JRPS和歌山 SSKA RP

和歌山県網膜色素変性症協会
(JRPS和歌山)


あぁるぴぃ和歌山県だより


NO.34            No選択へ戻る           トップページへ

SSKA あぁるぴぃ
和歌山県だより NO.34


    JRPS 和歌山県だより34号


1971年8月7日 第3種郵便物認可(毎月6回 1の日・6の日発行)
2018年9月8日発行 SSKA増刊通巻 第9728号



■目 次■


1. 和歌山県の行事予定

3ページ

2.「JRPSワークショップ2018 in 神戸」参加者募集のお知らせ

5ページ

3.和歌山県点字図書館だより2018年8月(抜粋)

6〜7ページ

4.OTON GLASS(オトングラス)〜読む能力を拡張するスマートグラス

7ページ

5.視覚障害ナビラジオ『ナビラジ・スマホ教室』8月12日放送(番組一部抜粋)

8〜9ページ

6.9月23日は「網膜の日」

10ページ

7.わたくしたちのニュース

11ページ

♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪



いま売れているビジネス本はこれ!(2018/9/4)
第3位 『1分で話せ 世界のトップが絶賛した大事なことだけシンプルに伝える技術』
 著者は伊藤羊一さん。ソフトバンククリエイティブ。
5月からずっと1位だった「1分で話せ」が第3位!どうすれば短い時間でうまく伝えて行動してもらえるのか、納得の方法が紹介されている一冊ですが、まだまだ売れているということで、人に伝えるということに多くの人が悩みを抱えていることが分かりますね。
お値段は税込1,512円。

第2位 『the four GAFA 四騎士が創り変えた世界』
 グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾンの4大企業の頭文字で"GAFA"。世界をリードする4社について、そのビジネス手法や社会に与えた影響、今後について綴った一冊。
誰もがそのサービスを一度は利用したことがあるかと思いますが、便利に使っているはずがいつの間にか取り込まれているかも…。ドキドキしながら一気読みしてしまう本です。
著者はスコット・ギャロウェイ。東洋経済新報社から出ています。
お値段は税込1,944円。

第1位 『学びを結果に変えるアウトプット大全』 
精神科医で「読んだら忘れない読書術」などのベストセラーでも知られる、樺沢紫苑さんの最新刊。
たくさん本を読んだりセミナーを受けても成長が感じられない、という方に、インプットだけでは得られないアウトプットの効果とそのやり方を教えてくれる一冊です。
アウトプットというと難しそうですが、80ものアウトプット法が紹介されており、少しずつ実行に移せそうです。
お値段は税込1,566円。サンクチュアリ出版から出ています。

TREND EYES
TOKYO FM / JFN38Stations MON-FRI 7:10-7:20



1                          目次へ

1. 和歌山県の行事予定

★交流サロン「ヒロシの小部屋」



日時:10月7日・11月4日・2月3日 日曜日
午前10時から正午まで ふれ愛センター3階会議室1
 偶数月は、昼食後、JR和歌山駅近くのカラオケへ移動します。

★田辺での交流会(リンクポケットの使用方法について)


9月17日(月・祝)13時から15時30分まで
場所 田辺市民総合センター2階 ボランティアルーム

★日本ライトハウス展 全国ロービジョンフェア2018


日時 10月13日(土)・14日(日) 10〜16時
場所 大阪市 難波御堂筋ホール7・8階
注)福祉バスは、当選できませんでした。
●詳細
日本ライトハウス展に過去最多の47社が出展!
桂 文太氏と濱田祐太郎氏が来場!!

