あぁるぴぃ広島 46号


■活動報告

■活動報告
 9月29日30日のリーダー研修会・世界網膜の日in岡山の報告をします。広島県支部 からのフルタイムの参加者は、20名(男性10名・女性10名、内会員17名)でした。30日にも5・6名の参加があったようです。
 29日のリーダー研修会は本部の金沢 真理(カナザワ マリ)さんの講演(同行援護・自立支援など)でした。多くの質問がありました。
 落語も おもしろく、笑いの渦(うず)が湧きました。落語家の桂文太(かつら ぶ んた)さんは全盲のようでしたが、舞台の座布団までヒモを付けるなど、いろいろ工 夫をされており、その努力を見習わねばと感じました。
 前夜祭では、司会の方の声も聞こえないぐらいに盛り上がり、賑やかでした。岡山から生まれた初めての点字ブロックを記念して作られた「幸せの黄色い道」の歌の合唱もありました。しかし残念ながら、よく聞こえませんでした。マイクの具合が悪かったようです。
 30日のバイオリン演奏もすばらしかったです。バイオリニストの川畠成道(かわはたなりみち)さんも目が不自由な方でした。
 岡山県支部の役員の方、スタッフの皆様 はじめボランティアの皆様、本当にお世話になりました。(S)

参加者の感想は■会員の声に掲載しています。

2 第8回視覚障害者の音楽発表会(広島市)
 10月14日、行われました「音楽発表会」へのご来場 ご出演 大変ありがとうござい ました。
 多くの方々の応援により とても感動 感激の演奏が続き 胸が一杯になりました。
120席用意されていても 立ち見の方がいらっしゃる時もあったようです。時間が延び 遅くなったにもかかわらず NTT西日本中国吹奏楽クラブのサックス奏者 波山( はやま)様には とてもすばらしい演奏を聞かせていただきました。心の奥底まで し びれ 感動 感動!でした。
 多くの方の 応援 お手伝い お気ずかいによりできた発表会だと思っています。皆 様 まことにありがとうございました。そして来年も楽しみにしていますよ と お声 をいただきました 本当にありがとうございます。行き届かないことも多かったこと とおもいます。これにこりずにまた ご来場 ご出演くださいませ。ありがとうござい ました。(K)

 10月14日は興奮して、なかなか寝付けませんでした。音楽発表会でご尽力をいただ いた皆さん、どうもありがとうございました。
7月の呉市での「患者と家族の交流会 」に引続き、呉市からはるばる広島市までボランティアにお越しいただいた「にこに こ」さん、感謝いたします。「もうまく基金への募金も頂戴いたしました。頭が下が ります。
そして、2役も3役もされた司会者のKさん、「縁の下の力持ち」の役に徹し られたMさん、どうもありがとうございました。
Oさんのご紹介のゲストは運上人の ようでした。サックス演奏の感激、すばらしく、空気を読んでのアンコールにこたえ ていただき、感動でした。来場の皆さんは満足をされて帰宅をされたのではないでし ょうか。
一言でいえば、新鮮な音楽発表会だったと私は思います。次に向かう元気を いただけたと思います。皆さん、どうもありがとうございました。 (S)

以下に、呉市の「にこにこ」さんからのメールを貼り付けます。
 昨日はありがとうございました。遅くまでご苦労様でした。みなさま大変お疲れに なられたことと思います。最後に福山に帰られる方を駅まで誘導して戻ってきました。
 今年も充実した音楽祭で、とても楽しくサポートさせていただきました。ここまで の準備などいろいろ大変だったことと思います。来年をまた楽しみにしていますので 頑張ってもらってくださいね。皆様にどうぞよろしくお伝えして下さい。

