JRPSトップ > 兵庫県支部トップ

平成16年度活動報告

最終更新日: 2006/04/08

1月23日
新年講演会
新年講演会を終えて
12月8日
☆女性の会“百均ツアー&おしゃべり忘年会”☆
参加された方の報告
11月21日
■アイフェスタ2004in神戸■(視覚障害者の為の総合福祉機器展)
◇出展者一覧◇
「アイフェスタ2004in神戸」(視覚障害者のための総合福祉機器展)を、終えて。
〜ピアカウンセリングコーナーを設けて〜
〜ロービジョンセミナーを開催して〜◇
〜「癒しのひととき」を開催して〜
音声誘導装置を設置しました。
10月6日
■三田地域での交流会■
9月12日
■和田山地域での交流会のお知らせ。■
和田山交流会に参加して
7月28日
☆「触ってみよう、使ってみよう、便利な道具」体験交流会を開催しました。
参加されたみなさんのお声
6月20日
☆第一回定期総会および講演会を開催しました。
4月25日
第2回アイライトコンサートが開催されました。
4月11日
☆四月交流会を開催しました。
参加された会員からの報告
3月7日
☆三田市で講演会&交流会を開催しました。
参加された会員からの報告
網膜色素変性症講演会・交流会を三田市で開催して

このページの先頭へ戻る

新年講演会

・開催日時:
平成17年1月23日(日) 10:00〜12:00(受付9:30〜)
・会場:
尼崎市立小田地区会館 2F大会議室・尼崎市長洲本道1丁目15-38
(JR尼崎駅南へ約7分)9:15〜9:55間、駅〜会場まで、ホ゛ランティアの、配置予定。
・講師:
京都府視覚障害者協会 相談員 高間 恵子氏
・テーマ:
視覚障害者の制度・年金等について。
・参加協力金:
会員300円、非会員500円
*どちらも介助者一名は、無料。但し、受講者多数の場合、入室をお断りする場合もありますので、ご了承願います。

このページの先頭へ戻る

 昨年は、日本はおろか世界中での災害の多い年でしたが、今年は”酉年”大いに羽ばたき、幸せな一年でありますよう祈りたい思いです。
 さて今年初めての、兵庫県支部催事「新年講演会」を、尼崎市立小田地区会館で開催いたしました。
 日頃の広報活動の成果でしょうか、12月25日付け・尼崎市広報紙に掲載していただくことが出来ました。
 お蔭様で、広報紙から10数件の問い合わせがあり、そのほとんどの方々もご参加いただくことができ、皆様、真剣にご講演に聞きいっておられました。
 講師は、京都府視覚障害者協会 相談員 高間 恵子氏テーマは、「視覚障害者の制度・年金等について」レジメは、下記のとうりですが、事前に参加者の皆様方から質問したい事項などもあわせ、また今後の動向については、あくまでも可能な範囲でご講演いただくことが出来ました・
 
