◆ 碩 千鶴子さんの長保寺・熊野古道ウォーキングの紀行文


先週の金曜日は、以前より行って見たいと思っていた下津の長保寺を始め
周辺のお寺めぐりに、お友達の都合で行く事が出来て嬉しかったです。
眼で見る事で理解できない私たちは、
現場に行ってこそ心身で感じる事も出来ると思います。
行かれた方、まったく初めて聞かれたなどいられるとは思いますが、
機会が有ればぜひ行かれる事をお勧めしたいですね~~

では、ご存知の方も居られるでしょうがお聞きください。
間違って理解している所はお許しくださいね。

長保寺のパンフレットで何度も聞きなおしてやっと歴史と由来が判り、
タイムスリップしてその時代にすこしでも触れる事ができたようです。

長保寺は「長保2年」「1000」一条天皇の願で創建されたそうです。
定子皇后と彩子皇后いられるそうで、定子皇后の付添女官は「枕草子」の清少納言で
彩子皇后の付添女官は「源氏物語」の紫式部です。
~~この方の名前は皆さんも良くご存じで、何だかグット身近に感じて来ました~~

そして、長保寺の国宝には「本堂 多宝塔 大門」 が有ります。

紀州徳川家の家臣初代の「頼のぶ」により、紀州徳川家の菩提寺として、

長保寺の背後の斜面、1万坪に造成されいる様子が見られると思います。
鬱蒼とした樹木に、周りは覆われてその下の斜面に階段式でそれぞれ並んでいる、
様子が何となく感じられます
この場所は下津の入口あたりに有るそうです。
これでやっと和歌山県にとっては重要な長保寺で有る事が判りました。
重要文化財も何点か保存されているようで、真っ暗な会館の中で少し説明を、
三間ぐらいの幅の屏風が2点ばかり説明をして貰いました。


本堂に上がる石階段が50段ばかり上りその背後の斜面徳川家家臣の名前が連なり、
少し意外に思う事が、紀州からの将軍は、「8代吉宗」「紀州の家臣の時は5代目」
そして、紀州13代目家臣が、のちに将軍に成られたそうです。
だから、二人は長保持の菩提寺から抜けていました。

そこから、副勝寺「ふくしょうじ」 善副院「ぜんぷくいん」 と回ったのですが、
階段が相当有った様で時間的にも、
少々無理でしたので、海南に位置する藤白神社に行く事に成りました。
海南駅より少し行った所でしたね。道路沿いをそのままに位置しています。

鬱蒼とした緑は少なく明るい日差しが目にしみる感じです。
入ってすぐ右手には、凄く大きな「古木」の「楠」がそそり立ち空に向かって
多くの葉を広げている様子が感じられます。安産 子育てのご利益が有るそうです。
少し歩いた所に、まだ建てて間もない綺麗な社殿が有り、私たちの姿を見て、
その社殿の管理人さんが、鉤を開けて招き入れて下さいました。

まだ、再建して7ねんだそうで、ここは熊野権現さんと言って、
凄くくらいの高い神社だそうです。

まずは熊野詣で参りに行くのにはここが入口に成るそうです。
最初の宮司として「鈴木さん」が来られたその事がルーツの由来だそうです。
宮司の御役として、熊野詣で参りの人達のお世話一切を~食事 お泊り 洗濯など、
それも、位の高い人達へのお役目だったのでしょう?

その社殿には、熊野速玉神社「薬師如来を祭っている」
那智大社「千手観音」 熊野大社「阿弥陀如来」がそれぞれずっと奥の平面に、

祭られている様で、どなたにもその管理人さんは優しく接してくださるのでしょうね
また、心をこめて丁寧に説明して下さり、本当に有りがたい気持ちに成って来ます。
各々のお寺 神社のと現場に行く事で、それぞれその歴史とその由来を知る事で、
何とも言えない満足感で、また次の散策 探訪を楽しみにしている所です。

