島根ビジョンネットワーク第23回ロービジョン研修会開催のお知らせ

第23回「ロービジョン研修会」 開催要項

主催:島根ビジョンネットワーク (下記参照)

日時:令和5年7月9日(日)10:00~12:30

場所:島根ライトハウス ライトハウスライブラリー 2階交流室
住所 松江市南田町141-10

テーマ:メンタルヘルスケアを考える

目の見えにくい患者は、日常において多くの困難を抱えて生活している。その中でも、進行性の病気を持つ患者にとって徐々に見えにくくなっていく段階を自分自身で受け入れていくのは容易ではなく、視力と共に心の健康まで失ってしまうこともある。

今回は、難病の眼科疾患を持つ当事者であると同時に、精神科医として患者の心に寄り添う支援者でもある福場先生に自身の体験を講演いただき、メンタルヘルスケアについて考えていきたい。

また、日本音楽療法学会認定音楽療法士の小林先生によるバイオリン演奏もあり、音が聴覚や脳を刺激するだけでなく、音の波として肌や細胞レベルにまで伝わり心や身体をリラックスさせ癒しを感じる時間と空間として共有してもらいたい。

参加対象者

見えにくさ(ロービジョン)に関わる方、ご関心をお持ちの方、当事者(患者)及びそのご家族等、分野や立場を問わず、どなたでもご参加いただけます。

定員

40名 申込先み先着順

参加費

無料

日程

・開場     9:30
・開会挨拶  10:00
・講演1    10:05~11:05
 講師 福場将太氏(リモートにて講演)
 演題 見えない・見えにくい当事者の心理的課題 ~現状をどう受け入れて、未来をどこに見つけるか~
<講師プロフィール>
 網膜色素変性症当事者、医療法人風のすずらん会 精神科医、視覚障害をもつ医療従事者の会 ゆいまーる 幹事、公益社団法人NEXT VISION 理事

・休憩    11:05~11:15
・講演2    11:15~12:10
 講師 小林圭子氏 バイオリン演奏 (ピアノ伴奏:稲毛麻紀氏)
 演題 「音楽」の力について
<講師プロフィール>
 日本音楽療法学会認定音楽療法士(鳥取県内4名)。神経難病の在宅療養児者や終末期の患者に対して質の高い音楽を自宅に届ける「音楽」の宅配便♪を事業とするミュージック・オフィス♪DoReMi代表。

・意見交換・質問等  12:10~12:25
・閉会挨拶  12:25~12:30

※今回は、講師によるライブ演奏があるためリアル開催を基本で行う。
※音楽療法とは
 音や音楽を通して乳幼児から高齢者・障がい児者などの心身のサポート・機能回復や維持・生活の質の向上や痛みの緩和などを促す。

お問合せ・申込先

ライトハウスライブラリー 電話:0852-24-8169/FAX:0852-28-4321
メール:ito-a@s-lighthouse.jp
担当:伊藤
申し込み:https://forms.gle/dc9BKmN6wtT3akLs8
※メール・電話でお申込みの場合は、以下の点をお知らせください。
お名前/連絡先(電話等)/所属等
お申込み締切: 6月30日(金)

「ロービジョン研修会」及び「島根ビジョンネットワーク」について

「ロービジョン研修会」は、見えにくさ(ロービジョン)に関する理解啓発や関係者の連携促進、及び情報提供を目的に、2013(平成25年)より年3回開催しています。

<「島根ビジョンネットワーク」について>
島根ビジョンネットワーク」は、見ることに不自由を持つ方の支援と関係機関や団体の連携を目指し設立しました。現在の構成団体は次の通りです(順不同)。

医療:島根県眼科医会・島根県視能訓練士会・島根大学医学部附属病院眼科ロービジョン外来
教育:島根県立盲学校
当事者団体:島根県視覚障害者福祉協会・山陰網膜色素変性症協会
福祉:ライトハウスライブラリー・島根県西部視聴覚障害者情報センター・日本盲導犬協会島根あさひ訓練センター
その他:日本眼鏡技術者協会島根県支部

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