あぁるぴぃ広島 49号


■活動報告


1 見えなくてもテニスが出来る! 〜 ブラインドテニス体験会〜(広島市)
 8月25日(日)、前日からの大雨の影響で朝からJRの各線で運転が見合わされました。お昼前には運転が再開されましたが、ダイヤが大幅に乱れて福山方面からの参加者はやむなく欠席となりました。参加者はスタッフも含めて視覚障害者が10名、ガイドヘルパーさん2名の12名、うち、ブラインドテニスが初体験という方は3名おられました。
 視野に入ればラケットにしっかりと当たり、慣れてくるとラリーも続くようになりました。1人の方はテニス経験者で、「まさかまたテニスができるとは思ってもみなかった」とコートの中で走り回れることをとても喜ばれていました。
JRPSに入会したばかりで行事にも初参加の方が2名おられたということもあって、 最後の30分は輪になってミニ交流会をしました。それぞれ、目の状態や近況など を自己紹介していただき、親睦が多少なりとも深められたかと思います。(N)
2 「世界網膜の日in新潟」
 先日の「世界網膜の日in新潟」に参加の皆さん お疲れ様でした。無事に帰られたことと思います。主催されました新潟支部の見なさん お世話になりました。大変お疲れのことと思います。ありがとうございました。
 広島県支部からは付き添いを含め5名で参加しました。Sさんご夫妻、Mさん(女性)と我が夫婦です。私は新潟は初めてです。そんな事で折角の新潟、3泊4日で計画しました。お陰様で、4日間とも天候に恵まれ、素晴らしい新潟を堪能することが出来ました。(I)
3 「患者と家族の交流会」(福山市)
 9月28日(土)の当日はご家族を含め、23名の参加がありました。全くの新規で、3組、5名の参加がありました。
 はじめに参加者 全員の自己紹介を行いました。
 そして支部長が開会のあいさつで次の3点の話をしました。
(1)病気のことをよく理解してください。
 夜盲があるかもしれません。合併症で白内障が出るかもしれません。症状が徐々に進行します。でも、突然、全盲はありえません。 治療法の確立をめざし、多くの先生が頑張っておられます。
(2)ご自身を受け入れてください。
 何事も申請主義です。身体障害者手帳を取得してください。手帳があると日常生活用具の申請が可能です。
 場合によっては特定疾患受給者証の申請をしてください。同行援護で、身体障害者手帳がなくても制度を使用できます。  白杖に抵抗がある方がおられます。「シンボル」「バンパー」「アンテナ」の三つの機能があります。ぜひ、迷わずに使用してください。
(3)情報をしっかりキャッチしてください。
 病気の治療に際し、中国の治療情報があります。正しい情報か、誤った情報か、素人には判断がつきません。
 JRPSには学術理事で高橋政代先生も就任をいただいています。正しい情報を取得できるという事で、JRPSへのご入会をお勧めします。本支部では年4回 会報を発行しています。ご希望の方はお申し付けください。
 次に「メガネのタナカ チェーン」さんによる視覚障害者の福祉機器の説明がありました。
 昼休みには福祉機器の展示をじっくりと見させていただきました。
 昼食後は晴眼者の4人の家族に疑似体験でシミュレーション眼鏡の体験をしていただきました。
 私たちはロの字形のテーブル配置で障害年金ほか、情報交換を図りました。
 当日は福山市ボランティア連絡協議会の「あゆみ会」5名の皆さんのサポートをいただき、誘導・机の配置・弁当殻の回収と大変お世話になりました。どうもありがとうございました。(S)

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