近い内に機会が有れば、、副勝寺「ふくしょうじ」と善副院「ぜんぷくいん」に、
行きたく思っています。

先日の日曜日は紀の川ネットから、少し遅くなりましたが、
根来寺に初詣に行って来ました。今年初めての顔合わせで、
遅い新年のご挨拶で、
今回は根来寺以前のお寺も、初めて案内して頂きまた。
説明も有りましたが、はっきり覚えていませんのでもう一度確認して来たく思います

一緒に初詣に行かれた方にも送信していますがご容赦くださいね。

今年も元気で、ボランティアさん またお友達とのサポートで、お寺や、神社に、
お参りに行けた事などで、そう言えば永田観音 粉河にも「5日」行って来ましたね

どうでしょうか?これだけあちこちの初詣に行った事でげ、みなさんとともに、
健康とご多幸をお祈りします。

みなさん、こんにちは、碩です。

9月6日→レッツ和歌山主催で熊野古道ウオーキングが実施されました。
いつかは実現すればいいのにと期待していましたが、
改めて、計画された役員の方々にお礼を申し上げます。本当に有難うございます。

さて、感想文を書くにあたり、参加したくても行けなかった人たちの為に、
少しでもその場の光景が想像できればと思い、私なりに思い出してみようと~
心がけたく思います。また参加された方にすればーー前後して居る文面とか、
説明を聞き逃して場面も多々有ると思いますーーどうぞお許しくださいね~


当日は、気持ちの良い秋晴れでした。紀ノ川ネットからは、
ボランティアガイドさんを含め合計7名 で岩出駅より出発→和歌山駅アゼクラ前で全員集合。
レッツさんと合流→バスに乗車ほぼ全員で30名は乗車するようです。
間もなくバスは高速に入り一旦御坊インターでおり市役所前で、
4名乗車→あとトイレ休憩→再度高速に入り、
田なべから331合繊から本宮に向かって走行途中「滝尻王子」を通過して、
ヤット本宮左手には「渡良瀬温泉が有るそうです」 熊野川沿いを右に曲がり、
本宮大社まえで「語りべさんの来栖氏」と合流→道の駅でトイレ休憩、
そこから「発心門王子」までバスで移動して、やっと下車する事が出来ました。

下車してから昼食と成りました。今日は早朝からの外出だったので、
スッカリ空腹を感じていました。休憩所で食事する人達や、

私たちは木陰を選びそこで食事を~ さすがに食事中はみんなモクモクと、
静かに頂いていますね。木陰の周りからひんやりとした風が~たまりませんね。
近辺の風景も~この本宮独特のふいんきと空気を感じさせてもらっているようですね


回りは薄暗く、見上げると吃驚するようなな背の高い樹木が、道路を囲むように、
立ち並び、1本1本の木々の姿も美しい姿で並んでいる感じです。

私は、丁度世界遺産に認定されて、暫くしてから熊野古道ツアーが有り、
どう言うものかも知らず参加させて貰いました。手引きの方として

県の職員、市内のボランティアさんの手引きなど親切にして頂きました。

それから、今日で2回目の参加です。ただ、こんなにも綺麗に、
道路や周りの樹木林が、余分な木々が取り除かれて、とても広々と
きれいに整理整頓されているのには吃驚しました。

昼食がすんでから「発心門王子」の説明が有りました。

ここの山林は栗栖さんの持ち物のようで、バブルガはじけてから色んな企業に不況が
押し寄せ来て、林業もスッカリ伸び悩み、,今では桧や杉のなどを使って、
ご自分でペンションを趣味で建てたそうです。
そうして宿を経営しながら「あいする本宮の語りべさん」として訪れる人達の、
お役にたつのを喜びとしているようにお見受け~ とても気さくで、
ユーモアが有り楽しく充実した時間を過ごさせて貰った事有り難く思いますよ。

詳しく説明を聞かせて貰って、改めて勉強に成り嬉しかったですね。

発心門王子をまずお参りにあたり、個々本宮からは神の領域に入ると言う事で、
心身ともに綺麗な心に成るところでしょうか?
ソコカラ、皆で語りべさんの説明を聞きながら,次は水のみ王子を目指して、
皆で歩き始めました、多少は地上より高いのでしょうか?
山道をそのままを削ったような、デコボコの階段を暫く下っていく中で、
何度か、躓きかけましたね。手引きの方はご苦労された事でしょうね。