  1. 知っていると損をしない制度の利用の豆知識
         
    • 補装具と日常生活用具とを混同している方がいます
    • 上記を申請せずに先に購入し、後であわてているかたがいます
    • 上記の耐用年数の件、破損したときなどの対応について
    • 「身障手帳」の取得について
    • 将来、市町村での事業化傾向について
  2. 障害年金制度について知っていると損をしない豆知識
    • 身障手帳等級と障害年金等級と混同している方がいます
    • 傷病手当金、失業保険を受けながらリハビリ施設での訓練などは、可能ですか?(退職後に臍を噛まない事前策などについて)
      特に一家の大黒柱の場合の、経済的困窮の解決方法などがあれば?
    • 「無年金障害者」の救済と今後の課題について
  3. 介護保険と支援費制度の統合から活用に向けて
    • 平成17年度までは従来どうり、その後は市町村が中心(事業化)に?
    • 今後どうなっていくのでしょうか?
  4. 年金制度の今後の動向について
    • 支給年齢の繰上げ化
    • 厚生年金と共済年金の一元化について
  5. グランドデザイン(案)新しい福祉法の制度の予定について
    • どう変わっていくのでしょうか?
    • 満足の得られる生活の保障は?
 講演後の質疑応答の、ほとんどが「年金などに関する内容」でした。
 以下は、その一部分です。
  • すでに夫様が老齢年金を受給されているので、患者さん(奥様)が障害年金の手続きをされたところ、加給年金が発生し、悩んでおられる事例。
  • これまで年金基金もあわせ、受給していたがこのたびから所得の位置づけとなり、市・県民税が負荷される予定での質問事例。
  • 現在、在職中ですが、ある程度の将来展望が理解できた。
 などなどでした。
 また下記のような感想も寄せられています。
  • 感想としてはいろいろな手続きをする前に高間さんのようなかたを存じあげていたら上手に手続きをしていたかも知れません。
    今日の話でかなり損をしたことがわかりました。
    また、いままで知らなかったことを知ることができました。
    やはりなんでも出向いて参加し見聞をひろげないとだめですね。
    参加させていただいて、本当によかったです。
  • あの短い時間に内容の詰まったお話を聞かせていただきとても参考になりました。
    昨日、高間先生のお言葉に甘えて、早速、FAXで、私の視野検査のコピーを先生に送らせていただきました。
    そして、今朝、先生よりお電話をいただきました。
    結論から言うと、微妙なところではあるけれどトライしてみては・・と言われました。
    2年前に却下された時より確実に悪くなってるし・・
    ちょっとがんばってみようかな〜と思っています。
    せっかくある制度も知らないでいると、何の恩恵も受けずに終わってしまう。一度聞いただけでは、理解出来なかった事も何度か聞いてる間にだんだん判ってくる。
    初心者マークの障害者には、とっても勉強になりました。
    ありがとうございました。
 先生は、当事者ではありませんが、私どもの目線での判りやすいお話を伺うことができました。
 今ある「社会資源」を活用し、その扉を開くノウハウの極一部分をお教えいただいたと私は、今しみじみとかみ締めています。
 但し、病気の症状が異なるように、各人がかかえている内容は実に、ケースバイケースだと思いました。
 また機会がありましたら、ぜひまたお話をいただきたいと思います。
 素晴らしいご講演に心から厚くお礼を申し上げます。 
 最後になりましたが、寒中にもかかわりませず、兵庫県ボランティア協会さまからの5名の方々へお礼とともに深く感謝申し上げます。
 ありがとうございました。

このページの先頭へ戻る

女性の会“百均ツアー&おしゃべり忘年会”

日時: 12月8日(水)10:30〜14:30
・場所: 百均ツアー後、かに道楽ハーバーランド店
・集合: 10:30迄にJR神戸駅中央口前
・参加費: 三千円・募集人数:30名 ・締切日11月25日
7月におこないました催事、「触ってみよう、使ってみよう、便利な道具」の中での「便利グッズ」で紹介され大好評を得ました「百均商品」(一人ではなかなか行けません)のツァーと、女性が大好きな「食べる事、おしゃべりする事」を、欲張って計画しました。ぜひ、ご参加ください。メールお待ちしています。