今年の「日本ライトハウス展〜全国ロービジョンフェア2018」(読売光と愛の事業団共催)は、10月13日(土)と14日(日)の2日間10時から16時、難波御堂筋ホール7階と8階で開催します。
入場無料。
今回は、初出展11社を含め、過去最多の47社・団体が出展。
今話題のウェアラブルメガネやスマホアプリをはじめ、音声や触覚、見やすい表示などで使いやすい生活用品や家庭電化製品、本や書類を拡大したり音声で読み上げる読書機、白杖、ルーペなど、ありとあらゆる視覚障害者用具や機器を一堂に揃え、一部販売もします。
また、大阪市視覚障害者福祉協会主催の「図書展」が8階会議室で同時開催されます。
10月13日(土)
11時〜12時 点字毎日佐木理人(さきあやと)氏の日本記者クラブ賞 特別賞受賞記念講演
12時半〜13時半 落語家・桂 文太(かつら・ぶんた)氏の落語とトーク
14時〜15時 参加型企画「シネマバトル」
10月14日(日)
11時〜11時半 R-1ぐらんぷり2018王者・濱田祐太郎 (はまだゆうたろう)氏お笑いライブ
12時半〜13時半 参加型企画「アプリバトル」
14時〜15時 品川博之(しながわひろゆき)氏によるAIスピーカー実演紹介

★ふれあい人権フェスタ


11月24日(土)10時から
多目的ホール・和歌山ビッグホエールにて

★12月2日忘年会


場所:加太国民休暇村紀州
集合:アーバンホテル前 11時出発(懇親会、カラオケ15時まで)
参加費:五千円
入浴料:別途千円
担当:児玉 090−3859−2323

★新年交流会


 1月13日(日)受付10:30〜
(交流会10:45〜11:45)
昼食は受付時に注文。4階食堂から、配膳をします。
午後は、つれもて和歌山の行事に参加します。
申込・問合先:山本070−5046−1399

ふれ愛センター オレオレ詐欺等講演会


1.日時 平成31年1月20日(日)午後1時30分から午後3時
2.場所 和歌山市ふれ愛センター 4階 大会議室
3.募集人数 80名程度(介助者を含む)先着順
4.参加費 無料
5.参加資格 和歌山市に在住または勤務されている身体障害者の方
(視覚・聴覚・肢体・内部・指定難病)
6.受付期間 平成30年12月1日(土)から午前9時から午後5時まで
(定員になりしだい締め切り)
7.申込方法 ふれ愛センター窓口か電話またはFAXで お申込みください。
和歌山市ふれ愛センター
住所 和歌山市木広町5丁目1−9
電話 433−8866
FAX 433−8868



2                          目次へ

2.「JRPSワークショップ2018 in 神戸」参加者募集のお知らせ


あたらしいRPの治療法を直接ヒトに試してみる臨床試験(臨床研究・治験)がおこなわれるようになってきました。
臨床試験を成功させるために、患者は何ができるか、何をすべきかを考えるワークショップを開催します。
参加希望者は、下記要項参照のうえ、お早めにお申し込みください。
【名称】 JRPSワークショップ2018 in 神戸
〜網膜再生医療臨床試験・患者からのアプローチ〜
【主催】 公益社団法人 日本網膜色素変性症協会(JRPS)
【共催】 日本医療研究開発機構(AMED)
「再生医療研究における倫理的課題の解決に関する研究」(課題D)
【対象】 RPと類縁疾患等の患者・家族(一定数の研究者/医療従事者も参加)
【日時】 2018年11月18日(日)13時〜17時30分
【主会場(神戸会場)】臨床研究情報センター(兵庫県神戸市中央区港島南町1-5-4)
【サテライト会場】インターネット回線を介して主会場と同時開催します。
1.東京会場:JRPS本部事務所(東京都品川区南大井2-7- 9 アミューズKビル4階)
2.札幌会場:北海道難病センター(札幌市中央区南4条西10丁目1010−1)
【参加募集人数】神戸会場(168名) 東京会場(35名) 札幌会場(35名)
【主な内容】
講演@「患者が研究者のよきパートナーになるために 倫理的観点から(仮)」
武藤香織(東京大学医科学研究所)
講演A「RP治療法開発に向けて〜中長期的な戦略(仮)」
高橋政代(理化学研究所)
参加者全員によるグループ討論と発表「臨床試験における患者の役割(仮)」
【参加費】無料
【参加申込方法】
先着順、締切9月16日)定員になり次第締め切り下記事項を記載し、FAXまたはメールにてJRPS本部事務局までお申込みください。
(FAX・メールのタイトル欄に必ず「JRPSワークショップ2018 in 神戸  申し込み」とご記載ください。なお、本部事務局は8月10日から19日まで夏期休業の予定です。)
 FAX:03-5753-5176  メール:info@jrps.org

