あぁるぴぃJRPSちば会報110号


■ 活動報告
★本部会報誌発送作業(7月22日)のご報告
市原市 鈴木 てい子
 7月22日(土)、JRPSちばからボランティアさん3名を含め、6名で参加しました。今回も、お一人初参加でボランティアとしてご協力していただきました。
 私はいつもなら、津田沼で一旦下車してボランティアさんと合流していますが、今回は稲毛で下車して、初めてのボランティアさんと同行していただく予定になっていました。
 ところが、待ち合わせ時間を過ぎても会えません。心配になり、電話をかけて第一声が「いま、どこにいますか?」と尋ねると、アクシデント発生のご様子なので、では「今日は一人で行きます」と伝え、慌ててホームに向かう。この時間だと、津田沼で合流する時間がない。ここからが、初めてのひとりお出かけ状態。緊張して、車内アナウンスに耳を傾ける。馬喰町辺りから地下に入るので暗くなり、ひとつずつ、確認するかのように品川で下車。次ぎは、京浜東北線に乗り換えること。乗り換えホームは、だれかに教えてもらう気持ちだが、稲毛から心拍数が下がらない。点ブロに沿って進むと、後方から「てい子さーん」と聞き覚えのあるボランティアさんの声に、今までの緊張が一気にとれました。大森駅北口で待ち合わせの、初参加のボランティアさんとも無事合流できました。
 大森駅から、左手に公園、きょうの暑さを知らせるように蝉が鳴いています。右側道路には、何台もの車のエンジン音が聞こえています。どうもこれから、撮影が始まる準備をしているようだと教えてくれました。大きな扇風機が、女優さんに向けて当てられているそうです。
 9時半前、本部に到着し、涼しいお部屋で一呼吸。千葉の会員さんから7月2日にお預かりした「青い鳥郵便はがき」を事務局にお届けしました。
 東京の方と事務局の方は、作業が始まっております。本部から、今日の参加者は東京、神奈川、千葉と、事務局からの16名で、今までで一番少ないと伝えられました。いつもより静かな事務室の中、今回は、会報誌のみの封入なのでたんたんと進めました。11時半頃作業は終了して、用意された冷たいお茶とお菓子をごちそうになりました。
 今日は、12時までに少し時間があるからと、マイクが回ってきました。私は、最近の出来事で、現金書留を郵便局窓口であて先などを代筆していただいたこと、お見舞いの袋に名前を書いてほしいとお願いするのに、ペンを持っていったところ、窓口の局員が気持ち良く引き受けてくださり、「筆ペン」が用意されていたことを話題にしました。
 事務局より、日本記念日協会に9月23日を「網膜の日」として申請した結果、今年から記念日として承認されたとのお話がありました。
 12時に解散になり、ランチは、おそば屋さんにしました。いろいろなメニューから、私は「冷やしきのこうどん」を注文して食べました。外は、熱風がまとわりつきます。駅に向かう途中、左手から子どもお神輿のお囃子とかけ声が聞こえてきました。
 帰りは、品川駅から乗車した内房線直通の快速で帰宅するつもりが、飲め飲め交流サロンで利用していた居酒屋が閉店になるので、次のお店を探すと言うのを聞いて私も一緒に蘇我で下車しました。実際お店に行き、メニューを検討したり、スマホで検索をしたりしている。私は、アイスコーヒーを飲みながら待っていました。目星を付けたお店の開店時間を待ち、打ち合わせに行き、予約をしてきたと言う。皆さんの気付かないところでも、このように準備されていることを知りました。
 暑い中、ご協力いただいた方、ありがとうございました。お疲れさまでした。

★ミニミニ交流サロンのご報告
◆「千葉サロン」8月のご報告
千葉サロン担当 大野 真知子
 8月11日(金)の参加者は、女性4名、ご家族の方1名でした。山の日で祝日でもあり、お盆休みの初日でもあり、街の中もひっそりしているような気もします。今日は、会場が使えませんでしたので、喫茶店でお茶会の後、ランチとはしごとなりました。
 同じ世代の女性5人が集まれば、どうしてもお話は、親とのこと、兄弟のこと、娘時代のこと、おしゃれや買い物のことなどなど、目の病気の心配もありながらも、しばし忘れ女子会の盛り上がりとなりました。
 ご家族の方からも「目の不自由を感じながらも皆さんがとても明るくて、どんどん外へ活動的に出ているのを見て、家族としてもほっとしました」という言葉をいただき、私たちもまた、ちょっと勇気をいただいたような気がいたしました。
 今日は少し早目の解散となり、雨上りの蒸し暑さの中帰ってまいりました。