このページの先頭へ戻る

女性の会“百均ツアー&おしゃべり忘年会”の報告

KVS兵庫の浜田 麻美先生にコーディネーターとしてご参加いただき、ガイドさんも含めて総勢22名で、神戸ハーバーランドのダイソーで1時間ほど、買い物を楽しんだ後、かに道楽に移動し、かに会席に舌鼓をうちながら、参加されたみなさんに、百均でゲットした“一押し”を発表していただきました。
評判がよかったのは、
・白いおたま(醤油の量が良くわかる)
・フットライト(これは、300円でしたがあちこち付けて足元を明るく)
・反射テープ(階段の最後の段につけて踏み外し防止)
・大きな文字のデジタル時計(これは200円でしたがとても見やすい)
・立体シール(タッチパネルに貼って位置がわかる、)
・使い捨てペンライト(7時間くらい光る、暗闇で自分の位置を知らせる事ができる)
・光るカチューシャ(ダンスパーティーで目立つ)
等、私たちが便利に使えるグッズがたくさんありました。
そこで、“女性の会”では淋しいと言う事で、“秋桜(コスモス)の会”と名前がつきました。
参加された方の感想です。
*百円ショップがあるとは聞いていましたが、行ったのは初めてです。
 安かろう、悪かろう のイメージを持っていましたが、普通のお店で扱っている商品が本当に100円なので、驚きました。
 足場が良ければ 是非利用したいですね。
 でも 100円で売るなんて、原価はいったいいくらかしら? とも考えてしまいましたよ。
 カニ道楽のお食事も あの質と量で、¥3000とはお得感があります。
 皆さんとの楽しい会話、満足の一日でした。
 有難うございました。      (Y.K さん)
*「百均ツアー&おしゃべり忘年会」に参加して・・
 楽しい一時を同病者と共に過ごせた事に感謝しています。
 日頃日常生活で,不便を感じはじめた頃でしたので「百均」で、便利グッズを沢山紹介していただき早速トライしています。
 家族には,私自身の見え方が、理解し難いようです。
 だから、自身で工夫しなきゃ・・・と思いました。
 その後の、お喋り忘年会では、かに三昧で、同病の方と本音トークが出来たことが最高でした。
 皆さん,前向きで明るいです。
 まさに、「障害は,不自由なれど、不幸ではない」と思ってらっしゃる人達ばかりに思えました。
 何時になったら、私もそう言う気持ちになれるのかしらと帰路についた師走の一日でした。
 さだまさし」さんの「コスモス」のCDを聞きながら書きました。              (K.I さん)
                    伊藤 せつよ

このページの先頭へ戻る

■アイフェスタ2004in神戸■
視覚障害者の為の総合福祉機器展

開催日時: 11月21日(日)10:30〜15:30
会場: 神戸市立六甲道勤労市民センター5F大会議室
神戸市灘区深田町 4-1-39-401メイン六甲(JR神戸線 六甲道駅南隣接)
参加業者: 22社
入場料: 無料
☆同時開催☆
会場: 会議室E
「ロービジョンセミナー」 10:00〜11:30
テーマ: 残存視覚の有効的活用方法について
“あきらめないで、あなたの見え方-意識をすれば見えてくるもの”
講師: 国立神戸視力障害センター指導課
生活支援専門職  原田 敦史先生
「癒しのひととき」 13:00〜14:30
“機器展の合間に、ホッとしたひと時を・・”
出演:
  • 関西大学落語大学
  • ハーモニカアンサンブル「てとおと」
会場: 大会議室(控え室)
「ピア・カウンセリングコーナー」 13:00〜15:30
"仲間同士、心の悩みを話してみませんか"
カウンセラー: 自立生活センター神戸 Beすけっと
ピア・カウンセラー 藤原 久美子 氏
主催: 日本網膜色素変性症協会(JRPS)
共催: NPO法人 視障自立支援の会
運営: JRPS兵庫県支部
後援: 兵庫県、 神戸市 、兵庫県眼科医会
社会福祉法人兵庫県社会福祉協議会
社会福祉法人神戸市社会福祉協議会
財団法人兵庫県視覚障害者福祉協会
社団法人神戸市視力障害者福祉協会

このページの先頭へ戻る

◇◇◇出展者一覧◇◇◇

《遮光眼鏡・ルーペ・単眼鏡》
●東海光学株式会社
●メガネのタナカチェーン株式会社
《拡大読書器》
●TIEMAN TOKYO OFFICE
●有限会社ベスマックス
●株式会社タイムズコーポレーション
●株式会社ナイツ
《視覚障害者用パソコン》
●NEC【日本電気株式会社】
●アイネット株式会社
●株式会社高知システム
●株式会社ネットイン京都
《保険》
●ソニー生命保険株式会社
●株式会社ピー・アール・エフ
《インターネット接続ボランティア》
●ASV【全国視覚障害者インターネット接続支援連絡会】
《点字グッズ・便利グッス゛・白杖》
●松下産業機器株式会社
●有限会社ジオム社
●株式会社大活字
●企画製版 今井
●神戸ライトハウス
《音声誘導装置・その他》
●池野通建株式会社
●ウツミ株式会社
●三菱プレシジョン株式会社
●株式会社中日電子