「JRPSワークショップ2018 in 神戸」申し込み記載事項
1.氏名(フリガナ)
2.住所(案内状をお送りする宛先の住所をご記載ください)
3.連絡方法(電話/Fax番号またはメールアドレスをご記載ください)
4.属性  (1)当事者(患者)、(2)家族、(3)研究者/医療従事者)
5.介助者の有無 *討論に参加される家族の方は別途お申し込みください。
6.盲導犬使用の有無
7.案内状の音声データ(デイジー録音CD)が必要な方は「音声データ必要」とご記載ください。
8.参加会場 (1)神戸、(2)東京、(3)札幌
※参加いただく方には、10月下旬以降に、参加証と案内状をお送りします。
なお定員になり次第、JRPSホームページでお知らせします。
問い合わせ先:JRPS本部事務局 電話 03-5753-5156



3                          目次へ

3.和歌山県点字図書館だより2018年8月(抜粋)

《「音声解説付き映画上映会」について》


 今年度は田辺市と和歌山市の2会場で行います。
上映作品は同じ「ナミヤ雑貨店の奇蹟」です。
 1 作品名 「ナミヤ雑貨店の奇蹟」
 2 作品紹介 東野圭吾作品史上、最も泣ける感動作!
敦也(あつや)たち3人組は、悪事を働いた夜、1軒の廃屋に忍び込む。   そこはかつて悩み相談を受けることで知られていた「ナミヤ雑貨店」だった。誰もいないはずの店内に、突然シャッターの郵便口から手紙が落ちてくる。なんと32年前に書かれた悩み相談だった。
戸惑いながらも、当時の店主・浪矢に代わって返事を書く。その回答で人生が変わっていく相談者たち。次第に明らかになっていく雑貨店の秘密と、相談者たちと3人の共通点。
全ての繋がりの謎が明らかになる時、思いもよらない驚きと感動のラストが待ち受ける。

(1)田辺市会場
日時:11月10日(土) 13:30〜15:30
場所:ビッグ・ユー 研修室4
(田辺市新庄町3353−9・TEL 0739−26−4111)
定員:50名
申込期間:10月1日(月)〜10月26日(金)
申込問合先:和歌山県点字図書館(電話073−488−5721)

(2)和歌山市会場
日時:12月16日(日) 13:30〜15:30
場所:和歌山県立図書館2階 メディアアートホール
(和歌山市西高松1丁目7−38・TEL 073−436−9530)
定員:100名  申込期間:11月1日(木)〜11月30日(金)
申込問合先:和歌山県点字図書館(電話073−488−5721)

《平成30年度視覚障害者対象IT講習会開催について》


 日曜コースとiPhoneコースの募集を行っています。ぜひご参加ください。
1 主催 和歌山県点字図書館
2 開催日時
(1)パソコン講習会 (日曜コース)1月27日、2月24日、3月17日 (いずれも 9:30〜15:30)
(2)iPhone講習会 12月9日(日) (9:30〜15:30)
3 開催場所 和歌山県点字図書館 研修室1
和歌山市手平2丁目1−2県民交流プラザ和歌山ビッグ愛5階
4 講習内容
(1) パソコン講習
1日目 起動からメールの送受信
2日目 ネット検索とファイル管理
3日目 『サピエ』図書館とスカイプ

