あぁるぴぃJRPSちば会報123号


■ 活動報告
★協会誌発送作業のご報告
市原市 鈴木 てい子
 9月28日(土)JRPSちばから、ボランティアさん、ヘルパーさんを含め6名の参加でした。今回は、初参加の方1名が加わり、大森駅北口で合流しました。
 まず、8月のミニミニ交流サロン千葉でご寄付いただき、お預かりしておりました「郵便はがき」を、本部事務局にお届けしました。東京、埼玉、神奈川、千葉からのお手伝い参加総数は19名でした。
 作業は通常どおりでしたので、11時前に終了し恒例のマイクが回ってきました。ちばの人たちに対して「台風の被害はどうでしたか?」と、ご心配いただきました。それぞれのご自宅や、付近の状況、ご実家のことの被災状況をお伝えしました。
 いつもよりひと言の時間にゆとりがあるからと、NHKラジオのぼやき川柳に投稿され、採用されて読み上げられた方のお話や、記念日「網膜の日」に、佐々木理事長がラジオ出演されたことが話題になりました。放送された時の録音が事務局に保管されているので、次回、11月23日の協会誌発送作業の時に聞かせていただけるそうです。
 12時解散になり、その後中華屋さんでランチにして、都合のつく方は高輪泉岳寺に行きお参りしてきました。ご協力いただきました方、ありがとうございました。お世話になりました。

協会誌発送作業に参加して
松戸市 高橋 理恵
 私は昨年1月に網膜色素変性症と診断され、5月に障害者手帳をいただきました。等級は5級と軽度なほうで、このままの状態が続いてくれればと思っていました。でもやはり少しずつ進行しているのを感じると、不安と絶望感に襲われます。
 そんなとき届いた「RP」です。難しいことはわかりませんが、医療の情報に希望をもちました。なにより日本中の患者のみなさまが、活動的に行動している様子にとても励まされました。以来、いつも「RP」を持ち歩き、暇があると何度も読んでいます。
 それで、どんなところでどんな人たちが「RP」の発送作業をしているのだろうかと、少しでも知りたくなって、今回参加させていただきました。みなさまの元気な姿に励まされ、力をいただきました。ありがとうございました。

★バリアフリー上映会のご報告
担当 小川 博康
 9月29日予定通りシネプレックス幕張にて、「引っ越し大名」のバリアフリー上映会を行いました。事前の天気予報では雨模様でしたが、幸い雨には降られませんでした。
 JRPSちばとしては、初めてのイベントでしたので段取りに多少の不安もありましたが、ガイドヘルパーさん、ボランティアさんを含めて申し込みのあった40名の方が、皆さん早めに受付けを済ませていただいたこともあり、特に問題もありませんでした。映画館側も、支配人自らスクリーンに案内してくれるなど親切な対応でした。
 今回のバリアフリー上映会について参加された方、参加されなかった方を問わずご意見、ご要望などございましたら、担当の小川まで以下のメールアドレスあるいは携帯まで連絡いただければ幸いです。
Eメール:hiro260510yen@yahoo.co.jp
携帯:080−3522−1075

