あぁるぴぃJRPSちば会報104号


■ 活動報告
★「ミニミニ交流サロン」のご報告
◆「千葉サロン」の8月、9月のご報告
千葉サロン担当 大野 真知子
 8月12日(金)は、男性2名、女性5名、ヘルパーさん1名が改札に集まりました。
 サロンに移動し、いつも用意をしていただいている飲み物とお菓子をいただき、のどを潤した後、自己紹介です。お一人の方が、まだ白杖に抵抗があるということから、同じ思いを通過していらした皆さまの意見をいろいろ話していただきました。
 ただ、今日はお盆休みに入っていることもあり、いつものお弁当屋さんもお休みと知り、そこからは、皆さま昼食確保の心配です。暑さの中移動も大変と、コンビニお弁当を買ってこようということになりました。3種類のお弁当でしたので、じゃんけん大会での争奪戦。皆さん、本気でかなり盛り上がっていらしたようです。今日は、勝ち取ったお弁当を食べながらのおしゃべりとなりました。
皆さんの失敗談やスマホ情報から、芸能情報まで、「今日はお盆休みだから、難しいことは置いておいて」と、楽しいお話で盛り上がりました。
 帰りの道では蝉の大合唱、やはり暑いです。
    
 9月9日(金)は、女性8名、ヘルパーさん1名、計9名と女性ばかりの参加でした。
 会場に着き、用意していただいた飲み物でひと息。汗がひいたところで、自己紹介。
今日は、白杖の話題から始まりました。普通のカーボンの杖と「マイケーン」の違いについて、マイケーンは、重さは軽いけれど少し硬いようなという意見がありました。また、自分の身長に合う長さは、自分のみぞおちよりも少し上が適しているとのこと。などなど、やはり購入するときは、いろいろ試してみるのがいいようです。
今回は、アイフォンに興味を持たれた方がいらしたので、アイポットタッチを実際に触って体験してみたり、生活に便利な物の情報交換などになりました。
その後は、いつもの美味しいお弁当(鶏の黒酢炒め、はるさめサラダ、白菜のピリ辛お浸し)をいただきながらの談話でお開きとなりました。
 外はなんともうんざりするような暑さ、いつまで夏は続くのでしょうか?
 次回は、10月14日(金)です。皆さまの参加お待ちしています。

◆「南柏サロン」の8月、9月のご報告
南柏サロン担当 中野 美保
8月13日(土)は、ガイドさんやご家族を含め、合計14人の賑やかな交流会となりました。
話題は、ついにiPhoneを使い始めた方の奮闘ぶりや、音声パソコンを学ぶ方法についての情報、映画「シン・ゴジラ」を見たという方がいれば、音声ガイド付きのバリアフリー映画に関わっておられる方のお話がありました。
病気の告知をされたばかりのご家族を持つ方には、同じ地域に住む者ならではの病院の情報や福祉の手続きについて、あちこちから声が上がりました。
今回は、茨城県から参加してくださった方もあり、今まで千葉市までは遠くて参加を迷っていた方も、常磐線沿線なら気軽に行くことができるという、嬉しい声をたくさんいただきました。
今回から時間を延長し、お昼にサンドイッチや飲み物の追加注文を取ることにしましたので、ゆっくりしていただけたのではないかと思います。

9月10日(土)は、当事者6名、ガイドさん2名、ご家族1名、合計9名の参加となりました。初めて参加された方は1名でした。
話題は、音声ガイド付きのバリアフリー映画についての情報、白内障の手術を受けられた方の話、白杖歩行訓練や点字の勉強、拡大読書器についてでした。
先日の地下鉄転落事故を受けて、安全に歩くことの大切さや、日常生活の上でのちょっとした工夫や失敗など、話題が尽きませんでした。
東葛地区でも、視覚障害者が参加できるイベントや講習会の情報もいただき、たいへん有意義な会になりました。
交流サロンの中では、お互いに連絡先を交換し合うこともできますので、それをきっかけにして、気の合う仲間と近場で交流する機会が増えるといいですね。
次回は、10月8日(土)の予定です。また、改めてご案内もいたします。
毎月第二土曜日、南柏でお待ちしております。
南柏の交流サロンは、お店に人数を知らせる必要があるので、お手数ですが、渡辺会長宛に参加の申し込みをお願いいたします。
問合せ・参加申込み 渡辺 090−4749−6514  
E-mail:toshiewatanabe@arion.ocn.ne.jp
申込み締切りは、開催週の木曜日午後5時までにご連絡ください。


