あぁるぴぃ広島 11号


■ちょっと一息 ■

 こんにちは。福岡・大野城市のNです。
 秋といえばシャンソン。そこで今回はフランスのお話です。
 「やぶにらみあんな話・こんな話 bX4 フランス・ジョーク集」をお届け致し ます。日本の笑い話とはちょっと味が違いますね。10話お楽しみください。

●フランス・ジョーク集(出典不明)

第1話
 都会のバスの運転席の背中には必ず注意書きが書いてある。
 ドイツでは,運転者に話しかけることを厳重に禁止する。
 イタリヤでは、できるだけ運転者に話かけないで下さい。
 フランスでは,運転者と話すべからず。 そして
 マルセイユでは、運転者が話しかけても答えることを禁止する。


第2話
「ねえー、シェリー。あんた,綺麗な女と賢い女、どちらが好き?」
「どちらでもないよ。僕は君しか好きではないよ。」


第3話
2人の男が産婦人科病院で行ったり来たりしていた。
1人が言った。
 「調子が悪いよ。これで、バカンスも終わりですよ。」
 「私の方はもっと悪いですよ。新婚旅行の最中でしたから。」


第4話
 「マダム。お願いです。」と小娘が声をかけた。
 「公園の鉄格子の門を開けて下さいませんか。」
 「いいことよ,お嬢ちゃん。なんとお行儀のいいこと。ご覧なさい。明日は1人で 開けられるわね。」
 「ハイ。マダム。明日になればペンキは乾きますから。」


第5話
 「神父さま,私は毎日何回も鏡を見てその度ごとに、自分は綺麗だと思うんで す。」
 「わが子よ。心配せずにつずけなさい。それは罪ではなく,誤りです。」


第6話
 カフエのテラスで1人の婦人が,熱いコーヒーを前にしていた。だが、スプーンが ない。
 「ガルソン。このコーヒーだけど、私の指では、かきまぜられないわ。」 
 ガルソンは、しばらくして別のコーヒーを持って来て言った。
 「どうぞ、マダム。こちらですと丁度良いぬるさです。小指をヤケドしないで済み ますよ。」


第7話
 みすぼらしい男がほこりっぽいレストランに入ってきた。
 「君のところには、ちょっとくさりかけた魚はあるかね。」
 「ハイ、ムシュウー。」
 「それから,水っぽいジャガイモは。」
 「ございますとも。」
 「それに、すっぱくなったブドウ酒と先週のパンをつけてくれないかね。」
 「(承知いたしました。ムシュウー。」
 「それから、テーブルに並べたら、ちょっとそこに座ってくれないかね。そして、 なんでもよいからガミガミ文句をつけてくれないかね。そうすれば,私は,自分の家 でメシを食っている気分になるんだ。」


第8話
 罪人が地獄から天国の友人に電話をかけた。
 「ここも悪くはないよ。1日に2〜3時間働けばいいんだ。あとはのんびりとブラ ブラしているよ。天国の方はどうかね。」
 「いやー、もう言わないでくれ。キチガイみたいに働いているよ。朝は6時に起き て夜中まで働くんだ。どうにもならないよ。。」
 「なあんだ。それじゃアベコベではないか。どうしてそうなんだ」
 「いや,労働力の関係だよ。最近は、だれも天国にこないんだ。」


第9話
 ある日,神がフランスを作られた。自らの作品をながめつつ神は言った。
 「おお、少しやりすぎた。この温和、この節度、この自然の恵み。これらは他のど こにも無いものだ。これでは,地上のどこの部分と比べても不公平だ。」
 そして,神はバランスをとるためにフランス人を作られた。 


第10話
 アメリカの教育家の中では一般に子どもに反対すべきでないと言っている。
 児童の自由意志を尊重すべきだと言うのである。
 もし、あなたの子どもが2階の窓から飛び出そうとしたら  「やらせておきなさい。いずれにせよ二度と繰返すことはないだろうから。」




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