このページの先頭へ戻る

「アイフェスタ2004in神戸」
(視覚障害者のための総合福祉機器展)を、終えて。

JRPS兵庫県支部長 榊原道眞

 去る、11月21日(日)JRPS兵庫県支部として、二回目となる、「アイフェスタ2004in神戸」を22社の参加協力を得て開催いたしました。

 会場は昨年同様神戸市立六甲道勤労市民センター5F大会議室を使用させていただきました。開催時間も昨年同様10:30〜15:30で行いました。

 開場時点では、昨年の方が多くの入場者数でしたが、次第に入場者数も増えて各ブースの前に人だかりができてきました。

 昨年は、一時会場内が溢れんばかりの状態になりましたが、今回は一日の流れが、わりと平均的な流れの中で、進行したようでした。

 入場者数は、昨年のほうが、若干多かった様に思えます。しかし、今回は、昨年おそらくゼロだった、行政関係の方、視覚障害者の支援施設等の方に十人近くご来場していただく事ができ、一応の成果があったように思います。

 私たち、JRPSの会員は、目標である「治療法の確立」・「生活の質(QOL)の向上をめざそう」を、合言葉に、活動しています。特に私たち支部の手でできる事は、「QOLの向上」につながる事です。今より、少しでも便利に、少しでも快適に、そのような生活ができるようなお手伝いができればと思っています。今回の開催はそういった私たちの強い思いで行いました。

 また、最近の機器・グッズなど、本当に便利で生活に役立つモノが沢山紹介されました。是非そういったモノを知っていただきたいと思います。

 「アイフェスタ」を通じ会員の方々及び視覚に障害をお持ちの方々に、より良い情報の提供ができれば幸いです。

 今回、参加されなかった方、ぜひ次回は、会場に足をお運びください。そして、少しでも快適な生活を目指しませんか。お待ちしています。

 また、開催にあたり、NPO視障自立支援の会のボランティアの方々をはじめ、多くの関係各所の方々に大変お世話になりました。この場をお借りして、お礼申し上げます。

このページの先頭へ戻る

〜ピアカウンセリングコーナーを設けて〜

「ピア・カウンセリング」コーナーについて。
ピア・カウンセリングという言葉の認知度がまだまだ低いようです。ピアとは、仲間という意味で、私たちにとっては、同じ視覚に障害をもつ、「カウンセラー」と話し合う中で、悩み・不安などの解決のヒントが得られればとの思いで開催しました。
 今後も、機会がありましたら、是非、このような場を持ちたいと思います。
ピアカウンセリングを受けて
・女性同士、おしゃれについてもお話する事が出来て楽しかったです。
ただ、 カウンセラーの方がお若い方だったので、同年代の方の方が良かったかな。
・自分より目が悪くて、お若い方がとても明るく前向きに生きておられることに勇気と元気をいただきました。
・悩みを共有して、いっしょに考えていただき、元気がでてきました。

このページの先頭へ戻る

〜ロービジョンセミナーを開催して〜

ロービジョン講座は特定のリハビリテイションセンター以外では講習を受けられない貴重な機会だけに昨年同様受講希望者が多く会場一杯となり大盛況でした。

国立神戸視力障害センターの生活支援専門職の原田敦史先生より眼球運動の仕方、色の識別方法、意識して見ると見えてくる、全盲に近い人でも網膜の見える処を発見出来ることがある、等を懇切丁寧に御説明頂いた。

特に眼球運動に関しては毎日その気になって訓練すれば眼の筋肉がなじんできて成果が出てくる旨詳しく御説明頂いた。

更に体験者報告として神戸市のNさんが「原田先生より御指導を受ける前はほとんど何も見えませんとして半分あきらめ、毎日暗い生活であったが訓練をうけている間に先生より網膜の視覚の残っている箇所を発見頂いたお陰で今まで一人で歩行出来なかったのに訓練後自信がつき一人で外出できるようになりました。

