あぁるぴぃ広島 52号


■巻頭言

「見えにくい私を癒してくれる ペット達」    幹事 上垣内 光恵

結婚して もうすぐ30年になる私たちには 子供がいないことと 動物好きだということで 結婚して8年目頃から 犬と暮らし始めました。
1頭目は黒ブチの狆(チン)です。
時が時ならば お姫様の横に チョコンと お座りしている おへちゃの犬です。
ちょっぴり怖がりで わがままな子でした。
 主人のことが大好きで 二人が並んで話をしているといつの間にか二人の間にチョコンと座っていました。
 2頭めは 3年後に 薄茶ブチの シーズーが 加わりました。
この子も おへちゃです。
だっこして マンションのエレベーターに乗っていると 出会った人に 「まあ カワイイ! お母さんににてきたねぇ!」と よく声をかけられました。 アハハ です。
  お姉ちゃん犬のことが大好きで 追い掛け回してはじゃれあって 私たちを笑わせてくれました。
この子はアレルギーがひどく  とっても甘えん坊でした。
 私たちが夫婦ゲンカをはじめると 「ごめんなさい、ごめんなさい」とでもいうように 私の足に「キューンキューン」としがみつくので ケンカはおしまいってなりました。
ケンカをやめて!と言っていたんでしょうかね。
 狆は15年一緒に暮らしてくれました。
腰が立たなくなり オムツをして1週間後に 旅立ちました。
「もう少し一緒にいたかったなあ 寂しくなったね」と シーズーをなでながら 話かけたりする日がありました。
このシーズーも 心臓を悪くし一年半後に旅立ってしまい とてもこたえました。
2頭が じゃれあったり追いかけっこしたり ケンカしたり・・、と 私が辛いとき 不安なときを 癒してくれた子たちでしたから 思い出しては 泣いていました。
台所にいても 食事をしていても ・・、涙がながれるという日を送っていました。
 主人は そんな私を心配したんでしょうね。
3か月後に ネコを連れ帰ってくれました。
  生後3か月にも満たない子でしたから  忙しくなり 涙するヒマがなくなってしまいました。
犬と猫の性格の違いに おかしくて笑っちゃうこともありますが その猫も3才9か月になりました。
〈ここから 猫のひとりごと〉  皆さん こんにちは カミガイチ ラムネ  ニャン! アタシは マンチカン といって 手(前足)の短いネコで 女の子ニャ。
毛の色はブルーで 目はグリーン 手と足に白い手袋とハイソックスをはいているニャン! シッポは ながいんだよ。
 時々 ソファーの下から出して お昼寝していると おかあちゃんに踏まれちゃうの。
痛いし。
 ビックリしちゃうし たまにアキレスケンをかじって、しかえししてやるニャン。
おとうちゃんは ボールをころがしたり カミクズ投げたりして遊んでくれるの。
 これがいっぱい走り回れて楽しくて いい運動になるニャン。
一番のお気に入りの場所は 外の見える出窓。
小鳥やカラスが 飛んでいるのを見てると楽しいし 日なたボッコでお昼寝は最高ニャ。
猫好きな人 遊びにきて ニヤーン!。

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