(2)iPhone講習 ボイスオーバー使用時の基本的な操作と文字入力など

5 受講費用 無料
6 募集人員 1講座5名(定員になり次第締め切ります)
7 申込開始
(1)パソコンコース 12月1日(土) 9時〜
(2)iPhoneコース 受付中
8 申込問合先 和歌山県点字図書館 TEL 073(488)5721
9 その他 iPhoneコースはiPhone利用者を対象とします。

※《「福祉機器展」、「補装具・日常生活用具に関する研修会」、「情報交換会」について》いずれも年明けに開催予定です。
●「福祉機器展」「補装具・日常生活用具に関する研修会」
日時:平成31年 1月19日(土)場所:和歌山ビッグ愛(和歌山市)
●「情報交換会」日時:平成31年2月16日(土)13:30〜15:30
場所:和歌山ビッグ愛5階(和歌山市)

《「シネマ・デイジー」について》
 「シネマ・デイジー」とは、映画のサウンドに登場人物の表情や動作、画面の様子を説明する音声解説を付けてデイジー編集したものです。デイジー図書の感覚で映画を楽しめます。
2018年現在、外国映画や日本映画、アニメなど約400タイトルのシネマ・デイジーが完成しています。
 また、「シネマ」と名前はついていますが、テレビドラマの「警部補古畑任三郎」シリーズや、「半沢直樹」もシネマ・デイジーとして登場しています。
ご希望の方は、当館までお問い合わせください。

《館からのお願い》
1 返却期限は必ず守ってください。
2 住所変更等があった場合は、お知らせください。
3 テープは必ず各巻ごとにきちんと巻き取ってから返却してください。
4 CDやテープ、ケースが破損するなど、何かトラブルがあった場合には館までご一報ください。



4                          目次へ

4.OTON GLASS(オトングラス)〜読む能力を拡張するスマートグラス〜

誰もが文字を読める世界に


「オトングラス」は、視覚障がいを持ち、余事を読むことが困難な人々を対象とした、文字を音声で読み上げてくれるメガネ型のデバイスです。「オトングラス」を掛けると、目の前にある文字をカメラで撮影し、文字認識技術でテキストデータに変換し、それを音声として読み上げてくれることによって、ユーザーは内容を理解することができます。
現在も研究開発を進めており、来年は少数生産での製品化を目指しています。
最終的には視覚障がいの方だけでなく、識字障がい者や、低視力高齢者、海外渡航者など、文字を読むことに困難を抱えている人々の手元に「オトングラス」を届け、だれもが文字を読める世界を実現します。
株式会社 OTON GLASS 
〒107-6031 東京都港区赤坂1-12-32 アーク森ビル31F



5                          目次へ

5.視覚障害ナビラジオ『ナビラジ・スマホ教室』8月12日放送(番組一部抜粋)

