ねこぽんの徒然日記

巻の一

 あ〜困った、困った。このエッセイの依頼を、支部長の奥村さんから頂い た時、本当にそう思いました。奥村さん、本気なのかしら?この馬鹿げた私の頭の中身を、この貴重なページに、さらけ出してもいいのかしら?株じゃないけど、一気に質が、下落してしまうんじゃないかしら? 
 でもまあ、私の文章を読んで、クスッて笑っていただけたり、紅茶やコーヒーが、いつもより美味しく感じていただけたら、それでいいかしら?なーんて勝手に思っちゃって。(笑)

 自己紹介が遅れました。私の名前は、”ねこぽん”。
 生まれは岡山。メス猫です。 特技は、コインが落ちる音で、硬貨の種類を聞き分ける事。(なんで、よりによってお金何だか。笑)
 まあ、あんまり大したネコでない事は確かです。毛並みもまあまあだし。
 こんな私ですが、皆様、どうぞ宜しくお願い致します。
  
 今回は、”ねこぽんが行く、涙の小豆島ツア〜”というタイトルですニャー。
 私、雨女なんです。よりによって、旅行の当日、台風まで呼び寄せてしまって・・・。(笑)小豆島に着いたら、灰色の空と、灰色の海が私達を迎えてくれました。(なんて素敵な旅行のスタート。)
 色んな事を旅先でしました。白杖を持って、大浴場の着替え室をウロウロしたのは初めての経験。(意外に中が、明るくてラッキー。) なんか、大満足のお風呂タイムでした。
 やっと就寝。夜中に、二人とも眠れず、眼が覚めました。(同居人、オットセイと一緒。) このにっくきフワフワすぎる蒲団が、私達の睡眠を邪魔してるんだって、妙な事で意見が一致。二人とも、蒲団の下のマットを抜いて、「やっぱり私達、せんべい布団じゃないとね。」って、悲しい事で心が通じ合ったり。(大爆笑)
 ”小豆島大観音”というところにも行きました。手に何かが触れて、グラッとしたら、観音様でした。(中が暗かったニャー。笑)ちょうど肩くらいの高さで、観音様の、行列がず〜っと続いてるので、本当に、冷や汗をかきました。。
 帰りのフェリーに乗って、上を見上げると真っ青な空。フェリーの最上階は、あまりの強い風に、髪の毛が抜けるんじゃないかと心配しました。(そんな訳ないか。笑)
 「ねえ、タイタニックしたい!」(映画”タイタニック”で、女の人がデッキの先頭に立ち、風を切って、腕を鳥のように広げるシーンがあるのです。もちろん、恋人が腰を支えるのですが。)
 私が、そんな事をウキウキしながら、最後の思い出作りに、オットセイにおねだりしたのです。が、「恥ずかし〜!」と、一言。オットセイは、プイッとあっちを向いてしまいました。(涙、涙)
 ああ、涙の小豆島旅行は、こうして、幕を閉じたのでした。チャンチャン。
 
 それでは皆様、又お会いする日まで。さらばニャー。
            ねこぽん。

ねこぽんさんへのメールはこちらまで。ちゃんとご本人へ転送しますので、応援よろしくお願いします。いっぱい応援メールが届けば執筆にも力が入るかも。(奥村)

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