◆「千葉サロン」9月のご報告
千葉サロン担当 大野 真知子
 9月8日(金)の参加者は、男性1名、女性6名、ヘルパーさん1名、ボランティアさん1名の合計9名となりました。9月の行事のお知らせと自己紹介の後、男性参加者の方から質問がありました。
 「自分の病気の不安や、仕事上の不安などを、時間をかけて聞いてくれる所はないだろうか?」ということでした。それに対しては、千葉市の住民の場合なら、相談窓口『木曜会』や、仕事に関する場合ならば、『タートルの会(中途視覚障害者の復職を考える会)』などはどうかという意見が出ました。
 また「病気が良くなることは無理としても、今の視力を維持することは出来ないか?」という質問。これに対しては、色変というのは、遺伝子異常が個人によって違うことから、目に良いとされるビタミン剤、サプリなども個人で違うという情報も出ているとのことです。なかなか厳しい現状ですが、そのなかで同じ状態の仲間からの情報を得ること、自分なりに工夫していくことが必要かとの結論に落ち着きました。
 そして、お弁当(エビのマヨネーズ炒め、野菜炒め、茄子のお浸し)タイムです。嬉しい話や失敗談などの話をして、解散の時間となりました。
 今日は夏の陽射し、「明日はどうなるのかしら」と考えながら、家路に着きました。

◆「南柏サロン」8月のご報告
南柏サロン担当 中野 美保
 8月12日(土)に行われたミニミニ交流サロン南柏の参加者は、当事者、ガイドさん、ボランティアさんを入れて13名でした。自己紹介の中で、見えづらい、見えないことによる失敗談や、逆に見えなくなってきてから出来るようになったことなどのお話があり、共感や驚きの声があちこちから上がりました。
 情報コーナーでは、iPhoneやスマホを教えてもらえる場として恒例の「ドコモ・ハーティ講座」が9月16日に千葉で行われることと、「チーム柏」主催で9月から毎月一回気軽に受けられる教室を、柏駅近くの「パレット柏」で開催するというお知らせがありました。
 その他には、文字を読んでくれる眼鏡「オトングラス」や、信号機を知らせてくれるスマホアプリの開発など、次々と便利な機械が研究されている話に期待が高まりました。外出に関して、松戸駅のバリアフリー化がいよいよ始まるという情報もありました。白杖歩行の危険や、事故の加害者になってしまったときのための賠償保険の話など、皆さんの経験や「もしも」に備えての話があり、充実した情報交換の場となりました。また、今回初めて参加してくださったボランティアの方が、今後も時々来てくださるというありがたいお話もありました。
 昨年の夏に始まった南柏での交流サロンですが、おかげさまで一周年を迎えることができました。皆さまのご協力に感謝いたします。
 これからもどうぞ宜しくお願い申し上げます。

◆「南柏サロン」9月のご報告
会長 渡辺 友資枝
 9日、いつもの喫茶店「カフェ・ラナイ」には視覚障害当事者9名(男性4名、女性5名)、ご家族の方1名、ガイドさん2名が集まりました。
 今回は初めて参加された方がなく、お馴染みのメンバーでしたので、近況報告から。親の介護の話、障害者手帳を取得したという方、1か月で9キロのダイエットをしたという方、RPと診断された姪御さんがショックを受けているという話、皆さんそれぞれにいろいろなことがあったようです。
 ダイエットをしたというお話から、音声体重計や血圧計、体温計の話へ。そして、JRPSの行事や柏での音声ガイド付き映画上映、パソコン教室、バーベキューの案内など情報も満載。早くも忘年会の企画も話題になりました。
 月日の経つのは早いもの。皆さんの生活の中のちょっとした変化、感じたこと、気になっていること、悩んでいることなど、ミニミニ交流サロンで話してみませんか? 同じ病気の仲間同士の気さくなおしゃべりが、気持ちを軽くしてくれます。役立つ情報や、よいアドバイスが得られることもあります。
 皆さんの参加をお待ちしています。