其のお陰で性格まで明るくなりました」と訓錬中の眼の見え方の変化の様子を詳しく話された。

この間会場の障害者はNさんの御報告に引き付けられ明るい光を見出された様に見えた。

Nさんの御報告が終わると拍手喝采となった。

他にも一人の体験者報告があり予定時間となったが原田先生は予定時間を延長して御講演頂いた。

其の後原田美貴先生より代表をしておられる「Kinki-ビジョンサポート(KVS)」の概要説明があり視覚障害者の情報交換の場である「Kinki-ビジョンサポート大阪」と「Kinki-ビジョンサポート兵庫」の御紹介があった。

講演会終了後受講者の感想を聞いたところ、初めて参加した人が是非眼球運動の御指導を受けたい、早速KVSに申し込みます。帰りの電車の中で眼球運動の練習をしますといわれておりこの講演会が大成功裡に終えることが出来たと嬉しく思っている次第です。

このページの先頭へ戻る

〜「癒しのひととき」を開催して〜

 今回、「癒しのひととき」として「てとおと」の皆さんの素晴らしいハーモニカ演奏と前川裕美(まえかわゆみ)さん作曲の「ねがい」を裕美(ゆみ)さんも参加していただき皆で合唱しました。

 そのあと、関西大学の学生さんによる古典落語を三題、彼らの大熱演に観客の皆さん、おなかの底から笑い、まさに「癒しのひととき」2時間弱のイベントがあっという間に終了しました。

 立ち見まで出る大入りで閉幕後、学生たちと握手をする皆さんの嬉しそうな表情が印象的でした。

内容
(1)ハーモニカ演奏と「ねがい・前川裕美(まえかわゆみ)さん作曲」の合唱
「てとおと」の皆さん
曲目
  • 大阪ラプソディー
  • バイオコンディオス
  • ブルーカナリア
  • ねがい
(2)落語
関西大学文化会
落語大学の皆さん
演目
つる
浪漫亭不良雲(ろまんていぶらうん)
米揚げいかき
関大亭D競(かんだいていでぃーぜる)
禁酒関所
関大亭六宝松(かんだいていむほうまつ)

このページの先頭へ戻る

音声誘導装置を設置しました。

今回、池野通建株式会社さんのご好意でトイレの前に音声誘導装置を設置していただきました。

普段なら何気なく通り過ぎてしまうのですが、「トイレはこちらです。向かって右側が男性用、左側が女性用です。」との音声ガイドに多くの来場者が足を止め、あらかじめ用を足してから会場に入られる姿が見られました。

このページの先頭へ戻る

■三田地域での交流会のお知らせ。■

日時: 10月6日(水)13:00〜15:00
会場: 三田市総合福祉保健センター
参加費: 無料

このページの先頭へ戻る

■和田山地域で交流会を開催。■

日時: 9月12日(日)11:00〜15:00
会場: 「但馬長寿の郷」養父市八鹿町
共催 兵庫県和田山健康福祉事務所
参加費: 無料

このページの先頭へ戻る

和田山交流会に参加して

去る9月12日兵庫県和田山で初めての交流会が開催されました。

当日尼崎より特急「北近畿1号」に乗って約2時間で八鹿駅に到着、プラットホームに保健所の保健師の出迎えを受けマイクロバスで会場に案内して頂きました。

支部役員全員と来賓として参加頂きましたJRPS本部橋本理事の9名が交流会会場で皆様の歓迎を受けました。

和田山健康福祉事務所の村上 政江課長以下大勢の保健師と地元のJRPS会員並びに視覚障害者の暖かい歓迎を受け和やかな雰囲気の元交流会が始まりました。

会員、視覚障害者並びにご家族を含め約50名の会場がほぼ満員になり支部長、本部理事の挨拶に続き神戸よりご足労頂いた講師、国立神戸視力障害センターの渕上正寛先生のご講演を聴いた後次々と会員。視覚障害者及びご家族より質問がでて予定の15:00までに終了しない為、日帰りの役員3名を除き渕上先生と役員6名が分担して机をはさんで会員と家族に個別に質問を受け詳しく説明し情報を提供いたしました。

大会議室では表面的な質問しか出なかったのですが、個人面接の形で対談しますと、本音で悩み事、情報不足で困っていること、等次々と質問が出ました。

支援費制度、日常用具の支給、年金制度、福祉施設、など網膜白書に記載されている事項を中心に説明をしましたが、始めて聞いたと驚く方も居られたりして熱が入ってきました。

