あぁるぴぃ広島 8号


■会員の声■
2 拡大読書器講演会(3月16日)に参加した方から


@府中町のNです。
 昨日は、木村眼科内科での森田先生の拡大読書器の講演会参加された皆様、お疲れ 様でした、
 体験情報、大変ありがたく拝聴させていただきました、
 読書器の選びかたの4だいポイント、
 1 XYテーブルの移動範囲。(A4サイズまで全体すむうすに移動できますか)
 2 コントラストの調整(薄い字、濃い字、読めますか?)   
 3 倍率、読書以外に何か使えますか?(針の糸通しとか)
 4 文字が書き易いですか?
 特にポイント4で、郵便番号を書く欄1枠のなかにABCの26文字が書けたのに はびっくりしましたね。
 今度買うときは森田先生の所へ相談にいってでも、自分にあった使い易い物を選び たいと思います。
 それと強力サーチライトの4万カンデラーと7万5千カンデラーの2機種を比較さ れてましたが、このうち大きい方でもあれば、夜道を杖なしででも歩けそうですね。
 メーカー(フィンガー?)だったかな?誰かフォローして・・・。近くのメガネや さんで手に入るとのこと、是非一本ほしい必需品ですね。

これは、日常生活用具給付、あつかいにはならないものでしょうか。
それでは、自分の感想と、おたずねとさせていただきます。


写真1

木村眼科内科医院、会議室にて。
拡大読書器の講演会の様子。講師、森田茂樹さんの お話は大変興味深いものでした。


Aこんにちは。広島市のFです。
 16日の呉での講演会に参加をさせていただき講師の森田さんの話と木村眼科さん の気配りに大変感激させられましたので、お礼の意味も含めて講演会の感想メールを 送らせていただきました。
 森田さんのお話で感じさせられたのは、視覚障害者に対する偏見やそれからくる 「思い込み」に対して反発をしていたつもりなのに、自分自身の中に知らず知らずの うちに「自分には使えない」 「できない」という「思い込み」をつくっていたこと を気づかせていただきました。
 また、読書機の性能に対しても、自動車、電気製品などはメーカーによる差はほと んど無くほぼ均一した性能なのに読書器の世界では一世代前の性能の物と最新の機器 が同じ価格帯で販売をされているという現実を教えていただき、また、その現実を知 らないまま不幸な選択をされている方がおられるということです。
 それから、製品の欠陥に対してもメーカーにそのつど指摘をしていくという活動を 続けられ、それが改良という形で返ってくるということもお聞きし、それも発想の転 換という事を教えていただいたという気がします。今まで補助を受けて支給された物 だから、文句を言う立場ではないと思い込んでました。それが貴重な税金によって賄 われているんだから、もっと積極的にクレームを言わないといけないというような内 容を言われ、この話には「なるほど。」とうなずかされました。
 読書器の細かい性能については、理解できてないのですが、とにかく最新のものは オートフォーカスとカラーという機能は当たり前という事は分かりましたので、もし 読書器についてのアドバイスをする機会があればその点だけは伝えることが出来ま す。
 それでは、森田さん、木村眼科さん、講演会の企画にご尽力してくださった皆さ ん、ありがとうございました。


写真2

木村先生よりご挨拶をいただいているところです。


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