★カラオケde交流会8月、9月のご報告
担当 細川 嘉之
◆第92回カラオケde交流会のご報告 
 8月18日(金)は、久しぶりに太陽が顔を出したが、暑さはそれほどではなく、参加者は男性4名、女性4名(内ガイドさん2名)トータル8名でした。
 その中の、女性1名が久しぶりの参加であり、歌を聞くことができて本当によかったです。過去に参加した方も、今後も参加していただければと思います。
 次回9月の再会を約し散会しました。

◆第93回カラオケde交流会のご報告 
 9月15日(金)は秋晴れの良き天気であった。参加者は男性5名、女性3名(内ガイドさん2名)でした。今回ボランティアとしてお手伝いしていただいているI氏は、喜んで参加してくださいました。歌もお上手で、皆さんも大いに盛り上がり、あっという間に3時間は経過しました。
 I氏に「仲間がおられればお誘いしていただけましたらうれしいです」と、お伝えして10月の再会を約し散会しました。

★ドコモ・ハーティ講座のご報告
◆ドコモ・ハーティ講座に参加して
千葉市 奥山 淳
 9月16日(土)に、千葉市民会館3階第6会議室で開催された「ドコモ・ハーティ講座」に参加しました。午前はアイフォン7、午後はらくらくスマホの体験で、それぞれ2時間半の内容はとても濃密でした。参加者は各12人と何人かの付き添いの方で、熱気と期待を感じました。大半の方は両方を受けていました。
 講座の内容は、見えない人のための基本操作ですが、ドコモのスタッフの方も説明と実際に触って操作する場面をきちんと切り分けるなど、とても分かりやすく、多少使い込んでいるつもりの私もとても参考になりました。
 アイフォンは実際の操作の練習で、千葉市の天気を簡単に読み上げさせ、さらに時間単位の予報を次々と読ませ、日の入り17時27分、18時は雨と簡単にできることがわかりました。ルーペを持ち歩いている私としては、拡大鏡機能も体験できたらと思いました。
 午後のほうが携帯電話の操作に慣れている人にとって、親しみが持てたのか「これいいかも!」の声も上がっていました。終了時には大きな拍手も起こり皆さんも期待以上に満足されたようです。
 このような機会を設けていただき、ドコモスタッフの方々、担当役員の方、皆さんに感謝します。


◆ドコモ・ハーティ講座に参加して
千葉市 坂田 芳夫
 9月の連休初日の16日、千葉市民会館の会議室で開催されたスマートフォンの講習会に参加してきました。午前はアップル社のiPhoneを、午後はドコモ社のらくらくスマートフォンを、初めて触り操作しました。それぞれに12名ほどの受講者がコワゴワと、しかし楽しそうに学習しました。それは、講師陣のおひとりが私たちと同じ視覚障害者の方であり、とてもわかりやすく丁寧な説明で指導していただいたからでしょう。
 ところでiPhoneの登場した10年前から、私はこのスマホと呼ばれる機械に興味を持っていた。斬新なデザインと小型で軽量でありながら、パソコンをしのぐ豊富な機能と能力にである。もしも、健常者であったら真っ先に飛びついたと思う。そうしなかった理由はたった一つ、あのノッペラボーで突起の何もない液晶パネルのためである。
 最近は、タッチパネルによる操作で稼働する製品が増えている。我が家で私は訪問者のためのドア解除のボタンを押せない。エアコンのリモコンで冷房・除湿・暖房の切り替えや、温度の上げ下げもできない。家の電話は、応答はできるが自分でかけることはできない。みんな、あの液晶ディスプレイなのである。
 外出しても、銀行や郵便局、コンビニのATMはお手上げである。駅ではキップを買うにもチャージするにも、相手はあのノッペラパネルである。ウロウロしていると後ろには長蛇の列ができている・・・。まだまだあるがもうやめておく。
 そんなわけで、液晶やら、有機ELやらを使ったスマホは私には無理である。高嶺の花と諦めていた。音声読み上げソフト付きのパソコンと、ガラケーをポツポツ使っていれば最低限、情報デバイドとは呼ばれないであろうと。
 しかしながら、そう言っていられない世の中になりそうなのである。生活の質(QOL)を向上する多くのサービスの利用には、スマホが人との接点になっており、スマホなしでは済まされないようなのである。たとえば、買い物ではスマホをもっていればレジも通らずに清算できてしまう。タクシーを呼ぶのも、支払いもスマホで済んでしまう。音声ガイド付きの映画鑑賞も、スマホがしゃべってくれる。新幹線ものれる。当然ながら、サインや暗証番号も示さずにである。現金を持たなくて済むので、ポケットや財布に小銭がジャラジャラということがなくなる。ナビの機能は今でもあるが、ビルや地下街などでも、スマホがトイレやエスカレーターや階段などを音声でガイドしてくれるようになる。健康管理や、老齢者の見守りなどもスマホが発信源となる。まだまだあるが紙面の都合もありやめておく。
 そんな折に、会報で「ドコモ・ハーティ講座」を知り申し込んでみた。写真や動画や将棋、ポケモンなどVRやゲームは無理だ。で、こんな私にも使えるのか試してみたい。七十の手習いである。

