目の健康講座 開催報告(第24回ロービジョン研修会)

主催:島根県眼科医会

報告者 山陰網膜色素変性症協会 事務局長 矢野美和子

10月29日(日)13時から16時まで、益田市にあります島根県芸術文化センター グラントワで「目の健康講座」が開催されました。会場の来場者数は114名でした。内容は以下の通りです。

講演

1、テーマ「身近な目の病気 白内障、緑内障について知ろう」
講師:益田赤十字病院眼科 高井保幸先生
2、テーマ「3歳児健診で子供の弱視を早期発見!」島根県における健診の現状
講師:島根県眼科医会 野田佐知子先生
3、テーマ「島根大学眼科で行っている最新の検査と治療」
講師:島根大学医学部眼科学講座 河野通大先生

同時開催

・島根大学病院眼科医師による目の健康相談
・ロービジョンの方のための福祉機器展示

山陰網膜色素変性症協会では、福祉機器展示コーナーでブースを設けて当協会の活動の紹介をし、リーフレット等を置きました。また、ブースに来てくださった方には、視野狭窄ゴーグルを体験していただきました。視野の狭い3度のゴーグルから10度のゴーグル等をかけてもらい、見える範囲が狭いことを体験していただきました。ゴーグルをかけた方からは、「うわあー狭くて全然見えない」とか、「顔を横に降らないと周りが見えなくてこわいわ」等々の感想をいただきました。私たちの見えない・見えにくいことを体験していただいたよい機会となりました。併せて、目の難病の患者団体があることを知っていただけたと思います。

講演会場では、来場者の方々が静かに熱心に聞いておられる様子が伝わってきました。講演の後ではたくさんの質問もあり、一般の方でも目の病気にとても感心が高いことがわかりました。

島根県眼科医会では、毎年会場を変えて開催をされるようです。島根ビジョンネットワークの団体としても福祉器機展やブースを通して、今後も目の病気のことや便利に生活できること等の普及啓発に協力していきたいと思います。

ここから写真が2枚あります。


  • 会場のステージの上には講演された3名の先生方がおられて、来場者からの質問等を受けておられる様子。

  • パネル展示のお部屋で、山陰網膜色素変性症協会の患者団体を紹介するチラシやリーフレット、白黒のカレンダー等が展示してある様子。

(写真説明はここまで)

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