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No.81<2017―04>

活動予定  

 ★第4回おしゃべりサロン&忘年会
   〜1年の思い出をわいわい語りあいましょう〜

日時:平成29年12月3日(日曜日)10時から14時半

場所: サロン;伊勢崎市障害者センター 2階 多目的ホール
        伊勢崎市西田町71  電話:0270−75−5530
    忘年会;旬彩キッチン まんまるや(定員24名)
        伊勢崎市太田町168 電話;0270−26−9987
    忘年会費用;サロン(無料)、忘年会 2500円(介助者は半額)

 
   ※忘年会に定員(24名)があります。また、前号の予告と日時が変更に
     なりましたのでご注意ください。

 申し込み締め切り: 11月25日 JRPS群馬事務局ないし お近くの役員へ


★QOL(生活の質)工場交流会 【予告】

 

日時:平成30年2月18日(日曜日)10時半から15時

場所:サロン 伊勢崎市障害者センター 2階 多目的室、フロア
   伊勢崎市西田町71番地 (TEL:0270−75−5530)

 ※交流会の内容:盲導犬・白杖体験、自分でできるハンドマッサージの
  予定で計画しています。詳細は次号で報告いたします。

※お問い合わせは 末尾のJRPS群馬事務所までお願いします。


◆活動結果報告

★第3回おしゃべりサロン〜からだと心のストレッチ〜

日時:平成29年9月10日(日曜日)10時から15時半まで

場所:群馬県社会福祉総合センター 2階 203A会議室

   前橋市新前橋町13−12 (TEL:027−255−6000)

参加人数:34名(ボランティア、ヘルパー、講師含む)

 

感想レポート;
 ●お喋りサロンに参加して
 先日は、楽しい企画をありがとうございました。おしゃべりサロンは、以前からお誘いいただきながら、なかなか参加できずにいました。今回のテーマ「身体と心のストレッチ」と聞いて、これは多少無理をしてでも参加したいと思いました。
 視覚障害を持つようになると、見えていた頃と同じようにスポーツへの参加は難しくなります。自分にできる運動を心掛けて入るものの、なかなか思うようにいかない私です。そんな私に、とても有意義な一日となりました。
 講師の岡野先生は、生活の中に無理なく取り入れられる運動をいくつも紹介してくださりました。運動不足というには、運動するには家から出かけなくては、運動はスポーツ、と考えて身構えてしまうことにも原因があるのかもしれませんね。もっと身近なところに運動を取り入れることの大切さを、改めて教えていただきました。また、その動作の説明が、具体的でわかりやすく、大変ありがたかったです。普段何気なくしていた動きにも、その動きが身体のどこにどう良いのかを話していただき、主婦としての家事すらも運動へと意識を変化させることができました。そんな意識の変化も、思えばこころのストレッチにもつながるのかもしれませんね。
 午後の部、参加者同士のおしゃべりも楽しい時間でした。人前で話すというのは、苦手意識を持つ人がほとんどと思いますが、小さな集団でお喋りするうちに、皆いきいきと話し出します。こんなふうに集い、話すこともまた、こころの運動・ストレッチなのだなと感じました。
機会があれば、また参加したいと思います。(記:N・T)




★世界網膜の日in宮城に参加してきました;

日時;平成29年9月30日(土)〜10月1日(日)

場所;授賞式:仙台市ふくしプラザ、懇親会:ホテル大観荘

参加人数:12名(家族、介助者含む)

※今年度の助成金受賞者とその研究テーマです。

1.東京大学大学院医学系研究科:渡辺すみ子先生

「EYES遺伝子変異が引き起こす網膜色素変性症のメカニズムの解明と創戦略の構築」

2.大阪大学大学院医学系研究科:神田寛行先生

「人工知能の人工網膜への応用」

3.ライオンズ賞 理化学研究所:松山オジョス武先生

「幹細胞由来三次元網膜移植後のホスト網膜とのシナプス接続の解析、および視機能改善のための光刺激の単球」

 

