編集後記







5月19日、県立びんご運動公園で行われた第13回広島県障害者陸上競技大会に参加しました。
言うまでもなく、このような行事を行うには参加当事者よりも多くの運営スタッフやボランティアのみなさんの支援と協力が必要不可欠です。
開会のあいさつでどなたかが言いました。
新元号「令和」は「人が美しく心寄せ合う中で文化は花咲く。
一人ひとりがしっかりと自分の花を咲かせてほしい」という意味が込められている、と。
この新しい時代、そして東京パラリンピックを来年に控えた今、私たち「障害者」への理解や支援体制を前進させる大きな流れが生まれているように思います。
「障害を持つ人もそうでない人も共に支えあって生きる社会」を実現していくため、私たちはどうすればいいのか。
勇気を出して手を差し出そうとする人は、私たちの周りに私たちが思っている以上にたくさんおられるのではないか。
「私が、私たちが、少し勇気を出せば世の中は少し動く」、今はそんな時なのではないでしょうか。
巻頭言を寄稿いただいた岡田さんの思いと取り組みに、支える人と支えられる人を限定しない「共に支えある」=「共に生きる」素晴らしさに気付かせていただきました。(しんしん)

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