あぁるぴぃ広島 43号


■会員の声


1 大本リポート「デパケン」の経過報告
 尾道の大本です。1月11日と1月16日に神戸先端医療センターへ行ってきました。丁度3、4年くらい前から視力が低下していました。
 1年前、病院でデパケンの服用を実験的に依頼されました。6ヶ月服用・・・1週・2週・4週・2ヶ月・3ヶ月・6ヶ月1年。計7回 検査・診察の14回の通院です。
先生:「検査結果は、「薬を服用していた半年間は進行していません。服用していない半年間は悪くなっていますね。」
大本:「先生、質問ですけど個人的には、3 4年位前から悪くなっているのは僕自身認識していました。いつ頃からかは記憶が判りませんが、落ち着いたと思っていたのですけど・・・。薬を飲まなくなって悪くなっていましたか?? ショックです。
よく判りませんがこの結果だけでは薬を飲んでいたから進行が止まっていたかどうか判断できないと思うのですけど。」
先生:「その通りです。お願いですけど後3ヶ月服用してみて貰えませんか。」
大本:「わかりました。宜しくお願いします。」

2 座禅について
 福山のOです。今朝 テレビをつけていたら 座禅が不安症の治療にいいということをしていましたね。動悸 息切れ 過換気症候群 などのパニック障害の治療にいいと言っていましたね。
 座禅は今していること以外、何も考えないことがいいのだそうですよ。
とは言っても、凡人には そのようなことは なかなか出来ませんよね。それで 座禅が出来るよう、訓練をするのだそうですが・・・。
例えば カレーライスの絵を見たとすると「 あ カレーライスの絵だな」と そのことだけをありのままに受け止めるのがいいのだそうです。
「おいしそう」とか、「お腹がすいた」 とか 「ビールが欲しい」などという余計なことは思わない、考えないようにするのだそうです。
 そういえば、以前、JRPS広島県支部の主催で、薬草の講習会 と座禅の体験会があって、私も主人と参加させて頂きました。
台風の最中にもかかわらず、参加者の皆さんにはお世話になりました。そうそう、その時の住職さんが同じことを言っておられましたね。
「ありのままを受けとめるのがよろしい。」と。そして、「ご縁を大切にすることだ。」と。今頃になってではありますが、今朝のテレビを見てよい体験をさせて頂き、うれしく思い出されました。

3 副音声付映画「少女たちの羅針盤」
 広島のAです。先日 「少女たちの羅針盤」を映画館で見て来ました と言うより聴いて来ました。
広島県が推進している 映画をだれでも楽しめるようにという映画のユニバーサル化の試みです。
 映画は広島の「福山ミステリー文学新人賞」 受賞作品でした。
劇場には湯崎県知事、副音声の語り手の小宮悦子さん、映画監督その他関係者が多数出席し、鑑賞後、トークショーもありました。
また、聴覚障害者も楽しめるように字幕スーパーが入っていました。監督は「国内で作られる年間 約400の作品がすべてユニバーサル化 され、良い映画だけでなく すべての映画の中から選択できるようになる事を希望します。」と言っておられました。
 ただ、私としては視覚と聴覚の重複しておられる人はこれで楽しめるのかという疑問も浮かびました。長年映画から離れていました私は これなら楽しみがまた一つ増えそうだと喜び、家路に着きました。

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