 

感想レポート;

●みなさんこんにちは、やえちゃんです。9月30日と10月1日の二日間、宮城の全国大会に行ってきました。朝6時すぎに我が家を出発し、10時過ぎに仙台駅に到着しました、さすが大都会仙台です、とっても広い駅で駅から外に出ることなく会場に到着です。わくわくしながら会場に入りました。たくさんのボランティアさんに迎えてもらい、初めての仙台に大感激です、うれしい!。

さあ宮城の全国大会の始まりです、午前中はスズメ踊りという地元の皆さんの元気な踊りで幕が開きました。そして会員の方々のトランペットやトロンボーン、チェロ、ホルンの素敵な演奏です。白雪姫のテーマなど、たくさんの演奏は

見事でした。「花が咲く」の局はなんだかうるうるしてしまいました。午後の部でのさとう宗幸(むねゆき)さんも歌ってくれました。

午後は研究発表と贈呈式です。細胞の再生治療がサルなどの動物実験で進んでいるそうです。見えなかったさるが光を感知するようになったそうです。 研究もだんだん人間に近づいているのかなと思いました。

そして、お待ちかねのさとうむねゆきさんのコンサートです。歌もよかったけど、トークがとっても面白かったです。「青葉城恋歌」は、いまさらながら歌詞の素晴らしいことがわかりました。日本の情緒ですって!それから器具展示で体験した、暗いところが良く見える眼鏡をかけてみましたよ。HOYAの眼鏡で、テレビくらいのまっ暗な画面をのぞいて、まあすごい!眼鏡を掛けたら、ボールペンが白く見えますそして眼鏡をはずしたら何にも見えません。狭い画面でしたけれど、外に出たらどんな風になるのかわかりませんが、センサーがついていて、暗いところでよく見えるそうです。眼鏡のデザインとしては、コードがついていてウエストにバッテリーをつけたり、眼鏡の両側のふちに四角いセンサー感知の出っ張りがありました。今度のサイトワールドへ行ける方はぜひ体験してみてくださいね。すごーくこんでいるらしいです。

さて、翌日の松島観光では被災地を廻ってもらいました。瑞巌寺の杉が津波にあい、700本も塩水で枯れてしまったそうです。何とむごいこと! 住民の方たちも瑞巌寺に走って逃げたり、消防団の人たちがトラックで避難を助けてくれたりで、松島では被害者は一人も出なかったそうです。奇跡ですね。 でも、へどろなどでいえのなかや道路もどろどろだったそうです。そして、 あちこちに津波到達位置と記してあったのには、本当に怖かっただろうなと思いました。私の身長くらいの場所まで水が入ってしまったのです。 震災後たくさんの県外ナンバーの車がスコップなどを積んで続々と押し寄せてがれきを取り除いてくれたのには感謝でいっぱいだといっていました。そんなつらい思いをしたのに感謝なんて、遠くでマスコミを通してみているだけで申し訳ない気持ちでいっぱいでした。 それから、バスガイドさんの東北弁の案内も最高でした。

一緒に行ってくださった皆さんありがとうございました。(記:Y・A)

●9月30日朝、Iさん宅の車に同乗させていただき、上毛高原駅を7時21分に乗車し、仙台駅に10時ごろ着きました。東北一の駅の広さに驚きましたが、ボランテアの方に誘導していただき、福祉プラザホール着きました。

最初に仙台すずめ踊りで歓迎して頂ました。その後素晴らしき世界、白雪姫と7人のこびと達の楽器演奏を聞きました。9月23日が網膜の日記念日に登録されたとの報告がありました。午後から、3人の先生方の研究助成授与式があり、その後さとう宗幸さんのトークとコンサートで、花は咲く、あざみの花などの歌とトークを交えたコンサートを聴かせて頂ました。来年は愛媛県で行われます。