★働く仲間の交流会のご報告
副会長 江澤 正広
 去る9月10日(土)残暑厳しい中、千葉市民会館4階第1会議室に於いて、JRPSちば主催「働く仲間の交流会」を開催しました。参加者はJRPS会員14名、非会員1名(内女性7名、男性8名)の合計15名が集まりました。
 まずは、自己紹介を兼ねて職場で困っていることや、今後の不安や悩みなど語っていただきました。以下は、主な事例です。
 ・見え方が理解されず、晴眼者と同じ仕事をしているのに「遅い」など陰口を言われる。
 ・冬場は、終業時間になると暗くなり、帰宅に危険を感じる。
 ・見えづらくなるにつれ、現状の仕事が困難となり、減収となる。
 ・上司に、網膜色素変性症と告げたら、事務職に配置転換させられ不安である。
 ・現在の仕事に充実感を感じない。
 ・孤立している。
他にもいろいろありましたが、参加者より、それぞれに良いと思われる提案がなされ、解決までいたらないまでも、参考になったのではと感じました。
また、就労問題に特化した「タートルの会」のことや、障害年金のことなら親身になって対応いただける「社会保険労務士の岩崎先生」を紹介しました。
 予定していた3時間では語り尽くせない面もありましたが、悩みや不安を仲間と相談することで前向きになり、諦めることより可能性を見出していただけたら幸いです。
 参加いただきました皆さま、お疲れさまでした。
※当日、お話しできなかった情報です。
【仕事に役立つ情報=自宅でパソコンのスキルアップ】
 特定非営利活動法人「視覚障害者パソコンアシストネットワーク」SPANのホームページに、視覚障害者のためのお役立ち情報のコンテンツがあります。パソコンのスキルアップをお考えの方は、無償で公開されていますのでぜひご覧ください。
ホームページアドレス:www.span.jp/

以下の項目がありますので、興味のあるマニュアルにアクセスしてみてください。
▼キーボードと音声によるWindows 8.1基本操作マニュアル。Windows 8.1をキーボードとスクリーンリーダーの音声で操作するためのマニュアルです。
▼視覚障害者のためのOffice 2013操作マニュアル。WordやExcelなどのMicrosoft Office 2013を視覚障害者が操作するためのマニュアルです。
▼視覚障害者のためのOffice 2010キー操作マニュアル。WordやExcelなどのMicrosoft Office 2010をキーボードとスクリーンリーダーの音声で操作するためのマニュアルです。
▼VoiceOver(ボイスオーバー)を使用した全盲者でも使えるスマートフォンの簡易マニュアル。iPadやiPhoneなどのiOS製品をVoiceOverの音声で操作するためのマニュアルです。


★本部会報誌発送作業のお手伝いに参加しました
市原市 鈴木 てい子
9月24日(土)本部会報誌発送作業のお手伝いに、JRPSちばから、ボランティアさんを含め5名で参加しました。きょうの参加者は、ボランティアさん、ガイドヘルパーさんを含め16名と、事務局から3名の19名でした。
事務局の方、神奈川の方が、三重県で行われている大会(世界網膜の日)にご出席だそうで、いつもより少ない人数のため、前回より時間がかかりましたが、用意されたお茶とお菓子をいただきながら、近況などをひと言ずつお話しました。
本部K氏より、福島のご住職さまの講話の中から引用され、お話を聴かせてくれました。
「見えなくなっても、残された感覚を活かしていけば生きていけます」と、おっしゃっていたそうです。
また、事務局からのお知らせで、キャッシュカードや通帳などの盗難・紛失したときの連絡先が記載された冊子が、全国銀行協会から発行されたそうで、いただいてきました。後日、皆さまにもお知らせできると思います。
12時過ぎ解散になり、きょうのランチは「うどん」にしました。セルフの「うどん」なので、私は、全て配膳してもらいました。Tさんが、「うどんには、ちくわの天ぷらがおいしい」と教えてくれたので、皆でそれぞれのお皿にちくわを盛りました。他に、お寿司、イカやアナゴ、イワシの天ぷら、コロッケ、野菜のかき揚げなどを選んでいました。私は、サツマイモも好きなのでお皿が大盛りになりました。ちくわ、おいしかったです。薬味の「素揚げした刻みショウガ」も、美味しいです。店内は空席があるようなので、少しゆっくりすることができました。
品川駅ですぐ千葉行きが来ましたが、市原市から参加した私たち三人は、次の内房線直通を待ち乗車しました。三人はバラバラに座ることになり、いつものおしゃべりはできず、静かに乗車していました。
昼食後、大森駅に向かうときは小雨が降っていましたが、地元に着いたときは、雨は上がっていました。
参加された皆さまお疲れさまでした。お世話になりました。
次回は、11月26日(土)です。皆さまも、お手伝いに参加してみませんか。



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