*シリを試す


先生:シリを使うには、ホームボタンを長押しし起動させます。起動すると「ポポーン」と音が聞こえます。音が聞こえたら話しかけます。やってみましょう。
<ポポーン>ユーザー:今日の天気は?
<ププ>シリ:渋谷区では現在曇っていて31度です。今後は午後から一時曇りが予想されます。気温は31度から今日の午後には26度まで下がるでしょう。
先生:こういう風にシリは使います。最初にホームボタンを長押しした時に〈ポポーン〉と音が低く鳴った所で話しかけるのが基本です。しばらく黙っていると「ププ」と高い音がします。これはシリが音を認識したよという意味になって、例えば自分が何も言っていないとシリが「何も聞こえなかったから何を言っているんですか?」と聞き返されることもあります。高い音と低い音を聞き分けるのも大切なポイントです。
 ではもう一度やってみます。
<ポポーン>ユーザー:ロンドンの時間は?
<ププ>シリ:イギリスロンドンの時間は6時27分です。
<ププ>ユーザー:5秒後に教えて
<ププ>シリ:はい。タイマーを5秒後にセットしました。
ジリジリジリジリジリジリ
司会:5秒後になりました。
先生:ホームボタンを押すとタイマーの音が止まります。
司会:これで朝のアラームセットもバッチリですね。
先生:この他にもシリには計算をしたり近くのお店の情報を探したり、今日は何の日?ということで記念日を聞くこともできます。遊びながら使い慣れていただけたらと思います。
 電話帳に登録があればシリで電話もかけられます。
やってみましょう。
<ポポーン>ユーザー:高山さんに電話
<ププ>シリ:高山さんに電話をかけています。
司会:かかりました。
先生:次に電話をうけてみましょう。
 電話を受ける時はいよいよツルツルの画面を触るという操作が必要です。
 画面をタッチして触ることをジェスチャーと呼んでいます。ジェスチャーを一つ練習してみましょう。2本指でポンポンと叩くというダブルタップというものです。プラス
チックの空き箱で1本指で叩くのと2本指で叩くときの違いを確かめてみましょう。
ゲスト:音の強さが違います。
先生:今は強めに叩いたかと思いますが、スマホは軽く叩いても認識してくれます。
では電話を2本指のダブルタップでうけてみましょう。
<ポポーン>ユーザー:高山さんに電話
<ププ>シリ:高山さんに電話をかけています。
プルプルプル
高山さん:2本指でダブルタップします。トントン。「もしもし」
先生:通じましたね。切る時もダブルタップすると切れます。相手が切ってたらやらなくて大丈夫です。

先生:次はシリでメッセージを送ってみましょう。メッセージとはメールと違い、短い文章を送れるショートメッセージです。送る相手は電話帳に登録していることが前提です。
 ではシリと会話をしながらやってみましょう。
<ポポーン>ユーザー:高山さんにメッセージを送って
<ププ>シリ:どんな内容にしますか?
<ポポーン>ユーザー:お疲れ様です。よろしくお願いします。
<ププ>シリ:高山さんへのメッセージは次の通りです。「お疲れ様です。よろしくお願いします。」送信してもよろしいですか?
<ポポーン>ユーザー:はい
<ププ>シリ:送信します。
高山さんのスマホに着信音。
ボイスオーバー:15時 1件の通知です。
先生:届きましたね。では今度はシリにメッセージを読んでもらいましょう。
シリを立ち上げるところからどうぞ。ホームボタンを長押しですね。
<ポポーン>高山さん:新しいメッセージを読み上げて。
<ププ>シリ:山本さんから新しいメッセージが1件あります。「お疲れ様です。よろしくお願いします。」返信しますか?
<ポポーン>高山さん:はい
<ププ>シリ:どんな内容にしますか?
<ポポーン>高山さん:「ほんとにお疲れ様。」
<ププ>シリ:山本さんへの返信は 「ほんとにお疲れ様」送信してもよろしいですか?
<ポポーン>高山さん:はい
<ププ>シリ:送信します。
山本さんのスマホに着信音。
先生:メッセージのやり取りができましたね。
  これだと初めての方もストレスなく出来るのではと思います。

【平成30年8月12日PM7:30の放送内容を抜粋】



6                          目次へ

6.9月23日は「網膜の日」


私たちの眼の奥には「網膜」という光を感じる膜があります。
そこが冒されると、暗いところで見えにくくなったり、視野が狭くなったりします。
完全に失明していなくても、歩くときには白い杖が必要になってくるのです。

網膜の病気は、外見からは視覚に障害があるということがわかりにくいのです。

見えているのにわざと白い杖をついているのではないかと怪訝な顔をされることがあります。
電車で席を譲られてスマホを見たりすると、「見えてるくせに見えないふりをしているのではないか?」そう思われることもしばしばあります。

しかし、実際に五円玉の穴ほどしか見えていなかったり、ものがゆがんで見えたり、スマホを見ることができても、白杖を使わないと安全に歩くことができないのです。

どうか、網膜の病気を理解してください!