バリアフリー上映会に行ってきました
柏市 若松 茂夫
 9月29日は暑い日でしたが、JRPSちば初めての開催ということで参加させていただきました。会場の海浜幕張は10年ぶりに行きましたが、友人の同行で割とスムーズに着くことができました。
 映画のタイトルは「引っ越し大名」で、江戸時代中期に徳川幕府から、突然のお国替えを命じられた姫路藩の、風采の上がらない本のみが好きな書籍を管理する書庫番の話です。大分の城へ引っ越しの総責任者である引越し奉行を命じられた彼はうろたえますが、亡くなった前任者の娘が持っていた引っ越しのマニュアルを譲り受けることで、何とか引っ越しを成功させることができました。その後の引っ越しも成功させ、家老まで上り詰める感動の涙と笑いの物語でした。徳川幕府が、参勤交代とお国替えで地方大名の財力を増やさせないことに苦慮していたことを伺わせます。またマニュアルの重要性も痛感しました。
 私事にはなりますが、私が担当していた事業がライバル会社に売却されたため3年間出向しました。出向中に目の病気が悪化したため、ライバル会社への転籍を断念し元の会社に戻ることにしましたが、SE(システムエンジニア)としての仕事をするのは無理ということで、エビデンス関係の管理をすることになりました。
 以前会社はココム事件でアメリカから大きなバッシングを受けたので、コンプライアンス上契約書や売り上げに関するエビデンスなどをすべて別部門でチェックし管理することにしました。反対する部分もありましたが何とか説得し、チェックから保管および電子化のルールを明確化しマニュアル化することができたことを懐かしく思い出されました。
 8年前定年退職する際には、OB会のルールをマニュアル化し、それを会社のサーバーに残せたことが最後の置き土産となりました。その後、後輩たちが毎年OB会を開催してくれるのが楽しみとなりました(笑)。私事が長くなりましたが、今後ともこのようなバリアフリー上映会が開催されることを楽しみにしております。

★ヨガ交流会のご報告
担当 小出 佳子
 去る10月17日(木)に、男女共同参画センターフィットネスルームにてヨガ交流会を開催しました。見えない方、見えにくい方、聞こえにくい方、ガイドヘルパーさん、患者さんへの理解を深めたいと、ホームページを見て駆けつけてくださった製薬会社にお勤めの20代女性、そしていつもお手伝いくださるボランティアさんを含め総勢20名が集まりました。
 合掌のご挨拶の後、横山インストラクターの解説で足裏のほぐしからゆっくり始まり、ちょっと難しい動きはさっとボランティアさんが駆け寄り、手や足の向きを調整してくださいます。
 今回のメインのポーズは「ワニのポーズ」と「ねじりのポーズ」です。「ワニのポーズ」は、腹部と骨盤の強化、骨盤の歪みを正します。「ねじりのポーズ」は、肝臓、腎臓、内臓強化、上半身の歪みを正し、背中の贅肉を取りウエストを美しくします。何回か体験している動きですが、皆さん、きれいなポーズで決まったかしら?
 体のあちらこちらを伸ばして、すっきりしたところで顔の6点のツボ押し。最後は、毛管運動の「ゴキブリ体操」。背中を床に着け手足ブラブラ。「ワッハッハ」の笑いつきで更に効果アップ! 姿勢を正して合掌、「ありがとうございました」。
 皆さんよい笑顔で散会となりました。次回は来年1月16日(木)です。楽しみにお待ちください。

★野外懇親会「里山トロッコ列車に乗って」のご報告
担当 鈴木 てい子
 10月19日(土)、野外懇親会「トロッコ列車に乗って」を予定通り実施できましたので、ご報告いたします。この行事は、ご案内をして間もなく参加者が定員に達し、募集締め切りをお知らせすることになりました。
 順調に申請・手続きが整ってきたころ、台風15号、19号の直撃通過の大きな被害で、小湊鉄道の運転見合わせや道路の復旧を心配していましたが、数日前に復旧の確認ができて、安心したところに当日の朝、前夜からの雨の強い音が聞こえています。でも8時前には、雨が上がりホッとしました。ところが、内房線上り電車が大雨の影響で間引き運転中とアナウンスがあり、かなり到着を待ちました。
 ようやく千葉駅にギリギリに到着しましたが、参加者より途中運行の乱れで遅れると連絡を受け、その方を待つとバスの出発が遅れることになり、どうしたらよいかと判断を決めかねていると、ボランティアさんのお知恵で、運転手さんにお願いして、蘇我駅経由にしていただくことはできないかと、江澤さんが交渉すると、ご承諾いただくことができたので、蘇我駅で下車して改札口で待つようにと連絡する。とっさの機転判断のおかげで、蘇我駅改札口までボランティアさんに迎えに行っていただき、バスは上総牛久に向かいました。
 上総牛久駅に到着し、参加者32名がトロッコ列車に乗りました。おにぎり弁当を食べながら、約1時間ののんびりした走行で養老渓谷駅に到着です。途中の里見駅では、15分の停車時間があると案内がありましたので、下車する人もいて、販売しているビールをその場で飲まれる方、コーヒーはトロッコ列車のテーブルで飲む方もいました。また、おやつの交換もあり、ごちそうになりました。
 養老渓谷駅ではサービスの足湯につかり、ここでもお話しが弾んでいます。駅前に迎えに来ているバスで、次は道の駅「あずの里いちはら」に寄り、それぞれのお買い物をしました。
 みなさまのご協力のおかげで、予定時間より早く千葉駅北口に到着し解散になりました。たいよう号の運転手さん、添乗員さん、そしてボランティアさん、ヘルパーさん、ご家族のみなさま、大変お世話になりました。ご協力に感謝いたします。ありがとうございました。
 参加者、ボランティアさんから「楽しかったよ」のひと言がうれしかったです。

