、車で会場まで送っていただきました。
 香取地区からの参加者は、患者本人が3名と、残念ながらすくなかったのですが、地区には、特定疾患の申請者が20名ほどいらっしゃるそうです。香取地区は、広くて外出に困難を感じている患者さんは、こうした機会でも、出席するのが億劫になってしまうのかもしれません。
 お一人は、まだかなり視力が残っていて、「外出に困難は感じていない」とのことですが、3人とも夜盲には不自由を感じているそうです。白杖歩行訓練が、在宅で受けられること、同行援護、年金、福祉機器の日常生活用具等給付事業、治療薬の治験等、いろいろな話題で情報交換をしました。
 今回参加されなかった方や、特定疾患の申請をしていないかた等、実態を把握できていない患者さんの中には、精神的に落ち込んで、引きこもってしまっている人もいると思われます。
 また、障害をかくしたいと考えているひとも都会部より多いのかもしれません。JRPS千葉県支部の役割の重さを感じました。
 2時間が、あっという間に過ぎ、再び駅まで送っていただき、電車に乗り込みました。

女性陣の中から、「佐原のお土産を買い損ねた!」の声があがったのは、ご愛嬌でした。


★編集後記
 2月、関東地方は大雪となり、各地では大きな被害が発生しておりますが、皆さまの所では被害などなかったでしょうか?
 支部だよりの印刷・発送作業に、自家用車で運搬から、作業のお手伝いをしていただいていた鶴田さんが、辞められることになりました。鶴田さんには、支部だより発送作業だけでなく、支部行事のあらゆる面でお手伝いいただき、感謝の気持ちでいっぱいです。長い間、本当にありがとうございました。
 役員会で話し合い、鶴田さんに運搬をお願いしていた用具、用紙等は、ボランティアセンターに保管をお願いし、郵便局へはタクシーを利用しています。
 今まで、支部だより発送日は、原則、奇数月の第4土曜日でしたが、最近は、印刷室等の予約が取れないことが多く、また、本部機関誌発送日が、奇数月の第4土曜日に変更になることもあり、この点についても役員会で検討し、千葉市在住の役員さんがボランティア団体として登録してくださり、6か月前(今までは3か月前)に予約申し込みができるようになりました。次号(90号)の印刷・発送作業日は、5月17日(土)。91号は、8月2日(土)を予約していただきました。以降、原則、偶数月の第1週の土曜日に変更になります。
 いつも発送作業に参加してくださるYボランティアさんはじめ、多くの会員さん、点訳、朗読のボランティアさんなどの温かい支えがあって発行されています。これからもご支援よろしくお願いいたします。 (広瀬 富美子)



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