■なぜ、9月23日を[網膜の日] と決めたのでしょうか?
9月23日は、昼と夜の長さがほぼ同じになります!
明るさは、網膜の病気の抱える患者にはとても重要なのです。
夜が長くなると、歩ける時間がどんどん短くなります。仕事に行けなくなることもあります。網膜が病気に侵されると、明るい昼間の長さということがとても重要になります。
網膜色素変性症、緑内障、糖尿病網膜症、加齢黄斑変性、網膜剥離など、網膜の病気はさまざまです。
これから、9月23日は毎年「網膜の日」です。このような病気があること、そして、白い杖をもっていても「完全に見えない」のではなく「見えにくい」人もいるということをわかってください。
白い杖を見かけたら、ぜひ「何かお手伝いしましょうか?」と声をかけてください!!

公益社団法人 日本網膜色素変性症協会 
03-5753-5156 info@jrps.org



7                          目次へ

7.iPS細胞による角膜移植の臨床研究を申請 大阪大学
2018年8月22日 20時34分


目の角膜が傷ついた患者にiPS細胞から作った角膜の組織を移植し視力を回復させる臨床研究の計画を、大阪大学のグループが学内の委員会に申請し、初めての審査が行われました。
承認されれば今後さらに国に申請し、今年度中に1例目の実施を目指したいとしています。
この臨床研究は大阪大学大学院医学系研究科の西田幸二教授などのグループが学内の専門家委員会に申請したもので、22日初めての審査が行われました。
角膜は目の黒目の部分を覆う透明な膜で、病気やけがなどで傷つくと視力が低下し、症状が重い場合は亡くなった人から提供された角膜を移植する治療が行われていて、およそ2000人の患者が移植の順番を待っています。
今回の計画は移植しても拒絶反応が起きにくい特殊なiPS細胞から角膜の基になる細胞を作り、薄さ0.05ミリのシート状にして数人の患者に移植するもので、安全性や効果を検証するということです。
グループによりますと、今回は結論が出ずに、次の委員会でさらに議論が行われるということで、学内の承認が得られればさらに国の審査をうけたうえで、今年度中に1例目の手術の実施を目指したいとしています。
西田教授は「およそ10年かけて今回の手法を作り上げてきた。よりよい治療法を患者に届けるためにじっくりと計画を進めたい」と話していました。
今回大阪大学のグループが目指すのは、目の黒目の部分を覆う角膜の最も表面の組織、「角膜上皮」の病気の治療です。角膜上皮は薄さ0.05ミリで、けがや病気によって角膜上皮を作り出す細胞が傷つくと組織の再生能力が失われ、移植による治療が必要となります。
グループはおととし、ヒトのiPS細胞に特殊なたんぱく質を加えて培養することで、目のさまざまな組織の基になる細胞を効率よく作ることに成功していて、これを基にシート状の細胞組織を作りました。
シートには数百万個の細胞が含まれ、ウサギの目に移植した研究では拒絶反応などは見られなかったということです。
グループでは、これまでも口の粘膜の細胞を基に角膜上皮シートを開発してきましたが、iPS細胞を使うことで、より高い効果が得られることが期待できるとしています。



                         目次へ



★編集後記★


9月4日午後、台風襲来により被害のあった皆様には、お見舞い申し上げます。
私のところは、暴風で揺れが約1時間ぐらい続き、どうなるかと心配しましたが無事です。
ただ、停電には対応ができず、今後の課題となりました。


      記: 山本 浩

***********************************************



 発行人:障害者団体定期刊行物協会
  〒157−0814
   東京都世田谷区砧6−33−21
   ヴェルドゥーラ祖師谷102号室

 編 集: JRPS和歌山
    〒640−8269
    和歌山市小松原通2丁目1番地の1 1002号
    携帯電話  070−5046−1399
    E-mail:  wakayama.jrps@gmail.com
     URL  http://www.jrps.org/wakayama/