野外懇親会「里山トロッコ列車に乗って」に参加して
豊島区 榊原 香織
 10月19日(土)、野外懇親会「トロッコ列車に乗って」に主人と参加してきました。丁度、主人と「千葉の観光ができたらいいね!」と話していた時にMLでこの企画を知り、真っ先にお申し込みとご相談をさせていただきました。というのは、私はもともと実家が千葉ですが、結婚をしまして現在は都内に住んでおります。そこで参加できるのか不安でしたが、JRPSちばのイベントなので、JRPSの会員であれば申し込み順で参加可能という嬉しいお返事をいただき、当日をとても楽しみにして、準備を怠らないようにしていました。
 ところが、当日トラブルがあり、時間厳守を肝に銘じていながらも、待ち合わせ時間に間に合わない事態に陥ってしまいました。慌ててお電話で至急相談させていただき、臨機応変に対応していただいたお陰で、無事皆さんと合流する事ができました。ボランティアさんやバスの運転手さんなど、気持ち良く受け入れて下さって、心が救われた思いがし、改めて千葉の皆さんは本当に優しくてあったかいなあと感じた瞬間でした。
 またトロッコ列車は思ったより、すごく自然が近い感覚が得られ、窓を開けて風を感じたり、チョウチョウや赤トンボが飛んでいるよと教えていただいて、童心に帰れたような気がしました。その反面、台風の影響で木が根こそぎになっていたり、竹やぶが倒れているなど自然の脅威を知ることにもなりました。足湯は千葉の久し振りの面々と、近況の報告と再会を喜べたことがとても嬉しく感じました。変わらない関係性がとても心地よかったです。
 道の駅「あずの里いちはら」では、新鮮なお野菜や自然産品などどれにしようかと、会話が弾み楽しい買い物となりました。ソフトクリームやジェラートも種類が豊富でとても美味しかったです。近くのパン屋さんでは、木彫りのウサギやミミズクなどが置いてあり、触らせていただきました。そして、美味しそうなパンをお土産に買い、岐路に着きました。
 本日は、さまざまな方々に大変ご迷惑とご心配をおかけしたにもかかわらず、楽しいひと時を過ごすことができ、心よりお詫びと感謝の気持ちでいっぱいです。大変お世話になりました。素敵な思い出を本当にありがとうございました。