田中メガネの展示品にも大勢の方が熱心に品定めをされました。

質問が続出して結局16:30まで続きました。

渕上先生もお付き合いいただきました。

保健師さんも5名つき切りで対応していただきました。

兵庫県北部地区の会員、視覚障害者がこの様に情報不足に困って居られることを知り申し訳なく責任を痛感致しました。

質問がまだまだ有るようですから、今後「あぁるぴぃ」記載の連絡先に問い合わせをして頂くことにしました。

尚網膜白書を8冊買って頂きました。

17:00に和田山交流会の全ての日程を終了しました。


◎希望者のみの見学会

 

希望者だけで出石を見に行きましょうと言うことで6名が残り一泊して翌日出石を見て帰ることと致しました。

会場の「但馬長寿の郷」の別棟に移り6人が宿泊用の部屋に入りました。

木造2階建ての素晴らしいホテルで見晴らしも良くほっと致しました。

温泉並みの風呂に入り大食堂での夕食会となり素晴らしく美味しい料理に話も弾み幸せを満喫したうえ、部屋での缶ビールの飲み会に移り大いに盛り上がりました。

会議場、宿舎、風呂、食堂が全てバリアーフリーの渡りローカで繋がって居り視覚障害者には安心して滞在出来る、真に理想的な設備です。

p>翌日宿舎のマイクロバスで出石市の観光センターまで送っていただき素晴らしいガイドさんに歴史、風土、の説明を受け乍ら有名な小京都と言われる「出石」の観光に時の経つのも忘れました。

豊臣秀吉より2回にわたる攻撃を受けながら耐え忍びその当時の町並み建物をそのまま残し続けた住民の皆様の心意気を強く感じました。

そのお陰で日本では数少ない昔の面影を残した小京都の町並みを毎年約160万人の観光客に楽しんでもらっているとのことでした。

今回役員のみで和田山交流会に参加いたしましたが次回は会員の希望者全員でご一緒したいと思っております。

視覚障害者は単独では遠方への旅行はどうしても難しく会員が誘い合わせて助け合いながら旅行したいと思います。

今回お世話になった和田山保健所の皆様と今回担当していただいた皆さんに心より感謝しながら筆を置かせて頂きます。

田中 務

平成16年9月27日

このページの先頭へ戻る

「触ってみよう、使ってみよう、便利な道具」体験交流会

日時: 7月28日(水)10:00〜15:30
会場: 国立神戸視力障害センター(神戸市西区)
集合: JR明石駅 9:00 緑の旗が目印です。
直接来場される方は、ご連絡ください。(下記アドレス迄)
参加費: 会員300円、非会員500円(介助者は無料)
四つのコースがあります。(午前、午後共通)
・音声パソコンに触れてみよう
・拡大読書器の便利な使い方を学ぼう
・点字に触れてみよう
・台所用品他、便利グッズの紹介
☆プログラム☆
9:30〜 受付
10:00〜10:30 オリエンテーション
10:30〜12:00 午前の体験(4コース)
12:00〜13:00 昼食、休憩
13:00〜14:30 午後の体験(4コース)
14:30〜14:40 休憩
14:40〜15:30 交流会、他
15:30 解散
(各コースに参加されない方の為に、オシャベリできる部屋を用意しています。)
オシャベリだけの参加もできます。

このページの先頭へ戻る

〜参加されたみなさんのお声〜

*パソコン
・HPリーダー、音声パソコンがどんなものかわかった。
・自分の名前を検索して、3件ヒットして驚いた。
・一度習っても、使わないと忘れてしまうので、また練習しなければ、と、思った。
・先生のご指導が温かだった。
*拡大読書機
・ゆっくり、あせらず、紙を動かさず、テーブルを動かすという基本を教えてもらって良かった。
・基準を決めて、端のラインで読むと見やすい事がわかった。
・拡大読書機で、どのくらいの大きさの字まで読めるのか判った。
・何でも、自己流ではいけないと思った。
*便利グッズ
・補装具と日常生活用具の違いが認識できた。
・便利グッズを使う事で、出来なくなった事がまた出来るようになるかも、と思った。
・プレックストークを紹介してもらったが、新しいものが出来ても、使いこなせないと役にたたない。
・100円均一にこんなに使える物があるのでうれしくなった。
・100均ツアー企画して欲しい。
*点字
・視障センターで習った事も、使わないと忘れてしまう。
・自分から、積極的に出かけることで、元気になれる。
最後に温かいご指導をしてくださった先生方に感謝!

