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「オランダ・ベルギーの旅」

兵庫県 坂東順治


 初めての海外旅行に、期待と不安一杯の気持ちで、関空を飛び立ちました。12時間の長旅で、機内は暗くて狭かった為、一人では行動が出来ないので、常に仲間のかたのお世話になりました。

 オランダ空港(スキーポール空港)に着いたのは、午後3時過ぎでした。(現地時間)。日本と違い大変寒く、カーディガンを着ました。4時間程空港で、ベルギー行きの飛行機への乗り換えのため待つことになりました。ブリュッセルに到着したのは、午後8時(現地時間)でした。8時だというのに白夜のため、外はまぶしいぐらいでした。ホテル到着は8時30分ごろで無事に1日目は終わりました。

 2日目は市内観光です。ベルギーの首都ブリュッセルで、世界で最も美しいと言われる広場グランブラス、可愛らしい小便小僧、聖ミシェル大聖堂を観光しました。また、ヨーロッパの都市を再現した、ミニヨーロッパの建物が実に緻密に再現されており感銘を受けました。石畳のため歩きづらかった。

 3日目は、ブリュッセルから約100キロ離れたブルュージュに行きました。バスを降りて、右手に運河を見ながら、ベギン会修道院の近くを歩きながらボート乗り場まで行き、運河巡りをしました。両側に中世の建物が建ち並んでいる景色は壮観で有りました。また、ボートの観光案内に仏語、英語と日本語があり、良く判りました。

 4日目は、ブリュッセルから約130キロあるオランダのアムステルダムに向かいました。アムステルダムの観光です。まず、アンネフランクの家、ハイネケンのビール工場見学、今は観光用でしかない大きい風車の前で記念写真を取りました。また、酪農農家で手作りのチーズの試食と見学をしましたが、日本で売られているチーズとは、まったく味が違いやはり本場の物だと思いました。それから、RI世界大会の開催されるノアドイジェックのホテルバン・オーランジェに向かいました。

 5日目は、旅行の第一の目的である、RI世界大会2004に参加をしました。英語とオランダ語の資料しかなく、内容はまったくわかりませんでしたが、開会式典の雰囲気は空気の張り詰めた緊張感の有るもので、身の引きしまる思いがしました。本当に参加が出来て良かったと思いました。この夜にパーティーがあり、250名の出席者が、有りました。

 6日目は、閉会の式典に参加をしました。2日間で延べ530名超の参加者が有りました。

 7日目は、朝9時(現地時間)にホテルを出発して、オランダ空港に向かい、午後3時(現地時間)過ぎに飛行機に乗り関空に向かいました。

 8日目は、朝9時頃に無事、関空に着きました、日本は大変に湿気が多く蒸し暑く、日本に帰って来たと実感しました。

 今回は我々視覚障害者のため、ゆっくりしたスケジュールで行動出来たので、こんな旅行なら2年後にブラジルで開催される大会にも参加をしたいと思いました。

 明日から時差ボケと戦いながら、次回の旅費を貯める為に仕事に励みます。


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