あぁるぴぃ広島 20号


■ボランティア通信■

朗読ボランティア「なのはな」 我妻 吉 子 5年前のことです。以前から福山市の広報、 希望図書の録音、同行ガイドのボランティア をしておりましたが、新年会の席上で佐藤支 部長と知り合いました。その後JRPSの機 関紙「あぁるぴい」を発刊するので、メール 配信できない方のため、テープ録音して欲し いとの依頼がありました。私もメール受信で 原稿を録音して希望者に送りはじめて今号で 20号となりました。最初は8本だったと記 憶しています。(送る作業はダビングの出来 る社会福祉協議会へ依頼)でも、その録音し ている中で、お一人、お一人の手記を涙なが らに読ませていただくこともしばしばでした。 研修会などで出会ったときは初めて出会うと の意識はなく、ずっと以前からの知り合いの ようにさえ感じました。05年4月には、黒 滝山登山を企画しましたところ、広島方面か らの参加者、ボランティアの方々の参加もあ って総勢16名、桜のトンネルをくぐって一 歩一歩頂上へと歩を進め、266mの頂上に 到着。さわやかな山の風と弁当のおいしさは 格別 でした。また登山したいなあと・・・。 私の長兄が視覚障害者で、兄と一緒に登山し たこともあったからです。今年も4月、大佐 山へ(150m)ハイキングに行きましたが、 岡山方面の参加者、家族を含む、31名の参 加でした。参加者の中には、本人と夫、娘さ んの家族3人の5人で参加され、大感激。小 学1年生も頂上制覇。いい汗を流しました。 その他、2・3年前から週1回、1人から始 めたパソコン学習も今では、10人を超えま した。これは、情報交換の場でもあり、JR PSの会員が殆どで、皆さんと出会える私の 楽しみの場でもあります。今年2月には、視 覚障害者音楽会に賛助出演しました。登山も、 パソコン学習も、音楽会も参加者が増えるこ とは好ましい限りです。私も70代後半です が、健康でいる限りは、頑張りたいと思いま すが、私の本来のボランティアはお世辞にも 良いとは云えない声のボランティアなんです。



戻る     次へ