★「あなたの街で交流会in市原」のご報告
担当 鈴木 てい子
 11月10日(日)「あなたの街で交流会in市原」を、市原市八幡公民館で開催しました。外出に丁度良い気候で、お天気を心配することなく開催できました。市原保健所からのご紹介の方とご家族も同席していただきました。当事者11名、ご家族、ヘルパーさんを含め19名の参加でした。
 10時開始、渡辺会長から自己紹介を兼ねてご挨拶をしていただき、その中に市原市では、台風15号、19号に続き暴風雨による大きな災害に対し、お見舞いのことばをいただきました。次に、席順に被害を受けた方からはその状況なども含め、自己紹介を兼ねて障害に対するそれぞれの経緯など、思いをお話していただきました。会員だがあまりJRPSの行事に参加されていない方の参加もありました。
 非会員の方から、みなさんの今までの経過を聞かせてほしいとのことでしたので、親戚や友人、ご近所に目が不自由になったことを打ち明けることができたことなど、これもそれぞれの環境で違いがあることを話し合いました。白杖をお持ちでないことや、同行援護の福祉サービスの利用をまだご存じでなかったので、市原市では障害者支援課にご相談、申請ができることと、福祉機器に対しては、来年4月にアイフェスタを開催することをお知らせしました。途切れなく話題が広がり、定刻の12時になりました。
 初参加の方からは、思いを聞いてもらえたこと、分かっていただいたことがうれしいとの言葉がありました。また、みんなが明るく元気なことに驚かれたそうです。久しぶりの参加者からは、「楽しかったので、今後もできるだけJRPSの行事に参加したい」とのことばもあったそうです。副会長からは停電しているお宅に、充電式掃除機を持っていき、お手伝いできたことが喜ばれたという話題もありました。
 その後、都合の付く方14名は、すぐ近くにある中華屋さんでランチにしました。この中華屋さんは、参加者のご主人に教えていただいたお店です。ランチしながら、ここでもおしゃべりがはずみました。
 ヘルパーさんには、会場のテーブルを元の位置に戻していただいたり、お互いのヘルパーさんどうしの連携で、ランチの予約をお願いしたり、トイレ誘導をしてくれたり、おかげさまでスムーズに交流会を終えることができました。みなさまのご協力のおかげで無事終了しました。お世話になりました。ありがとうございました。
 なお、会場使用料は障害者が交流を目的として利用と言うことで、全額免除になりました。

★「アクリルたわし」編み方講習会のご報告
担当 大野 真知子
 ご報告の前に、今回の編み物講習会はお借りしているお部屋の予定がぎりぎりまで決まりませんでしたので、10月の会報誌への掲載が間に合わなかったことをお詫びいたします。
 11月15日(金)講師の先生、ボランティアさんのもとに、編み物が大好きな方5名とヘルパーさん1名が集まりました。自己紹介とウォーミングアップの体操の後、さっそく講習の開始です。
 皆さん、いくつかの製図の中から作りたい物を選び、ある方は製図を見ながら、ある方は口答で説明を受けながら編み始めました。講習会も回数を重ねてきた成果でしょうか、楽しいおしゃべりをしながらも、皆さん指の動きは軽やかです。お昼の休憩を挟んで後半の時間の内に、ほぼ皆さんが一つの作品を仕上げることができました。
 今日の完成品は、帽子、ドレス、葉っぱ、イチゴ等々。できあがったたわしを順に回して、あれこれ感想を言い合い楽しみました。皆さん、新しい作品の作製にも意欲満々のご様子です。
 そこで来年にも、また会を開催できたらと考えておりますので、次回も編み物にご興味のある方! どうぞご参加ください。 

★ミニミニ交流サロンのご報告
◆「南柏サロン」10月のご報告
南柏サロン担当 中野 美保
台風接近により中止

◆「南柏サロン」11月のご報告
柏市 小川 博康
 10月12日に予定していたミニミニ交流サロンは、台風19号の直撃で中止になってしまったので2ヶ月ぶりの交流会となりました。気持ちの良いさわやかな秋空で、参加者の足取りも軽やかだったのではないかと思います。今回の参加者は当事者11名、ご家族1名、ヘルパーさん2名の計14名でした。柏、松戸、我孫子そして茨城から2名の参加です。久しぶりに千葉から参加された渡辺会長が最も遠くから参加された方になりました。
 今回は初めて参加される方はいませんでしたが、久しぶりの参加の方が何人かいましたので、先ずは近況とトピックスを順番に発言しました。ほとんど全員が台風の話をしました。東葛地区は、南房総に比較してほとんど被害は無いと思っていましたが、屋根瓦が飛んだとか、塀が倒れたとか、被害を受けた人もいました。台風シーズンも終わり気候も良くなってきたので、温泉に出かけたり、モーターショーを見に行ったりという人もいました。
 立石駅で発生した白杖を使っていた視覚障害者の人身事故の話題から、点字ブロックの理解や、最近開発されている新しい点字ブロックなどの話が広がりました。銀行のATMの使い方がわからず、白杖を頭上で振って助けを求める動作がどれくらい通用するのか試してみたところ、銀行員は気づいてくれなかったが、並んで待っている人が気づいて銀行員を呼んでくれたという体験談もありました。最近、メールの配信は夜10時までと決まっているのに、10時以降もメールを配信する人がいるので注意してほしいとのリマインドもありました。
 現在、障害者手帳を申請すべく準備中の方からは、経過報告があり障害者手帳はできるだけ早く取得した方が良いとのアドバイスがありました。11月1〜3日に錦糸町で開催されたサイトワールドに出かけた人から、最近は視覚障害者を支援する器具や機器がいろいろ開発されているという話がありました。大変混雑していたのでゆっくり見学できなかったという話もでましたが、来年4月にJRPSちばが計画しているアイフェスタはゆっくり見学できると思うので、ぜひ出かけて行ってくださいという話もでました。
 10時から始めた交流会も、あっという間に12時半になってしまい散会となりました。その後、女性陣はランチをしながら交流会を継続、男性陣は行きつけの店でビールを飲みながらランチとなりました。