暫くは歩き続けたでしょうか? ヤット「水のみ王子」に辿り着き、
心の中で祈りながら手を綺麗に洗い清めました。

心身ともに清められた気分に成って来ました。

この道路から入った所に池が有り,今話題に成っている「おおがはす」が

栽培が成功して、咲いているとか?確か千葉県で泥沼の中から種が見つかり。

保存されていた「太古のハス」の種であった様で,
それを和歌山県で、譲って貰い栽培したのが成功した様ですね。
少し奥に入った所に池が有り来年7月頃には、
キット、美しく咲き誇っている「ハスの花」を見る事が出来ると思います。

暫く行くと、「式色茶や」と言う所に着きました。ここは熊野古道を目指して。
あちこちからやって来た旅人が、本宮大社をまじかにして、
やっとくつろげる場所と成って居たのでしょうか?
また、色んな道を通ってもここで合流する地点のようです
また、有る場所では寒さ暑さや疲労から病気などでなくなってしまう方達を、
地元の人の親切で道路の両脇に、お地蔵さんに似た石堂が多く立てられて。
祭られているようです。それと当時熊野古道を目指し他旅人にも、
勿論、盲人もいた事でしょう。そして座東一と呼ばれて「座東一送り」
それは、旅人が次々と旅人の手によって、前に前にと進んで行けるようにと、
手を差し伸べている行為だったのですね。

今回私たちは、中辺路を通って来たようですね。

そこから、バスで移動して「祓戸王子」手前で下車しました。いよいよここで、
それぞれの人達が、今迄の人生で犯した諸々の罪を祓い清めると言う意味だそうです

さて、最終目的にいよいよです。
熊野本宮大社にお参りに~~裏手の駐車場から入って行きました。

以前と異なり、凄く広々としていて皆で本堂に向って進んで行きました。
本堂前で履物を脱ぎ、本堂の畳の上に正座させて頂きました。
今回は栗栖さんの特別の計らいで、みんな神主さんにお祓いを、
して頂く事に成り、本当にありがたい事です。あと盃に一杯の

梅周をお酒変わりにして、お参り出来た私たちを歓迎してくださったと思います。

その隣に社殿が建っていて、4つの部屋に区切られていました。
まず、向かって左の社殿は、熊野速玉神社を祭っています。
そして一番大きな部屋と成っています。後左3部屋は同じ大きさですが、
少し小さく成っています。では左から、那智大社、熊野大社、
あまてらすおおみ神、伊勢大社、を祭っているようです。

また、社殿の屋根は檜でふいているそうです。で、ちかじか檜を吹き替えるそうです

ここの、社殿は熊野三山を祭っている重要な所なので、
しっかりとお参りして来ました。

さて、帰宅鈴時間が迫って来ましたので、中央の階段をせわしなく下りて行きました

丁度予定の15時30分にバスに乗車、和歌山に向って出発です。
行きはよいよいで、少し早目につき余裕うたっぷりで予定のコースを回る事が出来て

本当に楽しい充実した一日と成りました。これも多くの支えが有ってこそです。
そして、私が元気でまた周りの友人たちに刺激されているので、
まだまだ、これからも私なりに頑張っていくつもりです。
多くの人達のお陰で熊野古道ウオーキングを充分楽しむ事が出来ました。
また、あの~ 本宮近辺の光景にはいつまでも魅了されてしまいそうです。
必ず、次の機会を期待しつつ~
お世話に成った方々には最後まで、ご心配をおかけした事
でしょうね。どうも有難うございました。
紀ノ川ネットの手引きして頂いた方々に、本当にお疲れ様でした。有難うございます

帰りは、残念ながら高速で車の渋滞で遅く成りました。
その間皆さんとオシャベリできた事も楽しかったですよ。


☆★☆ 碩 千鶴子 ☆★☆


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