あぁるぴぃ広島 Vol.2


■活動報告と参加者の感想2■

三次宿泊交流会

7月28日(土)と29日(日)の2日間、三次市で宿泊交流会を行いました。参加 者は19人(内宿泊は17人)でした。三次長寿村のご厚意でワイナリーの観光だけ でなく、翌日の講演会場への送迎もしていただきました。
29日の医療講演会「網膜色素変性症ってなあに」では長谷部先生に大変わかりやす いお話をしていただきました。講演会の参加者は30人でしたが、先生には質問にも キチンと答えていただき、午後はなごやかなムードで交流会を行うことができまし た。
新鮮なトマトの差し入れがあったり、三次保健所の方が色々と気配りをしてくださ り、とても有意義な会でした。(休日であるため、冷房設備が使えませんでした。保 健所で扇風機やうちわを準備してくださいました。)
また、三次市内の会員の方が、勤務先のホームセンターから冷風扇を借りてくださ り、暖かい配慮に感動しました。
講演会には三次近郊の方だけでなく、広島市内からも参加があり、新しい出会いと感 動の2日間でした。
「めがねのタナカ」の機器展示も好評でした。
以下は宿泊交流会に参加した方の感想です。


★会員相互のより深い交流を
           広島市安佐南区   Uさん
 皆さん、こんにちは!私はこのたび『JRPS』に入会させていただき、7月28 日、29日の三次宿泊交流会に参加しました。前日は食事をしながら、皆さんの自己 紹介及び近況報告を聞き、皆さんが健常者(晴眼者)の方と一緒に第一線で活躍して おられる事をうらやましく思いました。
これも私には活力となり、頑張って行こうと 思うのです。また、翌日の29日の県立病院の長谷部先生の講演会も、皆さんの素直 に現状を認めて日々の生活に頑張っておられる事がよく分かり、私だけではないと安 心する部分があり、とても有意義な宿泊交流会だったと思いました。
広島市内に会員 の方が28名おられると聞き、同じ病名同士悩み困っている事など、体験者のお話を 聞くのも自分にとって、とても生きがいを感じるのではないでしょうか。
会員の皆さ ん、この次の交流会には是非出席してください。お待ちしております。


★JRPS広島支部 宿泊交流会に参加して
            広島市 Aさん
7月28日(土)〜29日(日)の両日、三次で開催された宿泊交流会に参加しまし た。
1日目は14時にJR三次駅へ集合し、三次ワイナリー、法源院と見物し懇親会 場の長寿村で宿泊。その日の三次は好天に恵まれとっても暑かった。会員になって間 がない私は、話をしたくても声をかける事ができずにいました。その内、みんなの話 にそば耳を立てていると、佐藤支部長がどこにいるか、見当がついたので近づき、握 手をしながら挨拶をしました。
支部長は明るく深い声で「よく参加してくれました。
よろしく。」と迎えてくれました。私の第一印象は「器が大きそうな人だなぁ。」と いうものでした。三次ワイナリーに着く頃には、誰とも心安く話ができるようになっ ていて、そこで8種類のワインを全て試飲し、下地を作って懇親会場の長寿村へ。懇 親会は約20名で自己紹介から始まり、カラオケやメンバーの一人のアルトサックス 生演奏も飛び出し、盛り上がりました。
おひらきの後も左利きの人が多いようで、チ ビチビやりながらの話も格別でした。音楽好きの私は吹いた事もないアルトサックス に挑戦し、音が出たのにはびっくり。こうして、一日目の夜はふけていきました。 2日目は午前中、県立病院の長谷部先生の講演と質疑応答。昼食後は親睦会にあてら れ15時で今回の日程は全て終了しました。
同時に視覚障害者のための福祉機器展示 会も開かれました。この日は三次近郊からの参加者があり、約40名とふくらみまし た。親睦会はユーモアたっぷりに、また現況を率直に話される人もいて、それぞれ聞 きごたえのある自己紹介でした。
私は視力が低下していくなかで悩んでいた節目節目 で、人との出会いによって困難を切り抜けてこられた事と、JRPSの存在意義につ いて話をしたつもりでしたが、後になって、もう少し具体的な内容にすればよかった なぁと思いました。各地で情報のかやの外にいて孤立している仲間にも思いをめぐら せました。この二日間は私にとって、メンバーの一員として同じ苦しみや喜びを共有 できた楽しくもあり有意義であった 出会いの場となりました。
参加された皆様には 大変お世話になり、ありがとうございました。

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