◆「千葉サロン」10月のご報告と「福祉機器体験&相談会」のご報告
千葉サロン担当 大野 真知子
 10月25日(金)台風21号の影響で、かなり強い雨が降っておりました。電車に遅れが出たことで、参加の皆さんが会場に揃ったのは、いつもより30分ほど遅い時間になりました。女性4名、ヘルパーさん2名、ボランティアさん1名の参加です。
 自己紹介の後、初めての参加の方から話をしていただきました。5年ほど前に網膜色素変性症と診断されたそうですが、障害者手帳取得まではいかないとのことでした。現在、病院の調理室でお仕事をされているそうです。徐々に料理の素材の色がわかりにくくなったり、お皿への盛り付けにも苦労するなど、何かにつけて見えづらさを感じていらっしゃるとのことでした。参加の皆さんから視力維持のために良いサプリメントや、便利グッズの紹介がありました。
 今日は悪天候のため、お昼の宅配弁当の到着も遅れましたし、午後1時からの福祉機器体験では、プレクストークの説明をしていただきましたが、その間も途切れることなく、雨が窓をたたきつけています。千葉県に大雨警報が出たとのことで、残念でしたがいつもより1時間ほど早めに会を終えて帰路に着きました。
 家に帰ってからニュースを見て、早めに帰ったことをほんとうによかったと。皆さんが無事に帰られた様子に、ほっといたしました。

◆「千葉サロン」11月のご報告
 11月22日(金)男性3名、女性5名、ご家族の方1名、ボランティアさん1名、ヘルパーさん3名の参加となりました。
 最初に映画観賞会のお知らせと、千葉市で視覚障害のための福祉機器「暗所視支援メガネ」に補助金が認められたという情報がありました。今日は、会社勤務で現役の方がいらっしゃいましたので、視力低下していく中での仕事のご苦労や、工夫など経験されてきた方のお話も交えて話題が広がりました。
 そこから、障害者手帳取得申請と障害年金受給申請は全く別であって、障害年金を受給するには65歳までの申請が必要で、またその申請には網膜色素変性症と診断された日の証明が必須であることを確認しました。
 その後、ボランティアさんから2つの用具の紹介がありました。1つは「セガワケーン」という白杖です。これは、今までの白杖に比べて細くて軽いもので、価格も比較的安いということです。日本点字図書館・用具部で扱っているとのことです。もう1つは、コインホーム(小銭を仕分けするシリコン製の財布)とそのケース(100円ショップで見つけたもの)を見せていただきました。
 いろいろに話が進み、網膜色素変性症の原因となる遺伝子異常や遺伝子治療の話もでましたが、どうしても遺伝という言葉には参加者一同敏感になってしまいます。そんな中でも、皆さまが一生懸命生活していらっしゃる様子に、良い刺激をいただきました。
 今日は『福祉機器体験&相談会』がお休みでしたので、午後1時を過ぎたあたりで散会となりました。




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