このページの先頭へ戻る

第一回定期総会および講演会を開催しました。

日時: 6月20日(日) 10:30〜15:30
場所: 神戸市立東部在宅障害者福祉センター2F多目的ホール
(JR灘駅 南改札口より 0分)
参加費: 会員500円・非会員1000円(介助者は共に無料)
プログラム
10:00〜10:25 受付
10:30〜12:00 総会
12:00〜13:20 昼食休憩、機器展示見学
☆今回は書籍、便利グッズ等の販売を行います。
13:30〜15:00 講演会
  • 講師:国立神戸視力障害センター指導課主任 生活支援専門職 久保明夫氏
  • 演題:「中途視覚障害者がより快適に生きていくために・・。」
15:00〜15:30 連絡事項 他
15:30 解散
* ボランティアを下記の時間に配置いたします。:JR灘駅
(午前)9:50〜10:20  (午後) 12:50〜13:20

このページの先頭へ戻る

第2回アイライトコンサートが開催されました。

主催 特定非営利活動法人 神戸アイライト協会
後援 神戸市 JRPS
 少しずつ日も伸び暖かさも感じるようになってきました。皆様方はますますご健勝のこととお慶び申し上げます。
 いつも神戸アイライト協会の活動にご支援いただきありがとうございます。今回 、ボストン(バークリー音楽大)で音楽を勉強された前川裕美(まえかわゆみ)さんを迎えて第2回アイライトコンサートを実施することになりました。
多数の皆様のご来場をお待ちしています。
    記
1.日時 4月25日(日曜) 13時30分から15時40分
2.場所 神戸市立 生田文化会館 2階 ホール
3.支援協力費 500円
4.内容
13時 開場
13時30分 開演
リコーダー演奏「大きな古時計」ほか
アイライトアンサンブル
(視覚障害者を含むリコーダーアンサンブル)
神戸アイライト協会 活動紹介
前川裕美コンサート
(予定曲目)
ボサノバメドレー(「イパネマの娘」など)
ディズニーメドレー、オリジナル(「ねがい」など)
<プロフィール>
 3歳から音楽を始め、6歳で作曲も始めました。中・高校時代はクラシックの作曲理論を中心に、様々な音楽に興味を持ち勉強しました。
 高校卒業後、6年間アメリカのバークーリー音楽大学(ボストン)で学び、バラエティー豊かな音楽活動を目指しています。コンサートでは広く知られた曲から、オリジナル曲まで幅広く、歌っています。 現在はアメリカ育ちの盲導犬グレースと共に行動しています。
当日、13時より13時20分まで地下鉄県庁前より会場までの要所にボランティアスタッフが案内に立ちます。

このページの先頭へ戻る

☆四月交流会を開催しました。

日時: 4月11日(日) 10:00〜15:30
会場: 国立神戸視力障害センター 神戸市西区
内容: スポーツ&オシャベリ交流会
スポーツ指導:国立神戸視力障害センター
厚生労働教官 細川健一郎 先生
集合: 9:00 JR明石駅 改札口前 緑の旗を持って待っています。
(直接来場される方は、9:45までにお越しください。)
参加費: 会員:300円 非会員500円(共に介助者は無料)
昼食希望者は、4月4日(日)までに支部役員にご連絡ください。
今回は、少し豪華なお弁当にします。お茶つき1200円
上履きをできればご持参下さい。
今回は午前中に、スポーツで会員の親睦をはかり、午後からのオシャベリ交流会に時間を十分にとりました。午前だけ、午後だけの参加も、歓迎します。また、他支部の方も是非ご参加ください。

このページの先頭へ戻る

〜参加された会員からの報告〜

(会員:明石の中井さん)