懇親会はホテル松島大観荘で、隣の他の県の方々と色々なお話ができました。

食事は大変おいしく頂ました。翌日は透かし橋を渡り五大堂を参拝し、瑞巌寺にいきました。震災の時は大勢の方が瑞巌寺の裏に非難されたそうです。参道の杉が海水により700本近く枯れた為、伐採されて明るくなっていました。改修工事も終わり瑞巌寺のなかを見学する事ができ歴史ある立派な建物でした。それから遊覧船に乗船して、松島の島々をめぐり塩釜に着きました。塩釜では笹かまぼこの工場見学の後、昼食は新鮮なマグロ丼と牡蠣きの美味しい食事でした。そのあと仙台駅に向かう途中ガイドさんが方言をつかってわかりやすく案内をしてくれました。津波の恐ろしさを改めて知ることが出来ました。

宮城県の皆さんには大変お世話様になりました。一緒に参加した群馬の皆様、本当に有難う御座いました。楽しい思い出となりました。(記:T・K)

● 宮城での世界大会に参加しようと思ったのは 3,11の震災前に宿泊したことのあるホテルが宿泊場所だったからです。あまり 前向きでない私の気持ちは 見事に裏切られ とても素晴らしい大会でした。、

オープニングの「すずめおどり」は 衣装のいろどりも豊で踊りも運動量も

とても多く 思わず背中をトンと押されたようなきがしました。さとう宗幸(むねゆき)さんの歌とおしゃべりにほっこりした気持ちになりました。そして 受賞した先生がたの論文発表を聞き、 日々のご努力に感謝のみです。もう少し前向きな気持ちを持っていようと思えました。

翌日のツアーでは、世界遺産の瑞巌寺の境内に人の高さほどの津波が押し寄せ 塩害のため700本の杉の木を切ったそうです。 この時 案内していただいたボランティアの方のすべるように滑らかに出るトンチのきいた 言葉に、聞き惚れてしまいました。 松島は津波により島の変形もあったと聞き 自然界の威力に驚かされるばかりでした。ボランティアの方々の心遣いに助けられ とても楽しい有意義な二日間でした。心に残る全国大会でした。宮城の皆様に感謝です。

●9月30日から10月1日にかけて世界網膜の日in宮城に行ってきました。久しぶりの旅行でしたので少し不安がありましたが、6時に

家をでて小山駅から新幹線で仙台駅に10時ごろ到着しました。初めての仙台駅が大きいのに驚きました。そのまま会場へ、素敵な緞帳に迎えられて席に着きました。仙台民謡のすずめ踊りから始まり、障害者の仲間で作る楽団ガブリエルの、トラッペットやトロンボーンなどの演奏、さとうむねゆきさんのトークと歌、音楽につつまれた幸せな大会のはじまりでした。私たちのために日頃研究されている先生方の助成金受賞式と講演がありました。若い人のためにも、一日も早く良い結果が出る事を強く願いました。次の日は松島を慣行、瑞巌寺に行きました。幸いにも、瑞巌寺の中を見学することが出来ました。遊覧船で島めぐりもしました。この 島のおかげで津波から松島の住民を守ってくれたのかなと思いました。そして、犠牲者がひとりもでなかったのはよかったとしみじみ思いました。バスの中から避難ビルもみました ラセン階段のついた3階建てのビルが二つありました 二階には毛布や布団、食糧などが積まれていると、ガイドさんが話していました。 聞くと見るとではだいぶ違うと感じました。老体にムチ打って参加をしましたが、大会はとてもよかったと思いました。参加した皆さん、大変お世話様になりました。

以上。

 

◆お問い合わせ先:

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    群馬県網膜色素変性症協会(JRPS群馬)事務局

    市橋 映二

    〒378-0031

      群馬県沼田市薄根町3694-14

    電話:0278-22-2408(携帯:080-5535-5834) 

    メール:ichiha@green.ocn.ne.jp

  URL:http://www.jrps.org/gunma/local/

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