あぁるぴぃ広島 21号


■図書の紹介■

1 「見えなくても、きこえなくても。」 
 目と耳が不自由な妻と厳しい自然の中で自 給自足の生活をする夫。2人の半生と出 会い・結婚までのドキュメント
 著者 大平一枝(オオダイラカズエ)
 価格 1470円(税込み)
 出版 主婦と生活社


2 「かっちゃん、拝まんせ」
 生まれながらの眼病により、50歳で全盲 を課せられた著者。
 周囲の温かな愛情を受けながら、女性とし ての生い立ちを綴った自分史であり、盲 導犬と歩くまでの生活訓練記録である。
 著者 濱本捷子
 価格 1680円(税込)
 出版 大活字


あとがき
 今号のボランティア通信は外出介助ボラン ティアサークル「にこにこ」の開内(ひ らきうち)さんでした。「障害」を「障がい」 と記述されていました。やさしさを感 じました。
 以前、「障害者」を「障験者」と書いてい る文章をみたことがあります。まるで障 害を体験し、いまは健全というイメージです ね。障害とは固定されたもの、自分のあ るがままを受け入れざるを得ないものという 認識からはほど遠いですね。
 さて、藤原ファイナンシャル プランナー ではありませんが、この度、生命保険を 見直ししました。今まで、外交員に勧められ るがまま、子どもの死亡保険金を200 0万円にしていたのです。半額にしたら、保 険料が驚くほど安くなりました。(当然 ですね。)
 ところで、「ないーぶネット」で良い言葉 を見つけました。
  『二度と通らぬ今日というこの道。あざ 笑いされて、そこで反省するのだよ。叱 られて、そこで賢くなるのだよ。叩かれて、 そこで強くなるのだよ。風雨をしのいで こそ、美しく咲くのだ。侮辱されても笑って 受け流せ。踏み倒されても、歯をくいし ばって忍べ。苦しいだろう。しかし、君、こ の道は尊いと言われた人たちが必ず一度 は通った道なのだ。』
 根岸やすお著 死ぬ準備 株式会社 双葉 社 刊より(S)



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