参加者の感想は■会員の声に掲載しています。

3 アイフェスタふくやま(福祉機器展)(福山市)
 11月11日(日)に福山市で、アイフェスタが行われました。参加者は200名程度でした。
 私は相談コーナーで待機しました。神辺町からNさん夫妻が来られました。非会員 ですが、昨年、JRPSカレンダーをわざわざ本部から取り寄せられたとのことです。入 会を検討するとのことでした。広島市からも多くの会員が参加くださり、数日前に初 めて電話を頂きアイフェスタの案内をさ せていただいたHさんが彼女と一緒に来てく れました。最近、「ああるぴい」と診断を受けたとのことでしたが,お役に立ったで しょうか?
 会員のIさんは今年もPCコーナーの担当でした。PCの勉強より、あいさつに来る方 が多かったようです。
 当日はJRPSカレンダーを販売するとともに「もうまく基金」への募金もお願いしま した。毎年、住友生命様が「ユニバーサル カレンダー」を寄贈くださり、今年も20部頂戴 しました。「もうまく基金」に500円以上の寄付をしてくださった方に差し上げまし たが、大変喜んでいただきました。
もうまく基金の募金額は7月の患者と家族の交流 会、10月の音楽発表会と合わせると23892円となりました。ご協力を下さった皆さん 、どうもありがとうございました。(S)

4 視覚障害者のためのiPad体験会 基礎コース(広島市)
 12月16日 広島市心身障害者福祉センターにて、広島大学大学院教育学研究科 特別 支援教育学講座 との共催でiPad体験会を開催しました。
 体験会は1部ロービジョン、2部音声使用者共に定員を11名に増やしての体験者 でしたが、見学者を含めると延べ50名あまりの参加者で賑やかに、和やかな雰囲気 で進行しました。
 荒木副支部長の「私達の協会は医療法の確立とQOL生活の質の向上を目的に活動 していますが、医療法の確立はiPS細胞による再生治療を研究されている、当協会の 学術会員でもあられる理化学研究所の高橋政代プロジェクトリーダーは、医療講演で 、「2013年に臨床実験を実施するまで進みましたが、飛行機に例えて今はライト兄弟 の飛行機の段階で、まだ旅客機として誰でも乗れるようになるには20年ぐらい先に なるだろう」ともお話になっていますが、 私達の難病が将来治してもらえると言う 、明るい見通しが開けました。
先生はまた、治療を待つだけでなく今現在のQOL 生活の質の向上が大事ですと言われていました。情報障害者とも言われる私達は、情 報の取り込みが難しく不便を感じることが有りますが、ロービジョンケア、ICTの 活用で、克服したいものです。
今日の体験会のiPadの活用でご自身のQOL向上に 繋がるか、充分体験して頂きたいと思います。」 と挨拶の後、広島大学の氏間和仁 (うじま かずひと)准教授の 「この体験会は,iPadの様々な操作を実際に体験して いただき、学習上・生活上の困難を改善するための利用法や利用場面を理解していた だくことを目的に行われます。」とのお話しが有り、氏間先生と学生スタッフ4名の 進行で行われました。
iPadの各ボタンの説明、基本操作で、指1本から3本を使っての 画面の触れ方によって、起動・移動・操作することができます。
最初は指の動かし 方がぎこちなくうまく操作出来なかったのが何度も繰り返すうちにスムーズに操作で きるようになりました。
白黒反転、ズーム機能で文字の認識もしやすくなりました。
写真も撮って、ズーム機能で拡大して見ました。 他にも、アプリが沢山ありました が、私がいいなと思ったのは、電子書籍やニュースを読むアプリ、 色を教えてくれ るアプリですね。
2部の音声使用者のみなさんは、他の受講生に邪魔にならないよう に、イヤホンをつけ、ボイスオーバーというアプリを起動して音声案内で操作されて ました。
今回の体験会参加者の皆さん、iPadと仲良くなれましたでしょうか?
 今回の体験会には、NHKのカメラが入ってました。これは氏間研究室がこれまで 取り組んできた視覚障害教育におけるiPad活用について放送されます
NHK総合(中国地方向け)1月18日(金)19時30分〜19時55分)の「フ ェイス」という番組で、 「見える」が生きるを変える〜最新情報機器と視覚障害者〜 です。
(再放送 1月19日(土)10時05分〜10時30分) どうぞご覧下さい。(M)


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