定価 250円



日本ライトハウス展チラシ


目の見えない方・見えにくい方に楽しく、豊かな生活を!
日本ライトハウス展 【入場無料】
全国ロービジョンフェア2018
西日本最大規模の視覚障害者用具・機器展



日時 2018年10月13日(土)・14日(日)
午前 10時〜午後4時
会場 難波御堂筋ホール7階・8階会議室A,B,C(大阪市中央区)

大阪メトロ御堂筋線「なんば駅」中改札から徒歩1分
なんば駅13番出ロからエレベータ直結
●大阪メトロ御堂筋線「なんば駅」中改札前と、 難波御堂筋ホール1階で、スタッフがお待ちしています。
●ボランティアが会場内をガイドします。
(希望者多数の場合は、お待ち頂くことがあります)

同時開催
大阪市視覚障害者福祉協会
見えない、見えにくい人の図書展

主催社会福祉法人日本ライトハウス
共催社会福祉法人読売光と愛の事業団

後援大阪市・(一般社団法人)大阪府眼科医会
(一般財団法人)大阪府視覚障害者福祉協会
(一般社団法人)大阪市視覚障害者福祉協会
大阪府網膜色素変性症協会

日本ライトハウスは、目の見えない方・見えにくい方のための総合福祉施設です


裏面


「日本ライトハウス展」でお会いしましよう!
10月13日(土)・14日(日)、難波御堂筋ホールで開催

47社・200点以上の用具・電子器を 一堂に展示・一部販売(7階・8階)

◆音声や触覚・見やすい表示で使いやすい生活用品や家庭電化製品。
◆本や書類を画面に大きく映したり、音声で読み上げる読書器。
◆安全・安心な歩行を助ける白杖。遮光眼鏡やルーペ。
◆初出展!オトングラス(見えている文章を読み上げるメガネ)」や  オーカム マイアイ2.0(メガネに装着して、文章や登録した人・物  などを認識し、聞く事が出来るAl視覚支援装置)」なども紹介
◆スマホ(スマートフォン)・タブレットの体験コーナーや  盲導犬ふれあいコーナーもあります。

<会場図>
8階
A:展示会場
B:図書展
C:HOYA体験
EV

7階
・ステージ
・展示会場
EV

10月13日(土)
・11:00〜12:00
 日本記者クラブ賞特別賞受賞〜視覚障害の記者として  点字毎日 佐木理人 氏
・12:30〜13:30
 落語×トーク
「盲導犬デイリーと笑いを届ける落語家」
 落語家 桂文太 氏
・14:00〜15:00
 参加型企画:シネマバトル
 映画好き大集合、あなたのオススメの映画は?
 出場者 当日公表

7階 特別ステージでは
参加型で楽しめる企画を実施。話題のあの人も!

10月14日(日)
・11:00〜11:30
 R−1ぐらんぷり2018王者お笑いライブ
 お笑い芸人 濱田祐太郎 氏
・12:30〜13:30
 参加型企画:アプリバトル
 アプリで変わる、スマホ生活
 出場者 当日公表
・14:00〜15:00
 Alスピーカーがあると、生活はどうかわる?
 品川博之 氏

「ガイドブック」をお送りします
展示内容を詳しく紹介した「ガイドブック」
(大きめの活字、点字、音声デイジー、メール版のいずれか) を事前に、無料でお送りします。(発送は9月下旬予定)
お申し込み・お問い合わせh
日本ライトハウス情報文化センター サービス部まで。
Tel:06−6441−OO39(火〜土、午前10時〜5時)



 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆



上へ戻る

SSKARP目次へ

JRPS和歌山県トップページ

JRPS WAKAYAMA