<今回学んだiPhoneとらくらくスマートフォンの操作について>

 午前中はiPhone7の操作体験です。各人にiPhoneがイヤホンつきでわたされました。
・まずは持ち方とホームボタンの場所、両脇にある3つのボタンやスピーカーの位置などを確認しました。べたべた触って重さや形状、上下や前面裏面などを覚えました。
・次は、基本操作「フリック」と「ダブルタップ」です。すんなりとできました。
・電源を入れホーム画面に並んだメニューを、フリック動作で進めつつ、実行する機能をダブルタップで決定します。イヤホンから聞こえる音声をたよりに操作します。
・画面のロックとアンロックの操作と意味を習いました。
・ここまで習ったことを使って「天気予報」を実行しました。バッチリです。
・電話がかかってきたときの、受け方と切り方を習いました。2本指で「トントン」とタッチするだけでOK。これなら簡単です。
・電話のかけ方は「シリ」機能を使い、音声で指示するという方法でおこないました。これは知っていましたが、音声認識の技術に感心いたしました。
・休憩の後、文字入力を2つの方式で体験しました。最初は携帯電話操作と似たやり方ですが、ボタンはないので画面を指でなぞってから、指でたたく数で入力します。やはり始点となる「5」の突起がないのでまごつきます。2つ目の方式は「Move & Flick」というキーボードアプリで、指を動かす角度で入力します。どちらの方法でも、かなりの練習と慣れが必要と感じました。漢字変換やカナ、英数や大文字小文字、それらの編集など習得はタフでしょう。
・最後に「シリ」で習った音声入力のデモをみました。この方法を有効に生かせたら便利だと思いました。

 午後はらくらくスマートフォン4の体験です。大体午前と同様な機能を学習しましたので、ここでは違いや感想を中心にしるします。
・「らくらく」と名づけられているように、高齢者や障害者を意識した数々の機能が用意されています。
・脇にある「全画面読み上げボタン」は、検索の結果やインターネットの読み上げなどに便利でしょう。
・タッチで必要なメニューや機能を探し、プレス操作決定するが、この際に効果音や振動でボタンを押し下げたような感触を得られるすぐれモノです。
・ロック解除し、ホーム画面への操作は独自の方法だがわかりやすかった。
・ホーム画面上のメニューの並びも、実用的に並んでおり使いやすそうです。「ワンタッチダイヤル」1から10も、メールや電話に便利でしょう。
・かかってきた電話の取り方と切り方も、らくらくスマホならではのやり方で簡単でした。1本指で、下から上にすっとなぞって取り、裏返しにして机の上に置くだけで切れます。
・通話音声メモも私たちには有効な機能の一つでしょう。
・文字入力も体験しました。カナ入力とほぼ同様であり、やはり習得にはかなりの時間が必要と感じました。

<全体をとおしての感想です>
・ドコモ社の講師陣は、模型を使ったりしながら丁寧に指導していただきました。
・私自身はこれならなんとか使えるかなとの感触を得ることができました。
・「鉄は熱いうちに打て!」です。近日内に、ドコモショップを訪れるつもりです。
・もう一段だけレベルの高い講習、それも視覚障害者ならではの技やアプリの紹介などがあればと思いました。贅沢かなぁ。
 最後に、本講座を企画・実行いただいた大野さんと小出さんに感謝いたします。ありがとうございました。



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