 私は、交流会への参加は2・3回目です。毎回、新鮮な気持ちで帰ることができるのです。 今回もまた、元気をもらって帰りました。

 今回は午前中にサウンドテーブルテニスをしました。私には初体験で音のピンポンを追うことは難しかったです。が、みんな和気あいあいと楽しむことができました。

 午後の交流会も、共通の悩みを抱えている者が普段話せない心の内を出すことができました。それに、たくさんの方の知恵をもらえるチャンスなんです。健常者の中では言ってもわかってもらえないことが多いですが、ここでは理解してもらった上で意見・助言などをもらえるのがうれしいです。一人で考えていないで自分をだしてみませんか?たくさんで動けば私たちの生活もかわるかも・・・。

 またの機会を楽しみにしております。

このページの先頭へ戻る

三田市で講演会&交流会を開催しました。

日時: 3月7日(日) 10:30〜15:40
会場: 三田市総合福祉保健センター
2階 講座室
10:00にJR三田駅改札口に集合してください。(緑の旗が目印です。)10:10発乗車
参加費: 無料
スケジュール
10:30〜12:00 交流会第一部
12:00〜13:30 昼食・ミニ機器展
13:30〜15:00
講演会
講師 国立神戸視力障害センター・指導課
水村 慎也先生
テーマ 「視覚障害リハビリテーションについて
〜豊かな生活を実現するために、生活のなかでの工夫を学ぶ〜」
15:00〜15:40 交流会第二部

このページの先頭へ戻る

〜参加された会員からの報告〜

(会員:H.Oさん)

 3月7日の交流会は、朝から、雪が降って、大変寒い日でした。
それにもかかわらず、沢山の方が来られ、大変よかったです。
三田にも、これだけ、たくさんの、RPの方が、おられるとは、ちょっと、びっくりしました。たぶん、初めてこういう会に参加された方もおられたと、思います。
支部長さん、役員さん、そして、保険所の、吉井さん、皆さんの、ご尽力いただいたおかげと、感謝しております。

 私は、JRPSの会員ですが、なかなか、交流会には、参加できません。
交流会に、参加して、皆さんの、貴重な体験談や、情報をお聞きできた事は、大変よかったと、思っています。
こういうことが、今後、自分が、直面した問題が、起こったとき、考えるヒントになると思います。
また、情報を聞くことで、将来の希望を持つ事も出来るし、生活の質の向上にも、つながると、思います。

 神戸、明石とか、都市部だけでなく、郡部でも、交流会をしていただけたら、情報もなく、誰に相談する事も出来ず、一人で悩んでいるRPの方の、元気になるもとになるんではないかなぁと、思います。

このページの先頭へ戻る

網膜色素変性症講演会・交流会を三田市で開催して

春まだ浅く雪もちらつく3月7日、JRPS兵庫県支部の皆様とご一緒に、三田市で講演会・交流会を開催させていただきました。

開催のきっかけは、保健所に申請にお越しになる方々との面接で、多くの方が日常生活に不便を感じておられたり、福祉制度の利用についてこれまで知る機会が少なかったりすることを感じたことです。

そこで兵庫県支部の榊原支部長にご相談したところ、「それでは一緒に・・・」という温かいお言葉をいただき、開催することができました。

当日は55名の皆様が参加され、身近な地域で開催されたことを喜ぶ声が多く聞かれました。会を終えた時、改めてお一人お一人に合ったケアや制度の説明、日ごろの話しや情報を交換し合える場をもつことの必要性を痛感しました。参加者アンケートの中に、「自分だけが悩んでいるのではないと分かって心強かった。」とのご感想がありました。交流会は誰もが受け入れられる温かい雰囲気があり、そういった会だからこそ心に伝わる素晴らしいものを、私も共有させていただくことができました。

どうぞ皆様もお近くの保健所保健師に、お気軽にご相談ください。お住まいの地域が誰にとってもより暮らしやすい、素敵な地域となりますよう、ご一緒に歩ませていただけたら・・・と思います。

兵庫県三田健康福祉事務所(三田保健所)
保健師   吉井 絢


このページの先頭へ戻る

JRPSトップ > 兵庫県支部トップ