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●アイヤ会の会報誌ってどのように作られているの?

岩佐浩司


 アイヤ会の皆さん、こんにちは。アイヤ会員から会報誌について、ご質問があったので、上記のタイトルで簡単に書いてみます。

 会報は編集する担当者の(わたくしの)パソコンで原稿を一通りまとめた後、(ワードという編集・印刷するのにとても便利なワープロソフトを使っています。)手元にあるプリンタを使って、実際に一度印刷します。それを公共施設などに持って行き、印刷機械をお借りして、今度は実際の会報誌として印刷して(正確にはコピー)その後、製本作りをします。公共施設の機械を使うのは、印刷費用が安く上がるからです。(どこの施設でも安くなると言う訳ではありませんが)

 もちろん、借りるのは機械だけで、作業はすべて自分たちでやらなければなりません。と、ここまで淡々と書いていますが、実際に印刷するとなるとこれがとても難しいのです。例えば、微妙な淡い部分がまったく印刷されず真っ青になることもしばしばです。とくに写真は印刷してみないと本当の仕上がり具合がわからないので、気を使います。そのほか、やってみないとわからない難しいところがいろいろあり、意外と熟練度が要求されるというのが実感です。

 実は、阿部直之さんのほうが、長年支部会報誌の編集を手がけていた関係上、印刷のほうも熟知しているのですが、やらないと完全に覚えられないので試行錯誤ですが、わたしにやらせてもらっています。いまのところ大きな失敗はありませんが、いつもハラハラどきどきやっています。

 昨年の世界会議特別号(夏号)から、阿部さんと二人で、印刷・製本作りしてきましたが、この号からできるだけ製本が終わりましたら、その日の内に郵便局へ運び、発送ができればと考えています。(今までは名簿の管理は代表との考えから、いったん小泉さんへ送っていました。)

 部数は百部で、アイヤ会員の三十数部以外は全国支部・連絡会に対象者にお渡しくださるようお願いをしてありますので、一律二部ずつ配布しております。もちろん、目的は会員数を増やすためです。

 新生アイヤ会がスタートしたこの機会に、障害者団体定期刊行物協会を通して発行ができれば幸いだと思っています。


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